鴨川デルタ(鴨川三角州) 京都観光

鴨川デルタ(鴨川三角州)

鴨川デルタ(鴨川三角州)

 

 

鴨川デルタ(鴨川三角州)とは?(基本データ)

名前
鴨川デルタ(鴨川三角州)(かもがわでるた)
エリア
京都御所
ジャンル

公園 鴨川 五山の送り火

建立・設立
1939年(昭和14年)、三井合名会社の土地1766坪を京都府に寄付
1940年(昭和15年)6月、鴨川公園葵地区を整備・竣工
1941年(昭和16年)、鴨川と高野川の合流地域を葵公園として指定
1951年(昭和26年)、鴨川の河川敷の一部と葵公園が一つの府立鴨川公園に
アクセス
  • 祇園四条駅から京阪電車鴨東線「出町柳」駅下車 徒歩1分
  • 叡山電鉄叡山本線「出町柳」駅下車 徒歩1分
  • 京都市営バス「出町柳駅前」(1・3・4・17・急102・201・203号・臨系統)下車 徒歩1分
  • 京都バス「出町柳駅前」(51系統ほか)下車 徒歩1分
  • 京阪バス「出町柳駅前」(関空リムジンバス・57系統延暦寺方面行)下車 徒歩1分
駐車場
なし
拝観料
なし
お休み
特になし
拝観時間
見学自由
住所
〒602-0033
京都府京都市左京区下鴨宮河町
電話
075-701-0101(京都府京都土木事務所)
■施設利用
0774-24-1313(公益財団法人京都府公園公社)
FAX
-
公式サイト
鴨川公園(広域公園) 京都府
鴨川・高野川の飛び石 京都府

鴨川デルタ(鴨川三角州)の地図

鴨川デルタ(鴨川三角州)のみどころ (Point in Check)

京都市左京区下鴨宮河町、京阪と叡山の出町柳駅を降りてすぐ、世界遺産・下鴨神社のちょうど南に位置し、賀茂川と高野川が合流して鴨川となる部分にある三角州状の台地。

北側に1940年(昭和15年)に市民憩いの緑地公園として整備された京都府立鴨川公園葵地区が隣接し、南側にある今出川通に架かる賀茂大橋に挟まれた位置にあり、「鴨川デルタ」あるいは「鴨川三角州」などとも通称されています。

鴨川は京都を代表する川で、北山の桟敷ヶ岳に端を発し、市内北部を南東へと流れ、北東から流れてきた高野川と出町柳付近で合流して以後は京都市の東部を南へと流れ、最後は京都市の南部で桂川へ合流する全長約30kmの河川です。

古くからさまざまな表記がありましたが、現在は高野川との合流点より上流を「賀茂川」、下流を「鴨川」と表記するのが一般的です。

鴨川デルタは北西から流れてきた賀茂川と北東から流れたきた高野川がまさに合流し鴨川となる場所で、古くは「糺の河原」と呼ばれていたといいます。
この点、淡交社版「京都大事典」にも項目名で掲載されており、「糺河原勧進猿楽」(1433年、1464年)が用例として紹介されており、すぐ北側にある世界遺産・下鴨神社の境内にある「糺の森」の地名の由来が、賀茂川と高野川の合流点に位置するため一帯を「只洲(ただす)」と称したのが起源と伝えられているのと同じと思われます。

もっとも河川の運搬する土砂が河口付近に堆積して形成される訳ではないため、厳密には地理学上の「三角州」ではありませんが、あまりに見事な三角形をしていることからいつしか「三角州」と呼ばれるようになったとか、ギリシア文字のデルタ(Δ)に似ていることから「デルタ」とかの呼び名が一般的になったなど、諸説あるようです。

一帯は京都らしい情景に緑豊かな自然があふれる一方で、視界は広く遠方に比叡山や大文字山を望む風光明媚な場所で、サギやセキレイなどの野鳥の姿を見ることもできます。

京都市民の憩いの場で、都会にいながらもホッとすることができる心癒される場所で、散歩やランニング、カップルのデートスポットとしても人気を集めているほか、春は鴨川の土手沿いに桜の木が立ち並ぶ桜の名所で、たくさんの見物客でいっぱいとなります。

夏には川遊びができるほか、「五山の送り火」の穴場スポットとしても知られ、また京都らしい情景が得られるとしてドラマや映画撮影のロケ地としても頻繁に使われ、近年はアニメにも多く登場し「聖地巡礼」の対象にもなるなど若者にも人気のスポットになっています。

中でもデルタから川を挟んで対岸まで点々と連なる「飛び石」は有名。
飛び石はデルタの西岸から賀茂川へ、また東岸から高野川へと両岸に存在し、石の中には亀や千鳥といった特徴的な形をしたものが多くあり、家族連れの子どもが無邪気に飛び跳ねたり、記念撮影のスポットとして修学旅行生にも大人気なほか、映画やドラマの登場人物が川を渡るシーンとしてもよく登場します。
また観光客以外にも市民の生活施設として、通勤や散歩などに利用する人も多いということです。

この点、飛び石はは河床の安定を図るという主目的を達成するために設けられた横断構造物(帯工)の上にいろいろな形に模したコンクリートブロックを配置したもので、水位が低い時には人が渡ることができるのは二次的な役割だといい、昔からそこに存在していたかのように錯覚させられますが、誕生したのは平成初期のことらしく、「河川環境整備」の一環で親水機能を合わせ持つ仕組みにチャレンジした技術職員の試みが「鴨川を代表する風景」へと成長したといいます。

ちなみに飛び石は鴨川デルタ以外にも高野橋(亀)や西賀茂橋、北山大橋(三角おむすび)、荒神橋(亀)、二条大橋(船・千鳥)のそばにもあるので、一緒に立ち寄って探してみるのもおすすめです。

近年、デルタ北隣の鴨川公園葵地区(葵公園)が再整備されることとなり、2022年(令和4年)に完成予定となっています。
大木が生い茂り薄暗くなっていることから園内を樹木の伐採や枝切りなどで明るくし、広場ではイベントもできるようになるといいます。

鴨川デルタ(鴨川三角州)の施設案内

 

園内

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    鴨川デルタ

     

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    出町橋

    デルタの西側、合流直前の賀茂川に架かる

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    河合橋

    デルタの東側、合流直前の高野川に架かる

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    賀茂大橋

    デルタの南側、合流後の鴨川に架かる今出川通の橋

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    飛び石

    亀や千鳥(チドリ)の形をしたコンクリートが両岸から並べられており、増水していないときには、飛び石を使って川を渡れる

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    京都府立鴨川公園葵地区

    デルタの北側

周辺

鴨川デルタ(鴨川三角州)の主な年間行事・カレンダー

年中行事

5/15
葵祭(あおいまつり)(賀茂祭)

行列のルート

8/16
五山の送り火(ござんのおくりび)

大文字の観賞スポット

月並行事

 
 

 

花ごよみ

 
桜(サクラ)

 

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