白峯神宮
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白峯神宮とは?(基本データ)
- 名前
- 白峯神宮(しらみねじんぐう)
- エリア
- 北野・西陣
- ジャンル
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寺社 市天然記念物 桜 名水 必勝祈願 京洛八社集印 夏越祓・茅の輪 七夕 観月祭 火焚祭 蹴鞠 神楽・湯立神楽 御弓神事
- 建立・設立
- 1868年(明治元年)、崇徳天皇を祭神に創建
1873(明治6)年に淳仁天皇を合祀
1940年(昭和15年)に官幣大社に昇格、神宮号の宣下を受けて「白峯神宮」に改める - 創始者
- 第122代・明治天皇
- 祭神
- 第75代・崇徳天皇・第74代・淳仁天皇
- ご利益
- 技術上達・必勝祈願
- 例祭
- 4/14(淳仁天皇祭)
9/21(崇徳天皇祭) - 神紋・社紋
- 皇室の「菊花紋(十六八重表菊)」
- 札所等
- 京洛八社 集印めぐり
- アクセス
- 駐車場
- なし
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 社務所 8:00~17:00
- 住所
- 〒602-0054
京都府京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261 - 電話
- 075-441-3810
- FAX
- 075-441-3820
- 公式サイト
- スポーツの守護神 白峯神宮
白峯神宮の地図
白峯神宮のみどころ (Point in Check)
京都市上京区飛鳥井町、「堀川今出川」の交差点より、今出川通を東へすぐの位置に鎮座する、明治天皇が創建した神社。
明治天皇の父で平安京最後の天皇となった孝明天皇は、崇徳天皇をを慕い、崇徳天皇の眠る讃岐国(香川県)の白峯陵からその御霊を京都に移して祀ることを幕府に命じますが、ほどなく崩御。
1868年(明治元年)に明治天皇によって父の遺志を継ぐ形で創建され、その後1873(明治6)年には淳仁天皇も合祀されています。
ちなみに崇徳天皇は平安末期の天皇で、源平が争った「保元の乱」で讃岐国(香川県)に、他方「日本書紀」を編集した舎人親王の皇子である淳仁天皇は奈良時代の天皇で、僧・道鏡と恵美押勝の争い「藤原仲麻呂の乱」で淡路島に、ともに配流となった悲運の天皇として知られています。
1940年(昭和15年)に官幣大社に昇格し、神宮号の宣下を受け、崇徳天皇の崩御の地である白峯山にちなん「白峯神宮」と名付けられました。
技術上達・必勝祈願のご利益で知られ、現在は球技愛好者より篤い信仰を受けており、社殿前にはサッカーや野球、バレーボールの日本代表チームや、Jリーグに所属する選手などから奉納されたボールやサイン色紙などが数多く見られます。
とりわけ1998年のW杯初出場の際にマスコミ等で紹介されたこともあり、サッカーの守護神として、日本サッカー関係者の参詣が多いことでも知られています。W杯や五輪で日本代表が使用したボールがあるほか、W杯が開催される際には応援絵馬も備えられるといいます。
これは元々神社のあった場所が蹴鞠・和歌の宗家・飛鳥井家(あすかいけ)の邸跡(明治維新後に東京に移ったが摂社として残された)であり、境内の地主社が飛鳥井家の守護神である「鞠の精大明神(せいだいみょうじん)」を祀り「蹴鞠の神様」として有名であることにちなんでいます。
ちなみに「蹴鞠」については現在も京都で一目置かれる存在であり、正月1月4日の下鴨神社の「蹴鞠はじめ」や、2月11日の上賀茂神社の「紀元祭」での蹴鞠奉納は、いずれも白峯神宮の蹴鞠保存会によるもの。
そして白峯神宮においても毎年4月14日の「春季例大祭・淳仁天皇祭」と7月7日の「精大明神例祭・七夕祭」に蹴鞠の奉納が行われていて、平安時代の雅な衣装に身を包んだ人々の蹴鞠を見ることができるほか、蹴鞠奉納の後には誰でも参加できる蹴鞠体験も行われています。
その他に行事としては蹴鞠と同じ7月7日の「精大明神例祭・七夕祭」で奉納される「小町をどり」が有名。
「精大明神」は「七夕の神」ともいわれ、彦星と織姫や元禄風の衣装・髪型に化粧を施した少女たちが芸能・学問の向上を祈って可憐に舞い踊る姿は京都の七夕の風物詩となっています。
また木々も豊かで、天皇家にゆかりの深いことを感じさせる「右近の橘」に「左近の桜」、薄黄緑色の花を咲かせる「黄桜」、京都では最大で樹齢800年、京都市指定の天然記念物でもある「小賀玉(おがたま)の木」や3本1組の葉が非常に珍しい「三葉の松」、「昭和天皇お手植えの松」などがあることでも知られています。
白峯神宮の施設案内
本殿
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鳥居
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石標
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正門
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参道
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拝殿(舞台)
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左近の桜(撫子桜)
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右近の橘
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本殿
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奉納品
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含笑花
境内東側
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手水舎(飛鳥井)
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小賀玉の木(オガタマノキ)
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西村尚歌碑
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蹴鞠の碑(撫で鞠)
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百日紅
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昭和天皇御手植の松
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地主社(じしゅしゃ)
以下の神を祀る
精大明神(せいだいみょうじん)「まり精大明神」とも言い、球技・スポーツ芸能上達の神とする。例祭7月7日で、七夕の神とも 柊大明神(厄除・延命長寿の神 例祭2月節分)
今宮大神(無病息災の神 例祭10月9日)
白峯天神(学業成就の神 例祭3月25日)
糸元大明神(織物繁栄・和装の神 例祭10月10日)
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崇徳天皇欽仰之碑
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伴緒社(とものおしゃ)
源為義・源為朝を祀り、武道・弓道上達の神として信仰される
例祭 11月15日
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潜龍社(せんりゅうしゃ)
1950年(昭和30年)、本殿にて御火焚祭の斎行中、炎の中に出現したという白峯龍王命・紅峯姫王命・紫峯大龍王命の3柱の龍神を祀る
潜龍社の脇にある潜龍井の水を飲むと、諸々の悪縁を断ち、災難除・病気平癒・事業隆昌などに霊験ありとされる
例祭日 11月23日
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潜龍水(笑い龍)
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通用門
境内西側
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通用門
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社務所
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奉納品
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三葉の松
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斎館
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藤棚(上り藤)
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鞠庭
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鬱金の桜(黄桜)
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納札所
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神饌所
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両道館
周辺
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今出川通
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堀川今出川バス停
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堀川今出川バス停
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地下鉄今出川駅
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フレスコミニ
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ファミリーマート
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堀川今出川
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堀川通
白峯神宮の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭
- 1/3
元始祭
- 2月節分
節分祭(鬼遣い豆まき神事)
15:00 神符守札焼納神事
16:00 柊大明神例祭- 2/11
紀元祭
- 2/17
祈年祭
- 3月第1土曜
交通安全祈願祭
- 3/21
春季皇霊祭
- 4/14
春季例大祭 淳仁天皇祭
蹴鞠奉納
10:30- 5/5
子供の日 武道奨励繁栄祭・古武道奉納報告祭
9:00
11:00- 6/30
夏越大祓式(茅の輪くぐり神事)
- 7/7
精大明神例祭(七夕祭)
13:30より祭典(祭典中に山城舞楽)
15:00 蹴鞠奉納
16:00 小町踊り奉納奉告祭- 8/15
戦没者慰霊祭
- 9/21
秋季例大祭(崇徳天皇祭)・上京薪能
11:00
- 9月秋分の日
秋季皇霊祭
- 10月望月の日
観月祭・献燈講祭(観月の夕べ)
管絃・舞楽
18:00- 10/17
神嘗祭当日祭 神嘗奉祝祭
- 11/15
伴緒社祭(御弓神事) 七五三詣
- 11/23
新嘗祭
日供講大祭・献茶式・潜龍大明神祭・御火焚祭
- 12/31
大祓式・除夜祭