鷺森神社
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紅葉の美しい参道で知られる修学院・山端の産土神
平安期に比叡山南西麓の赤山禅院付近に創建。応仁の乱後修学院離宮の山中を経て元禄年間に離宮造営のため現在地に。 神使の鷺が森に群集していたのが由来で木々に覆われた閑静な境内と桜や楓の美しい参道は森林浴や紅葉の名所。 霊元天皇行幸の御幸橋や縁結びの八重垣の石、5/5には奇祭さんよれ祭
鷺森神社とは?(基本データ)
- 名前
- 鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
- エリア
- 一乗寺・修学院
- ジャンル
- 建立・設立
- 貞観年間(859~77年)、比叡山南西麓の赤山禅院付近に創建
1467~1477年、応仁・文明の乱により焼失し修学院離宮付近の山中に移転
1689年(元禄2年)6月、離宮造営にあたり霊元天皇より現在の鷺の杜に社地を賜り遷座 - 祭神
- 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- ご利益
- 家内安全、旅行安全、厄除けなど諸願成就、縁切り・縁結び
- 例祭
- 5/5(神幸祭)
- 神紋・社紋
- 札所等
- 京都洛北・森と水の会(修学院・一乗寺エリア)
- アクセス
- 駐車場
- 自家用車5台分 無料
- 拝観料
- 無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 境内自由
- 住所
- 〒606-8061
京都府京都市左京区修学院宮ノ脇町16 - 電話
- 075-781-6391
- FAX
- 075-721-5272
- 公式サイト
- 鷺森神社 京都洛北・森と水の会
鷺森神社の地図
鷺森神社のみどころ (Point in Check)
京都市左京区修学院宮ノ脇町、修学院離宮の南西300m、曼殊院の西300mの地点に位置する、修学院・山端地区の産土神として知られる神社。神号は鬚咫天王(すだてんのう)。
平安中期の貞観年間(859-77)の創建と伝わり、最初は比叡山麓、赤山明神(赤山禅院)の付近に祀られていましたが、「応仁の乱」の兵火で罹災し、現在の修学院離宮の山林中に移されたといいます。
その後、後水尾上皇による修学院離宮の造営のため再度移転することとなり、霊元天皇の思召しにより現在地の鷺の社に社地を賜り、元禄年間(1688-1704)の元禄2年6月に遷座。後水尾上皇も度々この神社を訪れたいわれています。
ちなみに「鷺森」の名は、神の使いとされる鷺がこの神社の森に多くいたことに由来したものです。
八坂神社と同じ素盞鳴尊(スサノオノミコト)を祀り、修学院、山端地区の産土神として厚く崇敬されてきた神社で、深い森に囲まれた閑静な境内には、荘厳な本殿のほか、安永4年建造の拝殿、手水舎、昭和42年造営の回廊や、離宮にゆかりの石碑や幸橋などが配置されています。
この他にも離宮御幸震記の御歌日記にある霊元天皇が詠まれた和歌「をりゐるを 見し鷺の森 すきかてに わけきて今日は むかふ神垣」の記念碑がありますが、文学博士吉沢義則が執筆揮毫したもの。
閑静な森に覆われた境内は森林浴、また桜や楓の美しい参道は散策に最適で、とりわけ紅葉は地元の人以外は余り知られていない知る人ぞ知る穴場スポットで、本殿へと長く続く参道は、紅葉のトンネルへに包まれ、イロハカエデやイチョウなどが色づき、黄色から橙、そして赤色と紅葉のグラデーションを楽しむことができます。
行事としては毎年5月4日・5日に開催される例祭「神幸祭(さんよれ祭)」が有名で、5月5日の巡行では少年達が着物姿に紅たすき、菅笠姿で手には扇子を持ち「さんよれ、さんよれ」のかけ声で鉦、太鼓で神輿とともに氏子区域を練り歩く姿が印象的です。
鷺森神社の施設案内
境内
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石標
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案内板
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参道
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鳥居
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石標
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参道
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八雲殿
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霊元天皇歌碑
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鳥居
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石標
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社務所
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杉
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手水舎
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舞殿
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石段
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本殿
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熊野皇太神
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天照皇太神宮
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住吉大明神
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八幡大神
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八重垣(縁結びの石)
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記念碑
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絵馬舎
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WC
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宮川
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御幸橋
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南参道
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家畜之霊神馬碑
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鷺森神社旧跡
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南口
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細道
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石標
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周辺
鷺森神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭
- 2/11
祈年祭(春祭)
- 5/4・5/5
例祭(さんよれ祭)(さんよれさい)
神輿渡御を中心とした神幸列が氏子区域を巡行するお祭りで、前日5月4日の宵宮祭は修学院地区、5月5日の神幸祭は山端地区の担当
神幸列で小学3年生の男子が着物に管笠・紅だすき姿で手に扇子を持ち、鐘や太鼓の囃に合わせて「さんよれ、さんよれ」と掛け声をかけて神輿の前を歩くことから別名「さんよれ祭」とも
神輿は後水尾天皇より下賜された由緒ある神輿(2代目)
その他に太鼓や花車、こども神輿なども隊列に加わる
また拝殿では舞楽の奉納も行われ優雅な舞が披露される- 5/4
宵宮祭
18:30より舞楽の奉納、御霊遷しの後、19:00より神輿が神社を出発し、修学院各地を巡行の後、22:00頃に修学院御旅所へ到着
- 5/5
神幸祭(例祭)
9:30 赤山禅院参詣
10:30 修学院御旅所にて祭典
11:00 神幸列が修学院御旅所を発御
12:00頃 山端御旅所にて祭典
14:00頃 本社にて舞楽の奉納
15:00 神幸列が本社帰着後、還幸祭(再び舞楽の奉納)- 8/27
修学院題目踊・紅葉音頭
鷺森神社御旅所にて
- 11/23
新嘗祭(秋祭)
- 12/5
御火焚祭(御火焚神事)