エリアで探す(宇治市エリア)
概要
京都市の南に隣接する宇治市一帯を中心とするエリア。伏見・桃山エリアや醍醐エリアの更に南に位置し、平安時代から貴族の別荘地として知られ源氏物語のラストを飾る宇治十帖の舞台として登場し、源平合戦の舞台として平家物語などえも名前の出てくる歴史ある街です。
アクセスは京都駅からなら南へ伸びるJR奈良線で一本で行けるほか、京都市内東部を流れる鴨川の東岸を南北に走り大阪へと通じる京阪京都本線でも出町柳から河原町のある祇園四条を通って伏見の中書島まで向かい、そこから京阪宇治線に乗り換えれば黄檗、三室戸、そして宇治へ向かうことができます。
宇治エリアは黄檗にある萬福寺と三室戸にある三室戸寺を除くとほぼすべての見どころは宇治駅周辺にあります。
とりわけJRや京阪と並行するように南北に走る府道7号線と宇治川が交差している所に架かる宇治橋は宇治のシンボルともいえ、この橋を中心にその南側にオススメスポットが集中しています。
まず宇治橋の西詰から南には世界遺産で10円玉にも描かれている鳳凰堂のある平等院があり、平等院の表参道にはたくさんの宇治茶に関連するお店やお土産屋が軒を連ねています。
そしてその平等院のすぐ東側は宇治川の西岸に面していてあじろぎの道という遊歩道があるのですが、そのあたりにはちょうど川の真ん中に中の島地区と呼ばれる塔の島・橘島の2つの中洲があり、その2つの島に加えて宇治川の左岸にあるよりみち公園という公園を合わせて宇治公園と呼ばれ、遊覧船を楽しんだり住民や観光客の憩いの場として親しまれていると同時に、春には桜まつり、夏には鵜飼や花火大会、秋には観月茶会と茶まつりといった行事の舞台にもなります。
一方宇治橋の東詰には世界遺産の宇治上神社や宇治神社・興聖寺などの寺社仏閣や源氏物語ミュージアム、更に少し足を伸ばせばアジサイやツツジを筆頭に花の寺としても名高い三室戸にある三室戸寺にも向かうことができます。
主なスポット
- 寺社
- 平等院(世界遺産)・宇治上神社(世界遺産)・宇治神社・興聖寺・橋姫神社・三室戸寺・萬福寺
- その他
- 宇治橋・宇治公園・源氏物語ミュージアム
- ショッピング
- 宇治橋通商店街・平等院表参道商店会
アクセス
- 京都駅からJR奈良線「宇治」まで約20分
- 祇園四条から京阪本線「中書島」で乗り換え、京阪宇治線「宇治」
観光スポット
宇治地区
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宇治公園(京都府立宇治公園)
宇治橋の南、宇治川の中州に浮かぶ塔の島・橘島の中の島地区と西岸のよりみち公園で構成。 緑豊かな自然の中に名勝や史跡が点在、桜の名所として有名なほか観光船にも乗船できる。 花火大会や鵜飼、茶まつりなど四季を通じて様々な行事も開催。 塔の島の鎌倉後期の十三重石塔は日本最大の高さ15mで重文
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山城総合運動公園(太陽が丘)
太陽が丘の愛称を持つ府立の総合公園。1988年の京都国体では夏季大会の主会場に。 中央広場の公園センターを中心に東の陸上競技場や野球場、京都最大の屋外プールなど運動施設ゾーン、西の豊かな自然を活用した4つの森からなるレクリエーションゾーンで構成。 様々なイベントも開催され年間利用者100万人
三室戸地区
黄檗地区
体験施設
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源氏物語ミュージアム
1998年宇治十帖ゆかりの地に開館した源氏物語に関する資料を収集・保管・展示する市営の博物館。 復元模型や映像を通じ物語の世界を分かりやすく紹介、ゲームやクイズも楽しみながら平安文化に親しめる。 喫茶コーナー花散里やミュージアムショップ、源氏の小径や中庭には物語にちなむ四季折々の植物も