「洛陽十二支妙見めぐり」とは
妙見大菩薩は北極星・北斗七星を神格化した菩薩で、諸星の王として宇宙万物の運気を司どり支配、鎮宅霊符神・玄武神として鎮護国家の守り本尊とされていた。
「洛陽十二支妙見」とは京都御所の紫宸殿を中心に京都市内の十二支の方角の寺院に祀られた妙見大菩薩のこと。
そして「洛陽十二支妙見めぐり(らくようじゅうにしみょうけんめぐり)」とは、この12箇所の霊験あらたかな妙見宮をめぐり、開運・厄除を祈願するご利益めぐり。
江戸時代中頃に庶民の間で盛んだったが、時の流れと様々な背景により一時的に廃れてしまっていたが、1986年(昭和61年)に「洛陽十二支妙見会」が新たに発足され、200の歴史と伝統を今に伝えている。