あぶり餅 かざりや
あぶり餅 かざりやとは?(基本データ)
- 名前
- あぶり餅本家・根元 かざりや(あぶりもちほんけ・ねもと かざりや)
- エリア
- 紫野・鷹ヶ峯
- ジャンル
- 創業・設立
- 1637年(寛永14年)
- アクセス
- 駐車場
- 40台(1時間無料券)
- 席数
- 40席
- 主な商品
- あぶり餅1皿(お茶付)
あぶり餅(お土産) - お休み
- 毎週水曜日(1・15日・祝日が水曜日の場合営業、翌木曜日が休み)
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 住所
- 〒603-8243
京都府京都市北区紫野今宮町96(今宮神社東門前参道・南側) - 電話
- 075-491-9402
- FAX
- 075-494-0005
- 公式サイト
- あぶり餅 本家・根元 かざりや 京都市観光協会
かざりや 京都を彩る建物や庭園 - 口コミ・予約
- あぶり餅 本家 根元 かざりや 食べログ
あぶり餅 かざりやの地図
あぶり餅 かざりやのみどころ (Point in Check)
京都市北区紫野今宮町、今宮神社の東門前参道の南側(東門を出て右)にて、参道の向かい北側(東門を出て左)にある創業1000年の一文字屋和助(一和)とともに今宮門前名物の「あぶり餅」を商う老舗の和菓子店。
「あぶり餅(あぶりもち)」は、親指大にちぎった餅を12cmほどの細く割った二又の竹串に挿し、きな粉を付けて炭火であぶって香ばしい焦げ目をつけた後、白味噌に砂糖を加えたたれに絡めて食べる和菓子の一種です。
平安中期の994年(正暦5年)、一条天皇の子が疫病を患った時、疫除けの願いを込めて初代・一文字屋和助が香隆寺(現在の上品蓮台寺)の名物だった「おかちん(あぶり餅)」を神前に供えたのがはじまりとされ、それを家に持ち帰って食べると疫病を逃れたという話が伝えられており、日本の和菓子の元祖的存在とも考えられています。
今宮神社の門前の「一和」と「かざりや」の2店舗のほか、京都では右京区嵯峨の清凉寺境内にある「大文字屋」、京都以外では石川県金沢市金沢五社の神明宮などにある和菓子屋が有名です。
またあぶり餅に使われる竹串は、今宮神社に奉納された斎串(いぐし)が用いられており、今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われる「やすらい祭」の鬼の持つ風流花傘の下に入ると御利益があることにちなみ、あぶり餅を食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ親しまれています。
今宮神社では東門を出てすぐの石畳の参道沿いに、その一和とかざりやの2軒の店が向かい合うようにして町家の風情ある店舗を構えており、また店の軒先では備長炭で餅をあぶる姿を間近で見ることができ、近くまで来ると香ばしい匂いが周辺に漂い食欲をそそられます。
かざりやは江戸初期の創業で400年以上の歴史を持ち、「鬼平犯科帳」などの歴史小説で知られる作家・池波正太郎(いけなみしょうたろう 1923-90)の食エッセイ本「むかしの味」にて今宮神社に参拝した後にいつもこの店に入ると贔屓にしていたことが書かれています。
現在の京町家の店舗は築後450年ぐらいといわれ、また銀木犀や紅葉で彩られる庭には「水琴窟」もあり、竹筒に耳を当て瓶に滴り落ちる癒しの水音を楽しむことができます。
なお持ち帰りも可能で、竹の皮に包んで持たせてくれますが、消費期限がその日限りのため注意が必要です。
あぶり餅 かざりやの施設案内
店舗情報
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店舗外観
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店の様子
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母屋
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門
離れの入り口
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離れ
母屋の東側
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庭
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水琴窟
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あぶりもち
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周辺
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参道
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今宮神社 東門
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関連
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大文字屋
嵯峨嵐山の清凉寺(嵯峨釈迦堂)境内にあるあぶり餅の店
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あぶり餅 かざりやの主な年間行事・カレンダー
月並行事
- 随時
修学旅行生の体験
自分達が食べるあぶり餅を焼くことができる
ただし体験人数によっては時間がかかるため、詳しくは要問い合わせとのこと