安国寺 京都観光

安国寺

安国寺

足利尊氏誕生の地、全国の安国寺の筆頭寺で紅葉の名所

臨済宗東福寺派。全国に点在する安国寺の筆頭寺。14世紀半ば室町幕府を開いた足利尊氏が諸国安堵を祈願し創建。 尊氏出生の地ともいわれ境内には産湯の井戸や尊氏とその母上杉清子の墓も残る。 本尊釈迦三尊坐像など重文や府、市指定の文化財も多数所蔵。秋は紅葉の名所として知られもみじ祭りも開催

安国寺とは?(基本データ)

名前
安国寺(あんこくじ)
エリア
綾部
ジャンル

寺社 紅葉

建立・設立
993年(正暦4年)頃、恵心僧都作の子安地蔵菩薩を安置して「光福寺」を創建したのがはじまり、綾部は足利尊氏の生母・清子の実家である上杉氏発祥の地で上杉氏の菩提寺として栄える
1305年(嘉元3年)、上杉氏所領内の光福寺の寺内塔頭・常光寺にて足利尊氏誕生
1338年(暦応元年)、室町幕府を開府した足利尊氏は夢想疎石の勧めにより元弘の戦乱(1331年)以降に亡くなった多くの戦没者の霊を慰めるため国ごとに安国寺利生塔を建立、その筆頭として「安国光福寺」を置く
1342年(康永元年)、南禅寺に住した天庵妙受禅師を招請、「安国寺」の始祖とし多くの寺領を寄進
創始者
[開基] 足利尊氏
宗派
臨済宗東福寺派
山号
景徳山
本尊
釈迦三尊坐像
ご利益
安産、子授け、開運
寺紋
 
札所等
綾部西国観音霊場 第26番
丹波西国観音 第33番
アクセス
  • JR舞鶴線「梅迫」駅下車 徒歩約15分
  • JR山陰本線・舞鶴線「綾部」駅下車 車・タクシーで約15分
  • 「綾部駅南口」よりあやバス(黒谷線)で約17分「安国寺前」下車 徒歩約2分
  • 京都縦貫自動車道「綾部安国寺IC」より国道27号経由で約5分
駐車場
50台(無料)
拝観料
境内自由(仏殿拝観は志納金300円)
お休み
無休
拝観時間
夏季 8:00~18:00
冬季 8:00~17:00
住所
〒623-0104
京都府綾部市安国寺町寺ノ段1
電話
0773-44-1565
0773-42-9550(綾部市観光協会)
FAX
-
公式サイト
安国寺 綾部市観光ガイド
京都の自然200選 丹波安国寺 京都府
安国寺もみじ祭り 綾部市観光ガイド

安国寺の地図

安国寺のみどころ (Point in Check)

京都府綾部市安国寺町寺ノ段にある臨済宗東福寺派の寺院。
山号は景徳山、本尊は釈迦三尊坐像。

平安中期の993年(正暦4年)に平安時代の僧・恵心僧都源信(えしんそうずげんしん 942-1017)作と伝わる地蔵菩薩を本尊に「光福寺」として創建されたのがはじまり。

鎌倉時代の1252年(建長4年)、第88代・後嵯峨天皇の第1皇子で後続で初めて征夷大将軍となった鎌倉幕府6代将軍・宗尊親王(むねたかしんのう 1242-74)の側近として活躍した勧修寺重房(上杉重房(うえすぎしげふさ 生没年不詳))が上杉荘を賜り「上杉」の姓を称するようになると上杉氏の菩提寺となり、釈迦三尊を合わせて祀ったといいます。

その後、時代は室町幕府を迎えますが、初代将軍となった足利尊氏(あしかがたかうじ 1305-58)の生母・上杉清子(うえすぎきよこ 1270?-1343)は上杉一族の出身で上杉重房の孫にあたり、同寺院は尊氏が出生した地ともいわれていて、1305年(嘉元3年)に尊氏が誕生すると上杉・足利両氏の尊崇を受けるようになります。

更に尊氏が足利幕府を開いた後の1338年(暦応元年)には、尊氏とその弟・足利直義は夢窓疎石の勧めによって元弘の戦乱以降に亡くなった多くの戦没者の霊を慰めるため、奈良の国分寺にならって約10年かけて全66か国および2つの島に寺院と仏舎利2粒を納めた塔の1寺1塔をそれぞれ建立することとなりますが、それらは1345年(興国6年/貞和元年)2月6日の光厳上皇の院宣により「安国寺・利生塔(りしょうとう)」と名付けられることとなります。

そして丹波国の「安国寺」とされることとなったのが光福寺で、諸国の安国寺の筆頭に置き、更に1342年(康永元年)には南禅寺に住した天庵妙受を招請して安国寺の始祖とし、多くの寺領を寄進しました。

それ以降、塔頭16、支院28を有し、1371年には諸山、1414年には京都十刹にも列する大寺院として栄えますが、江戸中期までに大半の寺領が没収され塔頭・支院も減少。
現在の伽藍は江戸中期1735年(享保20年)6月の山津波で裏山が崩れ、仏殿ほか諸堂が倒壊・埋没した後に整地されたものです。

境内には1743年(寛保3年)に再建された茅葺きの屋根が珍しい「仏殿」のほか、数多くの重要文化財や府・市指定文化財に指定された建物などがあり、足利尊氏ゆかりのものとしては仏殿の本尊・釈迦三尊の右に安置されている地蔵菩薩が尊氏の母・清子が男子出生を祈願し無事に尊氏を生んだと伝えられ、現在も「子安地蔵」として信仰を集めているほか、その他にも尊氏誕生の際に使用されたという「産湯の井戸」や尊氏とその母・上杉清子の墓と伝わる宝篋印塔などが伝わっています。

また緑豊かな境内は春は桜、秋は紅葉が美しいことで知られていて、とりわけ秋の紅葉は境内の約100本の楓が見事に色づき、見事の時期の毎年11月中旬には「安国寺もみじ祭り」も開催され、当日は野点や琴の演奏のほか、模擬店や各種イベントなども開催され多くの参拝客で賑わいます。

安国寺の施設案内

 

境内

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    境内入口

     

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    境内案内図

    入口右

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    足利尊氏公 産湯の井戸

     

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    参道

     

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    足利尊氏公誕生之地の石碑

    公民館入口左

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    安国寺公民館

     

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    門前石段と寺号標

    左に安国寺、右に景徳山の石標、石段右手に駐車場の入口

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    石段

    周囲は楓の木で覆われている

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    山門

    京都府登録文化財

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    「京都の自然二百選」の標柱

    山門手前左

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    参道

     

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    鐘楼

    山門くぐってすぐ右
    京都府登録文化財

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    由緒書

    鐘楼の左側

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    庫裏

    山門くぐって左
    京都府府指定文化財

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    方丈

    庫裏の奥、仏殿の左
    京都府府指定文化財

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    方丈前庭

     

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    鬼瓦

    足利家の家紋入り

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    渡り廊下

    仏殿と方丈を結ぶ

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    しだれ桜

    仏殿前

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    仏殿

    1743年(寛保3年)の再建で、茅葺きの屋根が本堂としては珍しく1988年(昭和63年)に京都府府指定文化財に指定
    堂内に国指定重文の木造釈迦如来および両脇侍坐像の釈迦三尊を本尊として安置するほか、その右には足利尊氏の母・清子が男子出生を祈願し無事に尊氏を生んだと伝えられ、現在も「子安地蔵」として信仰を集めている「木造地蔵菩薩半跏像」を安置する

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    池と橋と祠

     

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    開山堂入口門

     

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    開山堂(正賓庵)

     

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    宝篋印塔(尊氏公の墓)

    足利尊氏、尊氏生母・上杉清子、尊氏の妻・赤橋登子の墓と伝わり、綾部市登録文化財に指定

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    駐車場

     

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    お手洗い

     

周辺

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    足利尊氏公之像

    国道27号沿い、京都縦貫自動車道「綾部安国寺IC」の隣にあるポケットパークにある
    2003年(平成15年)3月27日に同ICの新設を記念し、多くの市民や全国各地からの篤志により建立

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    安国寺陸橋

    京都縦貫自動車道「綾部安国寺IC」

安国寺の主な年間行事・カレンダー

年中行事

4/29
尊氏忌法要・子安延命地蔵尊大祭

室町幕府を開いたことで知られる足利尊氏の祥月命日に尊氏と妻の登子、そして尊氏の母親・上杉清子の墓前にて法要が営まれる
野点なども設けられる

11月中
安国寺もみじ祭り

 

月並行事

 
 

 

花ごよみ

 
南天(ナンテン)

 

 
桜(サクラ)

しだれ桜

 
皐月(サツキ)

 

11月上~11月中
紅葉(こうよう)

 

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