概要
京北は京都市北西、右京区の最北部に位置し、1955年に周山町・細野村・宇津村・黒田村・山国村・弓削村の1町5村が合併して京北町が誕生後、2005年の平成の大合併により京都市の一部となり右京区に組み込まれた。
エリアのほぼ全域が丹波高原に属し北山杉の美しい森林が広がる山里。町内を縦断する桂川の水運を利用し林業も盛んな地域。
一方周山街道は京都市内の国道9号から右京区京北、南丹市美山町、福井県小浜市を経由し福井県敦賀市に至る幹線道路である国道162号線のうち福王子(御室仁和寺付近)から福井までの区間の通称(それより手前は西大路五条から天神川五条までが五条通、天神川五条から福王子までが天神川通(葛野中通))
若狭街道同様に古くから京と福井小浜を結ぶ交通の要所で、現在も国道162号線として観光・物流において重要な役割を果たしている。
ちなみに「周山」の由来は戦国武将の明智光秀が丹波国を治めた際に中国の周山になぞらえて命名したとも。
観光地としては桜で有名な常照皇寺や福徳寺、豊かな森林資源を活用した京都市京北森林公園やキャンプ場のある京都市京北宇津峡公園などが知られる。
アクセスは鉄道はないが京都駅から二条、高雄などを経由し国道162号線沿って周山まで続く西日本ジェイアールバス、京北一帯は京北ふるさとバスが運行されている。
主なスポット
- 寺社
- 常照皇寺、福徳寺
- その他
- 京都市京北森林公園、京都市京北宇津峡公園
アクセス
- JR京都駅よりJRバスで周山まで約1時間30分
- 京北一帯には京北ふるさとバスが運行