土佐稲荷岬神社 京都観光

土佐稲荷岬神社

土佐稲荷岬神社

 

 

土佐稲荷岬神社とは?(基本データ)

名前
土佐稲荷岬神社(とさいなりみさきじんじゃ)
エリア
三条寺町・四条河原町
ジャンル

寺社 坂本龍馬

建立・設立
1348年(貞和4年)、鴨川の中州の突端(岬)に祠を建てたのがはじまり
江戸初期、付近に建てられた土佐藩の京屋敷内に遷されたことから「土佐稲荷」と呼ばれるように
明治維新で屋敷が売却されると下大阪町に奉還、その後1887年(明治20年)に現在地に遷座
1913年(大正2年)に近隣の氏子の手で現在の社殿が建立される
祭神
倉稻魂神(うかのみたまのみこと)
石栄神(せきえいのかみ)
ご利益
諸業繁栄(農耕・商売・土木建築・金工など)・火難除け
例祭
6月中旬(例祭)
神紋・社紋
稲荷宝珠(焔宝珠)
アクセス
  • 阪急京都線「京都河原町」駅下車 9番出口より徒歩約3分
  • 京阪本線「祇園四条」駅下車 徒歩約8分
  • 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車 徒歩約12分
  • 京都市営バス「四条河原町」(3・4・5・10・11・12・15・17・31・32・37・46・51・59・80・201・203・205・207・臨号系統ほか)下車 徒歩約3分
  • 京都市営バス「河原町三条」(3・4・5・10・11・15・17・32・37・59・51・205号系統ほか)下車 徒歩約3分
  • 京都バス「四条河原町」(16・17・21・23・41・43・51・63・64・65系統)下車 徒歩約3分
  • 京都バス「河原町三条」(16・17・21・23・41・43・51・63・64・65系統)下車 徒歩約3分
  • 京阪バス「四条河原町」(83・84・85・86・87・88系統ほか)下車 徒歩約3分
駐車場
なし
拝観料
境内自由・無料
お休み
-
拝観時間
-
住所
〒604-8023
京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入る備前島町317-2
電話
-
FAX
-
公式サイト
-

土佐稲荷岬神社の地図

土佐稲荷岬神社のみどころ (Point in Check)

京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町、四条河原町の交差点から河原町通をやや北へ、蛸薬師通との交差点を右へ曲がり木屋町の方へ進んだ左側に鎮座する神社。

社伝では、室町初期の1348年(貞和4年)より以前のこと、往昔の鴨川は河原が広く川中の西寄りに中の島(中州)があったといい、そこに備前国西大寺村の新右衛門という人物が移り住んで、中の島の突端(岬)に祠を建て「岬神社」と称したのがはじまりとされ、鎮座に当っては「吾を信ずるものは諸業繁栄福利を与へ、火難を免れしめ、土工建築修工を守護し、一切の災厄を免れしめん」との神託があったと福狐1万個を参詣人に頒けたと伝えられています。

その後、祠は鴨川の西岸に遷されたといい、更に江戸初期の慶長年間、角倉了以(すみのくら りょうい)・素庵(そあん)父子によって京と大阪を結ぶ運河・高瀬川の開削によって木屋町一帯が整備されると、高瀬川西側の備前島町一帯は土佐藩へ下賜されて藩の京屋敷が建てられることとなり、その際に岬神社は藩邸内に遷されることとなり、「お稲荷さん」の愛称で親しまれる倉稲魂命および石栄神の2座を祭神としたため「土佐稲荷」と通称されるようになりました。

藩邸内の人々の信仰は厚く、坂本龍馬や中岡慎太郎らも詣でていたといい、また土佐藩士のみならず、先斗町・木屋町など近隣の町衆からも地域に土着した産土神として熱心な信仰を集め、通常は一般人は入れない所を、わざわざ藩邸内に一般人が自由に土佐稲荷神社へお参りするための通路を確保したほどであったといいます。

その後、1885年(明治18年)に明治維新にともなう廃藩によって土佐藩の京屋敷が売却されることになると、これを聞いた氏子の有志らは祭典永続法を設定し、私祭継続の認可を得て現在地よりやや南の下大阪町に無格社として復興。
更に1887年(明治20年)には神社の衰微を憂いた近江屋初代・井口新助が備前島町の旧地を買い取り、現在地に落ち着き、現在の社殿は1913年(大正2年)に近隣の氏子たちの募金によって建立されたものと伝えられています。

祭神は「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」と「石栄神(せきえいのかみ)」の2柱で、農耕・商売・土木・金工など諸業の繁栄のほか、火難除けなどの災厄除けにも御利益として信仰を集めているほか、龍馬ゆかりの地の一つとして境内には龍馬の写真とやや小さめながらも坂本龍馬の像もあり、また近くには土佐藩邸跡の石碑も設立されています。

氏子地域は北が三条通、南は四条通、東は先斗町、西は新京極で、八坂神社の宮司が稲荷社の宮司を兼ねているといい、年4回の祭典が行われていて、例祭は6月10日となっています。
そして近年氏子たちの力が結集された崇敬会が発足し、1877年(明治10年)から伝わる神輿も修復され、「祇園祭」の後祭の「花傘巡行」の際に子供たちによって担がれます。

土佐稲荷岬神社の施設案内

 

境内

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    神門

     

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    境内

     

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    坂本龍馬像

     

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    説明版

    龍馬像の左奥

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    手水舎

     

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    本殿

    ガラス戸の覆屋の中に納まる

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    社務所

     

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    坂本龍馬の写真

    社務所前

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    石柱

    神社の入口にあり「寄附 先斗町遊廓中」と刻まれている

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    駒札

     

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    蛸薬師通

     

関連

周辺

土佐稲荷岬神社の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1月下
新年祭

 

2月二の午の日
初午祭

 

6月中
例祭

 

11月下
火焚祭

 

月並行事

 
 

 

花ごよみ

 
 

 

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