智積院
詳細地図
閉じる
長谷川等伯一門による国宝の障壁画と名勝庭園で有名
真言宗智山派総本山。元は紀州根来寺の一院だったが豊臣秀吉の根来攻めで焼失。 その後徳川幕府より秀吉が3歳で没した長男・鶴松の菩提を弔うために建てた祥雲寺の寺地を豊臣家滅亡後に与えられ復興。 院内に展示の長谷川等伯一門の描いた障壁画は国宝
智積院とは?(基本データ)
- 名前
- 智積院(ちしゃくいん)
- エリア
- 東山七条
- ジャンル
-
寺社 国宝絵画 名勝 梅 山茱萸 皐月 桔梗 真言十八本山 近畿三十六不動尊 十三佛 神仏霊場会 写経体験 灌仏会・花まつり 除夜の鐘 成人式
- 正式名
- 五百仏山根来寺智積院(いおぶざん ねごろじ ちしゃくいん)
- 建立・設立
- 鎌倉中期、頼瑜により大伝法院(根来寺)が高野山から根来山へ移され大いに栄える
南北朝時代、真憲坊長盛により大伝法院の塔頭として智積院が創建される
1585年(天正13年)、豊臣秀吉と対立し根来山内の堂塔のほとんどが灰燼に帰し京都に逃れる
1598年(慶長3年)、豊臣秀吉が亡くなり洛北にて智積院を再興
1601年(慶長6年)、関が原の戦いで勝利した徳川家康の命により東山の豊国神社境内の坊舎と土地が与えられる
1615年(元和元年)、大阪の陣で豊臣氏が滅ぶと秀吉が3歳で死去した愛児鶴松の菩提のため創建した祥雲寺の寺地を与えられて規模を拡大 - 創始者
- [開基(中興第1世)] 玄宥(げんゆう)
- 宗派
- 真言宗智山派総本山
- 山号
- 五百佛山(いおぶさん)
- 本尊
- 金剛界大日如来(だいにちにょらい)
- 寺紋
- 桔梗
- 札所等
- 真言宗十八本山7番
近畿三十六不動尊 第20番
京都十三仏霊場 第1番
神仏霊場巡拝の道 第120番 - アクセス
- 駐車場
- バス10台分 無料
自家用車30台分 無料 - 拝観料
- 境内自由
■収蔵庫及び名勝庭園(共通料金)
├大人 500円
├中・高校生 300円
└小学生 200円
※団体割引は20名以上で50円引 - お休み
- 年末(12月29日~31日)
- 拝観時間
- 9:00~16:30(受付16:00まで)
- 住所
- 〒605-0951
京都府京都市東山区東大路通り七条下る東瓦町964 - 電話
- 075-541-5361
- FAX
- 075-541-5364
- 公式サイト
- 真言宗智山派 総本山智積院
真言宗智山派 総本山智積院 Facebook
総本山 智積院 Instagram
真言宗智山派 全日本仏教会
第20番 智積院 近畿36不動尊霊場会 公式サイト
第一番 不動明王 智積院 京都十三佛霊場
智積院の地図
智積院のみどころ (Point in Check)
京都市東山区東瓦町、東山七条交差点の東側に位置する寺院で、真言宗智山派の総本山。
元々は紀州根来山(和歌山県)の大伝法院(根来寺(ねごろじ))に由来(南北朝時代に大伝法院内の一院として開かれた学頭坊だった)。
根来山は、弘法大師・空海が開いた高野山から平安末期に分かれ、興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)によって開山された新義真言宗の拠点です。
戦国時代に最盛期を迎えますが、1585年(天正13年)に豊臣秀吉によって一山ごと焼き払われ、紀伊から京都へと移ります。
その後秀吉が没すると、難を逃れていた大伝法院学頭坊の能化(のうげ=住持)だった玄宥(げんゆう)は根来再興を新たに天下人となった徳川家康に願い出。
1600年(慶長5年)に現在の寺地を寄進され、翌1601年(慶長6年)に再興を果たしました。
ちなみに寺地は1592年(文禄元年)に3歳で病死した秀吉の愛児・鶴松(つるまつ)の菩提を弔うために創建された「祥雲禅寺(しょううんぜんじ)」と豊国社の社域であったところで、坊舎の一部と寺領200石を寄進され再建されています。
以来、諸堂塔が次第に建立され、江戸時代には新義真言宗の学問の中心として多くの優れた学匠が集まり、仏教研学の道場として栄えました。
明治初期に廃仏毀釈の影響を受けますが、1900年(明治33年)に全国に約3000余の末寺および約30万人の檀信徒を擁する真言宗智山派の総本山となり現在に至ります。
本堂にあたる金堂は明治期に焼け、現在のものは1975年(昭和50年)の再興。
多くの貴重な文化遺産を有し、中でも名勝庭園は桃山から江戸期にかけて造られた江戸初期を代表する池泉廻遊式庭園で、中国の廬山を形どって作られた「利休好みの庭」として有名です。
また大書院の長谷川等伯(1539-1610年)とその弟子達によって描かれた「楓図」「松に立葵図」や等伯の長男・久蔵の作とされる「桜図」は桃山文化を代表的する極彩色の豪華な障壁画で国宝。現在は収蔵庫にて展示されています。
四季折々の草花を楽しめることでも知られ、桜や紅葉のほか、寺紋にもなっている桔梗(キキョウ)や名勝庭園の皐月(サツキ)、紫陽花(アジサイ)や梅などを楽しむことができます。
ちなみに智山派の寺院は関東に多く、大本山として、千葉県成田市の「成田山」で知られる新勝寺(成田不動)や、初詣の人出で例年日本一を争う神奈川県川崎市の「川崎大師」で知られる平間寺、および東京都八王子市の高尾山薬王院などの有名な寺院があります。
また別格本山としては東京都の高幡山金剛寺、名古屋市の大須観音寶生院があります。
智積院の施設案内
金堂・明王殿(不動堂)
-
-
総門
-
-
出入口
-
-
受付案内所・朱印所
-
-
境内図
-
-
WC
-
-
駐輪場
-
-
石碑
-
-
大日如来像
-
-
四阿
-
-
中門
-
-
北門
-
-
智積院会館
-
-
茶寮ききょう
-
-
寺誌碑
-
-
石碑
-
-
冠木門
-
-
参道
-
-
桔梗
-
-
延命子育地蔵
-
-
井戸
-
-
鐘楼堂(智専之鐘)
-
-
柴灯護摩道場
-
-
桔梗
-
-
玄宥僧正像
-
-
仏足石
-
-
戦没者慰霊供養塔
-
-
金堂
-
-
明王殿(不動堂)
-
-
宗務庁
-
-
専修学院
-
-
智山文庫
-
-
ハス
-
-
境内整備事業記念碑
-
-
アジサイ
-
-
学侶墓地
-
-
納骨塔納骨供養塔
-
-
能化墓地
-
-
光明殿
大師堂
-
-
石段
-
-
弘法大師像
-
-
稚児大師像
-
-
大師堂
-
-
運敞蔵
-
-
宝篋印塔
-
-
鐘楼
-
-
井戸
-
-
愛宕大権現
-
-
天満宮
-
-
白山大権現
-
-
藤森天王
-
-
第一行堂
-
-
僧坊
-
-
第二行堂
-
-
拝殿
-
-
興教大師像
-
-
密厳堂
-
-
三部権現社(鎮守堂)
-
-
拝殿
-
-
求聞持堂
-
-
第三行堂
-
-
先師塔
-
-
アジサイ
名勝庭園・宝物館
-
-
拝観受付
-
-
収蔵庫(宝物館)
-
-
唐門
-
-
講堂
-
-
高浜虚子句碑
-
-
稲荷大明神?
-
-
サツキ
-
-
名勝庭園
-
-
池泉
-
-
一文字型手水鉢
-
-
サツキ
-
-
大書院
-
-
玄関
-
-
宸殿
-
-
御居間
-
-
奥書院
-
-
水屋
-
-
本坊(法務所)
-
-
井戸
-
-
大玄関
-
-
WC
-
-
庭園
智積院の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
修正会(しゅしょうえ)
- 1/15
新年祝祷会(しんねんしゅくとうえ)・お昆布式
- 2/3
節分会
- 2/15
常楽会(じょうらくえ)
- 3/6~3/12
伝法灌頂
非公開
- 3月春分の日
春季彼岸会法要
- 3/21
正御影供
- 3/30
得度式(とくどしき)
非公開
- 4/8
仏生会(花まつり)
- 6/15
青葉まつり
- 7/30
得度式
非公開
- 8/12
総本山施餓鬼会(せがきえ)
- 8/24
地蔵盆会
- 8/31
永代・納骨・日月牌総供養法要
- 9/10
運敞僧正忌(うんしょうそうじょうき)
- 9月秋分の日
秋季彼岸会法要
- 10/3
戦没者慰霊法要
- 10/4
玄宥僧正忌
- 12/8
成道会
- 12/10~12/12
冬報恩講(ふゆほうおんこう)
- 12/31
除夜の鐘
鐘楼堂において法要ののち撞く、一般参加可能で人数制限なし
鐘を撞いた方に数量限定で智積院の守り札を授与、参列者には飲み物等の接待も(大根炊きと生姜湯)
月並行事
- 毎月12日
月並報恩講
- 毎月21日
月並御影供
- 毎月21日
写経のつどい
- 不定期
阿字観会
花ごよみ
智積院のレポート・旅行記
-
-
-
2017年06月15日
智積院 青葉まつり2017 まんだら市
-
-
-
-
2017年06月15日
智積院 青葉まつり2017 庭園(利休好みの庭)無料拝観
-
-
-
-
2017年06月15日
智積院 青葉まつり2017 柴燈大護摩供養
-
-
-
-
2017年06月15日
智積院 青葉まつり2017 お堂巡り
-
-
-
-
2017年06月15日
智積院 青葉まつり2017 お練り行列
-
-
-
-
2017年06月10日
智積院の紫陽花(アジサイ)2017
-
-
-
-
2016年11月23日
京都の紅葉2016 智積院
-