渉成園(枳殻邸)

渉成園(枳殻邸)
東本願寺東の飛地境内地にある池泉回遊式庭園で河原町七条の北側に約200m四方の敷地を有する。江戸初期、徳川家光寄進の土地に第13世・宣如の願いを受け石川丈山が作庭。国の名勝で「十三景」の見所のほか四季折々の草花が楽しめる。名は中国六朝時代の陶淵明の漢詩「園日渉而成趣」に由来

基本情報 Basic Info

名前
渉成園(枳殻邸) (しょうせいえん(きこくてい))
エリア
ジャンル
建立
1653年(承応2年)
創始者
石川丈山(作庭)、本願寺第13代・宣如
住所
〒600-8190
京都府京都市下京区東玉水町(下珠数屋町通間之町東入)
電話番号
075-371-9210(東本願寺本廟部参拝接待所)
アクセス
駐車場
休業日
無休
拝観時間
9:00~16:00(受付15:30まで)
拝観料
参観者協力寄付金500円以上(ガイドブック贈呈)
公式サイト

渉成園(枳殻邸)のみどころ Point in Check

京都市下京区下数珠屋町通間之町東入東玉水町にある「お東さん」の愛称で親しまれている真宗大谷派の本山・東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地(別邸)にある庭園。

東本願寺より烏丸通を挟んで東へ約150mの所に位置し、西は間之町通、東は河原町通、北は上珠数屋町通、南は下珠数屋町通に囲まれたほぼ200m四方の正方形の敷地で、面積は3.4haで約1万600坪。

そしてその名称は中国六朝時代の詩人・陶淵明(とうえんめい)が官を辞して故郷に帰り、故郷での田園生活をうたった「帰去来辞」の一節「園日渉而成趣」の詞にちなむもので、また周囲に生垣として枳殻(カラタチ)が植えられていたことから「枳殻邸(きこくてい)」の通称でも親しまれています。

元々はこの地は、平安初期に有名な「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルともいわれている嵯峨天皇の第12皇子の左大臣・源融(みなもとのとおる 822-95)が奥州塩釜の風景を模して、難波から海水を運ばせて作庭した「六条河原院」の苑池の遺蹟と伝えられている場所で、このため「源氏物語ゆかりの地」として採り上げられることもあり、また付近に現在も残っている「塩竈町」や「塩小路通」などの地名は、その名残りだといいます。

その後、江戸時代に入った1641年(寛永18年)に3代将軍・徳川家光によってその遺蹟の一部を含む現在地約1万坪が寄進され、さらに1653年(承応2年)、東本願寺第13代・宣如(せんにょ)と親交があった石川丈山が作庭したのが現在の渉成園のはじまりです。

そして以後は門主の隠退所あるいは外賓の接遇所として用いられるなどし、東本願寺の飛地境内地として重要な機能を果たしました。

園内の建物は江戸後期、1858年(安政5年)と1864年(元冶元年)の二度にわたる大火で焼失しており、、現在の建物は江戸末期ないし明治初期から末期にかけて順次復興・再建されたものですが、池水や石組は造営当初とほとんど変わることなく現在に至っており、1936年(昭和11年)12月には国の「名勝」にも指定されています。

皐月と紅葉の名所として有名な詩仙堂の庭園でもお馴染みの石川丈山の趣向がふんだんに取り入れられた池泉回遊式の庭園は、東山を借景に全敷地の6分の1を占める広大な「印月池」を中心として風雅な書院や茶室が配されています。

そして「侵雪橋」「縮遠亭」など、風雅な趣をたたえ変化に富んだその風景は「十三景」ないし「十景」と称されますが、中でも江戸後期の漢詩人・頼山陽はこの風趣を讃えて「渉成園記」にて「渉成園十三景」として紹介しています。

春は桜をはじめ梅や藤、夏は菖蒲や睡蓮、秋には紅葉(楓)と、四季折々に変化するの庭園の趣を楽しむことができ、年間を通じて一般に公開されているほか、東本願寺で行われる諸行事等の際には、種々の催しの会場として用いられています。

渉成園(枳殻邸)の施設案内 Facility Info

園内

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    正面通

     

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    間之町通

     

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    入園口(西口)

     

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    受付

     

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    WC

     

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    駐車場

     

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    休憩所

     

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    駐車場

     

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    カラタチ(枳殻)

     

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    枝垂桜

     

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    案内図

     

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    高石垣

     

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    参道

     

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    庭園北口

     

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    臨池亭

     

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    滴翠軒(1)

     

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    滴翠(小滝)

     

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    檜垣の灯籠

     

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    茶室代笠席

     

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    チャノキ

     

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    亀石井戸(亀の甲の井戸)

     

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    園林堂(持仏堂)

     

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    偶仙楼跡(9)

     

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    中門

     

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    茶室蘆菴

     

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    蘆菴の春日灯籠

     

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    桜

     

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    傍花閣(2)

     

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    桜

     

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    侵雪橋(6)

     

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    北大島

     

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    源融ゆかりの塔(九重石塔)

     

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    睡蓮

     

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    供養塔

     

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    塩竃の手水鉢

     

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    茶室縮遠亭(7)

     

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    碧玉の石幢

     

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    五松塢(5)

     

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    塩釜

     

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    回棹廊(12)

     

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    紫藤岸(8)

     

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    獅子吼

     

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    丹楓渓(13)

     

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    句碑

     

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    鑓水

     

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    イブキ

     

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    橋

     

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    臥龍堂(南大島)(4)

     

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    印月池(3)

     

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    ?風亭(大書院)

     

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    明治天皇御小休所枳殻邸石標

     

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    茶室漱枕居(11)

     

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    睡蓮

     

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    アヤメ

     

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    双梅檐(10)

     

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    WC

     

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    庭園南口

     

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    馬繋

     

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    大玄関

     

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    参道

     

渉成園(枳殻邸)の
年間行事・カレンダー
Event Calendar

年中行事

4月上

春の特別公開

 

4月上

春の渉成園と粥膳

 

4月上

あずきフェスタ

東本願寺での「春の法要」に合わせて開催
親鸞聖人が好きだったと言われる「あずき」をテーマにあずきを使用した和菓子・洋菓子・パンなどを扱う京都近郊の店舗が出店するほか、入園者に数量限定で「ぜんざい」のふるまいも

11月上

秋の特別公開

 

不定期

自然観察会

主に春と初冬に行われている模様

花ごよみ

 

梅(ウメ)

梅園「双梅檐(そうばいえん)」に紅白の梅

 

馬酔木(アセビ)

茶室「縮遠亭」の傍らに白い花

 

桜(サクラ)

 

 

雪柳(ユキヤナギ)

 

 

藤(フジ)

印月池の北東の畔に藤棚「紫藤岸(しとうがん)」

 

杜若(カキツバタ)

印月池の西南の漱枕居

 

睡蓮(スイレン)

10,600坪ある庭園の約1/6(1,700坪)を占める印月池を睡蓮が覆うように花をつける、同時期にはキショウブ(黄菖蒲)やカキツバタ(杜若)も見られる

 

紫陽花(アジサイ)

入口付近 高石垣の手前 休憩所付近

 

紫式部(ムラサキシキブ)

境内の東南を占める印月池の池畔、?風亭の正面

11月中~下

紅葉(こうよう)

石川丈山の作庭による庭園は十三景の見どころがあり、印月池を中心に四季折々の景観が楽しめるが、このうち十三景の十三「丹楓渓」は楓の紅葉が見事

 

銀杏(イチョウ)

庭園の北東にあるイチョウは高さ約27mで区民誇りの木に選定

渉成園(枳殻邸)の口コミ Google_Reviews

渉成園 (枳殻邸)
4.22,986件のクチコミ
Google Maps
3 週間前

東本願寺の飛地にある渉成園(枳穀邸)は、国の名勝に指定された綺麗な庭園です。庭から、二デック京都タワーも見えます。 寛永18年(1641)東本願寺第13代宣如が徳川家光より寄進された地に隠居所として造成した池泉回遊式庭園。建物は幾度かの火災で消失。蛤御門の変の後に再建されました。かつては源氏物語の主人公光源氏のモデルとなった左大臣源融が営んだ六条河原院の旧跡とも伝えられる。 入館料は大人700円。入館時に施設の詳細がよくわかるガイドブックがもらえる。 個人的に渉成園(枳穀邸)高石垣が美しくて好きです。

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2 か月前

京都駅から徒歩圏内と思えない、静寂と美に満ちた名園です。 ​東本願寺の飛地境内地である「渉成園(枳殻邸)」を訪れ、文句なしの満点・星5つをつけました。京都駅から徒歩10分ほどという利便性の高さにありながら、一歩足を踏み入れると街の喧騒が嘘のような静けさと、息をのむ美しさが広がっています。 ​国指定名勝でもある池泉回遊式庭園は、どこを切り取っても絵になるロケーションです。園内の約6分の1を占める広大な「印月池」を中心に、趣のある橋や茶室、数々の歴史的建造物が配され、池の周りをゆっくり歩くだけで心が洗われるような特別な時間を過ごせます。四季折々の花や木々も美しく、いつ訪れても新鮮な魅力に出会えます。 ​庭園内は非常に手入れが行き届いており、混雑しがちな京都の有名スポットの中でも、穏やかで落ち着いた時間を過ごせる穴場的な存在です。参拝や観光の合間、あるいは旅の締めくくりにゆったりと過ごすのにもぴったりでした。 ​京都の歴史と自然の風情を心ゆくまで堪能できる、満足度の高い素晴らしい名園です。

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2 か月前

令和8年8月の盆休み期間中の日曜日に訪問しました。京阪七条駅から徒歩約15分ほどで到着します。 車で訪れる場合は、渉成園の敷地西側にある正面入口前のTimesがおすすめです。比較的広い駐車場で、40分までは無料となっていました。 正面入口から入ると右手側に受付窓口があります。入園料は大人700円。受付でパンフレットを受け取り、掲載されている園内地図を見ながら散策を始めました。 訪問当日は、渉成園の「閬風亭」にて、「スラムダンク」や「バガボンド」で知られる 漫画家・井上雄彦氏が制作した大作屏風「親鸞」の特別展示が開催されていたため、こちらも見学することにしました。別途500円の観覧料が必要でしたが、国宝「教行信証」の影印本(原本を忠実に複製した資料。本物は京都国立博物館所蔵とのこと)が展示されており、見応えのある内容でした。 展示資料からは、親鸞が推敲や加筆を重ねながら教えを深めていった様子がうかがえ、信者ではない私にとっても、一人の人間として悩み考え続けた親鸞の姿が身近に感じられました。貴重な展示物に触れることができ、大変印象に残りました。 さらに閬風亭の奥へ進むと大広間があり、こちらに井上雄彦氏制作の屏風2点が展示されていました(撮影不可)。会場では制作過程を紹介する映像も上映されており、作品への理解を深めることができます。 併設の販売コーナーでは、屏風作品のポスターやミニチュア、ポストカードなどの関連グッズも販売されていました。私は記念に展示作品のポストカードを2枚購入しました(1枚220円)。 そのほかにも、徳川慶喜の真筆による額装作品や、石川丈山の真筆による扁額が展示されており、こちらは写真撮影が可能でした。 閬風亭を出ると、いよいよ庭園エリアです。広大な敷地には美しい池泉回遊式庭園が広がっており、散策しながらさまざまな景観を楽しむことができます。一方で、庭園越しに高層マンションが見えたり、京都タワーが視界に入ったりするのも現代の京都らしい光景で印象的でした。 見学者は欧米からの観光客が多く、日本人よりも外国人観光客の方が目立つ印象でした。 園内はかなり広いため、入口でいただいた地図付きのパンフレットは必携だと思います。パンフレットがなければ同じ場所を回ってしまったり、効率よく見学したりするのは少し難しいと感じました。 今回が初めての訪問だったのですが、園内には多くの建物があるものの、特別展が開催されていた閬風亭を除き、基本的には内部を見学できず、外観のみの見学となるようでした。 庭園や建築に詳しい方であれば、時間を忘れて楽しめる見どころが数多くあると思います。一方で、私のような一般の観光客にとっては、今回のように建物内部を見学できる企画展や特別公開がある方が、より興味を持って飽きることなく楽しめると感じました。 美しい庭園だけでなく、歴史や文化に触れられる企画展も同時に楽しむことができ、初めての訪問でしたが充実した時間を過ごせました。また機会があれば、別の特別公開や企画展の時期にも訪れてみたいと思います。

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3 か月前

渉成園(しょうせいえん)は、京都市下京区にある真宗大谷派の本山の東本願寺(真宗本廟)の飛地境内で、東本願寺歴代門首の隠退所です。飛び地といっても、東本願寺の東方約150メートルとすぐ傍にあり、ほぼ200メートル四方の正方形で、東側は河原町通に接しています。 周囲に枳殻(カラタチ)が植えてあったことから、枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれます。 源氏物語の光源氏のモデルといわれる源融が、陸奥国の塩釜の風景を模して作庭した六条河原院の故地とされてきましたが、最近の歴史学的研究では、河原院は七条以北にあったとする説が有力だそうです。現在の敷地は、寛永18年(1641)に江戸幕府第3代将軍徳川家光によって東本願寺に寄進されました。 庭園は石川丈山の作庭と伝えられ、作庭時の姿を残していますが、建物は江戸時代末期の火災で焼失してしまい、現在の殿舎は明治初期に再建されたものです。 渉成園は約1万600坪の敷地を有し、大小二つの池と数棟の茶室、園林堂(持仏堂)と書院群で構成されます。全敷地の6分の1を占める広大な印月池をはじめとする頼山陽撰の十三景が散在し、京都の真ん中にいるとは思えない静かな時間を過ごせますので、日本庭園に興味のある方には、お勧めの名所です。 写真は、8月末に撮影したものです。

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6 か月前

京都観光で静かに庭園を楽しみたい方には特におすすめの渉成園です。夫婦で訪れましたが、京都駅近くとは思えないほど落ち着いた雰囲気で、池や橋を眺めながらゆっくり散策できました。特に庭園越しに見える京都タワーの景色が印象的で、観光地とは違う魅力を感じられます。入園料は大人700円で、比較的混雑も少なく穴場的な存在です。午前中はより静かに楽しめるのでおすすめです。また訪れたいと思える場所でした。

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