エリアで探す(北野・西陣エリア)
概要
洛中の一番北西にあたり、京都御苑の西、二条城の北、そして嵯峨嵐山の東側に位置する一帯。
室町時代に応仁の乱で西軍を率いる山名宗全が本陣を置いたことから「西陣」と呼ばれている地域で、その名がついた京都の伝統工芸として名高い高級絹織物「西陣織」の産地として世界的に知られています。
この近辺には春は梅の名所として知られ学問の神様としても名高い「天神さん」こと菅原道真公を祀る北野天満宮や桜の名所として知られる平野神社などの観光スポットがあります。
また北野天満宮前から続く京都最古にして由緒格式の高いの花街として知られる上七軒や日本きっての茶道の家元が立ち並ぶ小川通など、茶道家や寺院、織屋、商家などが集中するこの地域では、京都の伝統と風情のある街並みをたっぷり味わうことができます。
アクセスは京都駅からの市バスは充実していますが、電車は少なく地下鉄烏丸線の鞍馬口や今出川駅からもアクセス可能ですが若干歩かなくてはいけません。
その他には四条大宮から嵐山を結ぶ嵐電の帷子ノ辻駅から北野白梅町まで嵐電北野線が通っているので、洛西の嵯峨嵐山方面とセットで観光することは十分に可能です。
主なスポット
- 寺社
- 北野天満宮・平野神社・千本釈迦堂・千本えんま堂・釘抜地蔵・妙蓮寺・晴明神社・建勲神社
- その他
- 西陣織会館・上七軒・小川通・茶道資料館・船岡山公園
- ショッピング
- 北野商店街・イズミヤ白梅町店
アクセス
- 京都駅から市バス「上七軒」まで35分、「千本今出川」まで30分(9・50・101・201・203・206系統)
- 京福電鉄北野線「北野白梅町」
- 地下鉄烏丸線「鞍馬口」「今出川」
観光スポット
北野界隈
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上七軒歌舞練場(北野をどり)
北野天満宮東側の京都最古の花街・上七軒にある劇場で、芸舞妓が日頃より稽古に精進し春には「北野をどり」、秋には「寿会」の舞踊公演も行われる。 1897年頃に建設の後、何度かの増改築を経て1951年に現在の姿となり、2009年には京都市の「歴史的風致形成建造物」に指定。 舞踊公演の他にも夏にはビアガーデンなども開催される
西陣界隈
体験施設
ショッピング
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上七軒(上七軒匠会)
北野天満宮の東、京都五花街の中で最古の歴史を持つ。室町期に北野天満宮再建の際に残った資材を使い七軒の茶店を建てたのが名前の由来。 西陣の繁栄に合わせて隆盛を極める。団子の紋章は豊臣秀吉の北野大茶会の際に献上し大いに誉められたことにちなむ。 舞芸妓の舞台として上七軒歌舞練場も隣接