建勲神社
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比叡山・大文字山を望む船岡山の高台に信長を祀る社
船岡山東南にある織田信長・信忠親子を祀る社。 戦国時代に天下統一・朝儀復興を進めた信長の偉勲を称え明治天皇の宣下により1870年に東京の織田邸内で創建、のち現在地に。 拝殿に信長公36功臣のうち18功臣の額を飾る。 10/19には信長上洛にちなみ船岡祭を開催。敦盛や火縄銃演武が奉納される
建勲神社とは?(基本データ)
- 名前
- 建勲神社(たけいさおじんじゃ・けんくんじんじゃ)
- エリア
- 北野・西陣
- ジャンル
- 建立・設立
- 1869年(明治2年)、戦国乱世において天下統一・朝儀復興などの事業を進めた織田信長の偉勲に対し明治天皇より神社創立の宣下
1870年(明治3年)、明治天皇より「建勲神社」の神号が下賜され東京の織田邸内と織田家旧領地の山形県天童市に創建される
1875年(明治8年)、別格官幣社に列せられる
1880年(明治13年)、豊臣秀吉によって信長の廟所と定められた船岡山に社殿を新たに造営、信長の嫡子・織田信忠を配祀
1910年(明治43年)、社殿を船岡山の中腹のから山頂の現在地へ移転 - 創始者
- 明治天皇
- 祭神
- [主祭神] 織田信長(贈・太政大臣、贈・正一位)
[配祀] 織田信忠(信長の子、従三位左近衛中将) - ご利益
- 国家安泰・万民安堵
一般には大願成就・開運・難局突破・産業指導の神・災難除け - 例祭
- 7/1
他に船岡祭(船岡大祭)(10/19)などが知られる - 神紋・社紋
- 五瓜に唐花の木瓜紋(もっこうもん)(織田家の家紋)
- 札所等
- 京都刀剣御朱印めぐり
- アクセス
- 駐車場
- なし
- 拝観料
- 境内拝観自由
- お休み
- 年中無休
- 拝観時間
- 9:00~17:00(社務所)
- 住所
- 〒603-8227
京都府京都市北区紫野北舟岡町49 - 電話
- 075-451-0170
- FAX
- 075-451-0170
- 公式サイト
- 織田信長公をお祀りする 京都船岡山 建勲神社
建勲神社 Twitter
建勲神社の地図
建勲神社のみどころ (Point in Check)
京都市北区紫野の船岡山の東南一帯に鎮座し、戦国時代の英雄・織田信長を主祭神とし、その子・信忠を配祀する神社。
正式には「たけいさおじんじゃ」でが、一般には「けんくんじんじゃ」「けんくんさん」と通称され親しまれています。
創建は明治初期と京都の寺社の中では比較的新しく、1869年12月10日(明治2年11月8日)、「日本が外国に侵略されなかったのは、天下統一を目指して日本を一つにまとめた信長のおかげ」として、織田信長の功績を称え明治天皇の命により「建勲」の神号が与えられ、「健織田社(たけしおりたのやしろ)」の創建が決定。
翌1870年11月10日(明治3年10月17日)、信長の子孫にあたる天童藩知事・織田信敏の東京の邸内にて創建されました。
ちなみに同じく織田家旧領地の山形県天童市にも建勲神社が造営されています。
その後1875年(明治8年)4月24日、別格官幣社に列せられ、京都の「船岡山」に社地を賜ります。
この点、船岡山が選ばれたのは、この地が「本能寺の変」の後に信長が葬られた大徳寺(塔頭・総見院)の南に位置し、豊臣秀吉によって信長の廟所と定められた地であったためでした。
1880年(明治13年)9月、新たに社殿を造営し東京より遷座し、1881年(明治14年)には信長の嫡子・織田信忠を配祀。
1910年(明治43年)、社殿を山麓から山頂へと移転し現在に至ります。
(元々は山麓の表参道を少し登った現在「大平和敬神」の石碑が建っている場所に本殿があった)
船岡山は平安京造営の際、四神相応の「玄武」の地として北の基点になったとされる標高45mの小高い丘で、平安京造営当時は大宮人の清遊の地として名高かった場所です。
(聖徳太子の文献にもその名が出てくるなど古くから京都文化の基点だった)
また「応仁の乱」の際には西軍の陣地となり、国の史跡にもなっています。
その他にも古代の京都盆地の植生がよく残されており、1995年(平成7年)に京都府により「京都の自然100選」第1号にも指定。
緑豊かな境内からは比叡山や大文字山(如意ヶ嶽)など東山三十六峰の眺望を楽しむことができ、京都の夏の風物詩「五山の送り火」の観賞スポットとして有名な場所です。
普段は市民の憩いの場で、桜や紅葉の名所としても知られています。
そんな東山を見晴らすことができる絶景の地に本殿、拝殿、貴賓館、社務所などの建物が整然と立ち並び、境内には拝殿の織田信長、木下藤吉郎(豊臣秀吉)、柴田勝家らの肖像画や信長を一躍有名にした有名な「桶狭間の合戦」の出陣の際の「人間五十年 下天のうちをくらぶれば…」の「敦盛」の一節が刻まれた石碑など、信長ゆかりのものを各所で目にすることができます。
ご利益も祭神・織田信長の業績にちなみ、国家安泰・難局突破・大願成就。
行事としては10/19に開催の「船岡祭(船岡大祭)」が有名で、1568年(永禄11年)、信長が初めて京都に入った上洛の日を記念し開催され、信長ゆかりの宝物の公開や敦盛の舞や舞楽奉納、武者行列を従えた渡御や年によっては火縄銃の実射なども行われます。
近年は所蔵する国の重要文化財の日本刀「宗三左文字(そうざさもんじ)」が人気ゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)」の影響により注目を集め、京都で刀剣にゆかりのある粟田神社、藤森神社、豊国神社とともに「京都刀剣御朱印めぐり」を不定期で開催し、特に若い女性を中心に人気を博しています。
建勲神社の施設案内
東参道
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石標
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建勲前通
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船岡東通
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大鳥居
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石標
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受付
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参道
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桜
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石段
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狛犬
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東参道
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桜
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桜
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旧本殿真音柱跡
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大平和敬神神石
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命婦元宮
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義照稲荷社
本殿
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石段
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分岐
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境内図
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石標?
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表参道
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敦盛歌碑
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参道
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貴賓館
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社務所
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祭器庫
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手水舎
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狛犬
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桜
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船岡妙見社
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枝垂桜
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拝殿
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祓串
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神門(祝詞舎)
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本殿
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桜
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神饌所
南参道
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石標
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南参道
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史跡船岡山の碑
北参道
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建勲神社前
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建勲神社前バス停
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建勲神社前バス停
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石標
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北参道入口
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見取図
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北参道
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北参道入口
船岡山公園
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船岡山公園入口
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参道
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分岐
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応仁永正戦跡の碑
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広場
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WC
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遊具
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藤棚
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藤棚
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旧ラジオ塔
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野外演奏場
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参道
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大文字・妙法・船形・左大文字の眺望
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あずまや
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参道
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WC
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建勲神社境内の表示
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旧国旗掲揚台
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あずまや
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桜
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巨岩群
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頂上(標高112m)
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サイレン塔
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旧猿舎
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左大文字の眺望
周辺
建勲神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭・初詣
- 1/3
元始祭
- 2月上
末社義照稲荷社 初午祭
- 2/11
紀元祭
- 2/17
祈年祭
- 4/10頃
「大平和敬神」神石 大和祭
- 4/29
昭和祭
- 6/30
夏越大祓式・茅の輪神事
- 7/1
例大祭(例祭)
- 10/19
船岡大祭
- 11/23
新嘗祭
- 11/23
末社義照稲荷社 御火焚祭
- 12/23
天長祭
- 12/31
晦日大祓式
- 12/31
除夜祭
毎日・月並行事
- 毎月1日
月次祭