長楽寺 京都観光

長楽寺

長楽寺

 

 

長楽寺とは?(基本データ)

名前
長楽寺(ちょうらくじ)
エリア
祇園・東山
ジャンル

寺社 東山連峰 紅葉 名水 洛陽三十三所観音 写経体験 お墓・墓所 除夜の鐘

建立・設立
805年(延歴24年)
創始者
[開基] 伝教大師最澄
[中興] 国阿(こくあ)
宗派
時宗遊行派
山号
黄台山(おうだいさん)
本尊
准胝観世音菩薩
寺紋
隅切角に三(時宗の宗紋)
札所等
洛陽三十三所観音霊場 第7番
アクセス
  • 京阪本線「祇園四条」駅下車 東へ徒歩約15分
  • 阪急京都線「京都河原町」駅下車 東へ徒歩約20分
  • 京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車 南へ徒歩約12分
  • 京都市営バス「祇園」(12・31・46・80・急100・201・202・203・206・臨号系統)下車 徒歩約10分
  • 京都バス「東山三条」(18系統)下車 徒歩約15分
  • 京阪バス「祇園」(83・84・85・86・87・88系統ほか)下車 南へ徒歩約10分
  • 名神高速道路「京都東IC」より約24分
駐車場
なし
円山公園入口市営駐車場
知恩院前駐車場(大型バスも可)
拝観料
高校生以上 500円(団体450円)
小人 250円(団体230円)
■春と秋の特別拝観(4/1~5/10・10/20~11/30)
├高校生以上 650円(団体600円)
└小人 300円(団体270円)
※特別展解説書を無料配布
※団体割引は20人以上
※住職の法話希望の場合は要予約
■筑前琵琶で語る「平家物語」
└冥加料3,000円
■もみじ祭り
└志納4,000円
お休み
木曜日定休(特別拝観期間中は無休)
拝観時間
9:00~17:00
住所
〒605-0071
京都府京都市東山区円山町626(八坂鳥居前東入)
電話
075-561-0589
FAX
075-561-8550
公式サイト
京都・東山 平家物語ゆかりのお寺 長楽寺
洛陽三十三所観音巡礼 第七番札所 長楽寺
京都東山 長楽寺宿坊 遊行庵

長楽寺の地図

長楽寺のみどころ (Point in Check)

京都市東山区八坂鳥居前東入円山町、円山公園の東奥、八坂神社の南楼門を出て左(東)へまっすぐ続く坂を上がった突き当たりにある時宗遊行派の寺院。山号は黄台山(おうだいさん)、本尊は准胝世観音菩薩。

平安初期の805年(延暦24年)、桓武天皇の勅命により伝教大師最澄が天台宗の寺院として創建したのがはじまり。

当初は比叡山延暦寺の別院として建てられましたが、法然の弟子・隆寛(りゅうかん 1148-1228)がこの寺に居住して念仏を広め多念義または長楽寺流と呼ばれるなど鎌倉初期には浄土宗、更に室町初期に僧・国阿(こくあ)が一遍を開祖とする時宗に改宗し、1906年(明治39年)には時宗遊行派の総本山格であった名刹・七条道場金光寺と合併しています。

この点、江戸時代までは円山公園の大部分を含む東山一帯に広大な寺域を持った有名寺院でしたが、1653年(承応2年)の東大谷(大谷祖廟)の建設に伴い幕命によって境内地を割かれ、明治初年には境内の大半が円山公園に編入され今日に至っています。

本尊の准胝観音は最澄が唐への旅の途中に嵐で遭難しかけた際に観音を乗せた2頭の龍が表れて嵐が鎮まったといい、その姿を最澄が自ら刻んで本尊としたという非常に珍しい像で、歴代天皇の即位式および厄年に勅使が来られた時だけ開帳されたといい、現在も新天皇の即位のときのみ開帳される慣習は守られており、2019年(令和元年)の新元号への改元の際にも公開されました。

そして高倉天皇の中宮で「壇ノ浦の戦い」にて8歳で入水した安徳天皇の生母となった、平清盛の娘・徳子(建礼門院)が平家が滅亡した後に源氏に捕らえられて京都に連れ戻された際、侍女の阿波内侍とともに29歳でこの寺で落飾・出家し直如覚となった「平家物語」ゆかりの寺院で、境内にある供養塔には徳子の遺髪が納められていると伝えられているほか、江戸後期の儒学者で史家でもある頼山陽・頼三樹三郎親子の墓があることなどでも知られています。

更に京都有数の観光名所である東山の山麓にあり、古来より「洛中随一絶景の霊地」としてその景勝を愛でられ、その美しさから「今昔物語」や長楽寺で修行した西行法師の「山家集」「平家物語」など、平安時代より有名な古典にも数多く取り上げられてきた由緒ある寺院です。

高台に位置する境内からは京都市内が一望でき、本堂のほかに鐘楼、建礼門院塔、庭園拝観所、茶室、国指定重要文化財などを収める収蔵庫などがありますが、その中でも庭園拝観所から眺める「相阿弥作の園池」が一番の見どころです。
室町時代に活躍した作庭家・相阿弥(そうあみ)が室町8代将軍・足利義政の命によって銀閣寺に庭園を造る際に試作として作庭したといわれていて、東山を借景に東山山腹から湧き出る水を利用して池や滝などが造られており、古くは祇園・清水と並んで花の名所とうたわれ多くの文人や画家が訪れるなど四季折々の草花が楽しむことができます。

とりわけ秋の紅葉の時期は美しく、紅葉の隠れた名所として有名で、頼山陽も「時雨をいとう から傘の 濡れても もみじの長楽寺」と歌を残しており、この地の景勝をこよなく愛したゆかりの人々を偲び、毎年11月23日には「紅葉祭り」も開催されています。

また建礼門院が我が子・安徳天皇が壇ノ浦で入水する直前まで着ていた直衣で縫ったという仏幡「安徳天皇御衣幡」をはじめ、上から黒塗りして源氏の目から隠していたという「建礼門院御影」や無邪気に遊ぶ様子を描いた「安徳天皇画像」、更には時宗の宗祖「一遍上人像」や布袋尊像など、重要文化財7体など古くから伝わる数多くの寺宝が宝物館に収蔵されており、毎年春と秋の特別展で公開されています。

この他にも本尊の准胝観世音菩薩が「洛陽三十三所観音霊場」の第7番、堂内の布袋尊像が「京都七福神」の札所の一つに数えられているほか、住職によるお点前や茶道のミニ体験会が開催されていること、更には参道入口にて風情ある甘味所「紅葉庵」を、また寺から少し離れた円山公園にほど近い八坂神社の前で宿坊「遊行庵」を運営していることなのでも知られています。

長楽寺の施設案内

 

境内

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    門前参道と寺号標

    灯籠が連続して連なる人気撮影スポット

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    山門(三門)

     

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    境内図

    山門前左手

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    石段

     

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    庫裡

     

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    客殿

    双龍舞閣
    時雨楓

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    受付

     

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    拝観所

     

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    相阿弥庭苑

     

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    茶室

     

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    参道石段

     

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    本堂

    現在の本堂は1666年(寛文6年)に造営された正伝寺仏殿を1890年(明治23年)に移築したもので京都市指定有形文化財

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    鐘楼

    鐘の音は京都屈指の美しさで、除夜の鐘はかつてテレビ中継されたこともあり、参拝客も希望すれば鐘を突くことができるという

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    村田橙重歌碑

    鐘楼の横
    百八の 一つをつきぬ 除夜の鐘

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    建礼門院髪塔

    鐘楼の向かい
    十三重石塔?

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    時雨楓

     

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    地蔵堂

     

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    平安の滝

    石仏に囲まれている
    名水「八功徳水」

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    石仏群

     

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    収蔵庫

    滝のそば
    2008年(平成20年)に火災によりほぼ全焼したものの重要文化財をはじめとする複数の文化財は出火直後に運び出されたため災を免れたという

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    弁天堂

     

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    分岐

    外史橋を渡ると頼山陽やその子供で儒学者・頼三樹三郎(らい みきさぶろう)をはじめ、多くの儒学者や画家、歌人、俳人の墓
    右手の階段を登っていくと徳川慶喜に仕えた水戸藩士・原市之進、三輪友右衛門や水戸藩家老・大場一真斎などの墓所「尊攘苑」

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    墓所「尊攘苑」

    鈴木松年 松平昭訓 水戸藩留名碑 原市之進他 水戸烈士

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    墓地からの京都市内の眺望

     

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    外史橋

     

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    頼山陽の墓

     

関連

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    甘味処「紅葉庵」

    参道沿い

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    遊行庵

    宿坊

周辺

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    円山公園

     

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    八坂神社

     

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    長楽寺山

    東山三十六峰の一つ
    頂上には将軍塚があり、夜景のスポットとしても人気

長楽寺の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1/1~15
京都七福神詣で

布袋尊

1/15
布袋祭

甘酒無料接待

4/1~5/10
春季特別展

建礼門院の遺宝の特別展観

5/3・5/4
筑前琵琶で語る「平家物語」

建礼門院が当寺において落飾した1185年(元暦2年)から800年にあたる1985年(昭和60年)よりその生涯と遺徳を偲んで建礼門院御落飾慶讃行事を開催
1995年(平成7年)からは筑前琵琶による「平家物語」の奉納が行われている

10/20~11/30
秋季特別展

遊行上人とその秘宝展

11/23
紅葉祭りと扇祈願会

長楽寺の景色を愛した頼山陽をはじめと縁の人々を偲び開催
時宗に伝わる扇で病魔退散・無病息災を祈願する久寿扇(くすおうぎ)の祈願会のほか、客殿では京舞の奉納も
14時と15時の2回
4,000円(志納・拝観料込)

12月第2日曜
お焚き上げ

 

12/31
除夜の鐘

当日21:00に整理券配布し0:00より撞き始める(志納料500円が必要)
お守りや厄除け札の授与あり

月並行事

毎月第2日曜
写経会

 

木曜を除く毎日
お点前・茶道体験

 

花ごよみ

11月下~5月上
椿(ツバキ)

 

2月中~3月中
梅(ウメ)

 

4月上~中
桜(サクラ)

 

4月上~中
山吹(ヤマブキ)

 

6月上~中
花菖蒲(ハナショウブ)

 

6月上~7月上
紫陽花(アジサイ)

 

7月下~8月下
百日紅(サルスベリ)

 

7月上旬~8月中
秋海棠(シュウカイドウ)

 

11月下
紅葉(こうよう)

室町期の相阿弥作の庭や本堂付近、山門から続く長い参道の楓並木など

11月下~3月中
山茶花(サザンカ)

 

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