東福寺 同聚院 京都観光

東福寺 同聚院

東福寺 同聚院

 

 

東福寺 同聚院とは?(基本データ)

名前
東福寺 同聚院(とうふくじ どうじゅいん)
エリア
東福寺・稲荷
ジャンル

寺社 火難除け

建立・設立
1444年(文安元年)
創始者
[開基] 文渓元作
[開山] 東福寺第129世・琴江令薫
宗派
臨済宗東福寺派 大本山東福寺の塔頭
山号
十万山
本尊
不動明王坐像(じゅうまん不動)
ご利益
火難除け
寺紋
輪宝紋
アクセス
  • 京阪本線「東福寺」駅下車 南東へ徒歩約10分
  • JR奈良線「東福寺」駅下車 南東へ徒歩約10分
  • 京都市営バス「東福寺」(202・207・208号系統)下車 徒歩約8分
  • 名神高速道路「京都東IC」より約17分(7km)
  • 名神高速道路「京都南IC」より約12分(4km)
駐車場
■東福寺駐車場
├バス6台分(北駐車場)
└自家用車30台 無料
※秋の特別拝観期間中は閉鎖
拝観料
境内自由・無料
■不動明王座像拝観は有料
├大人 200円
├中高生 150円
└小学生 100円
※団体の場合要予約
※法話要予約
お休み
無休
■内陣拝観はお盆と年末年始に休みあり
├お盆(8/7~16)
└年末年始(12/29~1/4)
拝観時間
9:00~16:00
住所
〒605-0981
京都府京都市東山区本町15丁目799
電話
075-561-8821
FAX
075-561-8821
公式サイト
京都 五大堂 同聚院
京都 五大堂 同聚院 Twitter

東福寺 同聚院の地図

東福寺 同聚院のみどころ (Point in Check)

京都市東山区本町15丁目、JR・京阪東福寺駅から臨済宗東福寺派の大本山・東福寺の境内へと向かう途中、臥雲橋の手前、東福寺境内の北側にある東福寺の塔頭寺院。

東福寺の境内一帯は元々は平安中期の924年(延長2年)頃に藤原忠平(ふじわらのただひら 880-949)が藤原氏の氏寺として建立した「法性寺(ほっしょうじ)」と呼ばれる寺院があった場所で、その後1006年(寛弘3年)には藤原氏の全盛期を築いたことで知られる藤原道長(ふじわらのみちなが 966-1028)が40才の賀にあたって五大明王(ごだいみょうおう)を安置する五大堂を境内に造営しました。

その後も藤原氏は法性寺の造営に力を入れますが、武士の時代となった鎌倉初期には衰微し、その跡地に九條道家(くじょうみちいえ 1193-1252)が建立したのが現在の東福寺であり、同聚院はその東福寺の塔頭の一つとして室町時代の1444年(文安元年)に文渓元作が、その師である東福寺第129世・琴江令薫(きんこうれいくん)を開山に迎え建立したものです。

そして藤原道長が建立した五大堂の遺跡に建てられた寺院であり、本尊・不動明王坐像は藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝わり、東の降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、南の軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、西の大威徳明王(だいいとくみょうおう)、そして北の金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の五大明王の残りの4体が散逸する中で、この像のみが幾多の災害を乗り越えて本寺に祀られています。

像は藤原初期のもので、平等院鳳凰堂の本尊・阿弥陀如来像を造ったことで有名な仏師・定朝(じょうちょう ?-1057)の父である康尚(こうしょう)の作と伝わる現存する数少ない像の一つで、日本最大の木造の不動明王像とされる像高265cmの巨大なもので、両眼を見開き威厳に満ちた豪放な姿をしていますが、忿怒(ふんぬ)の相の中にも優美さをたたえ、藤原美術の代表的な彫刻の一つとして国の重要文化財に指定されています。

また土地の守護する産土の意味である「土力(どりき)」あるいは助けを求める者には10万の眷属を従えて馳せ参じ救うという意味というある「十万」の二文字を合体させて一字にしたとされる特殊な文字を使い、古くより「じゅうまん不動」と称され、背後の火焔で災いをすべて焼き払ってくれるという強い霊験を持ち、火除けをはじめとする除災のご利益で信仰を集めてきたといいいます。

そして毎年2月2日にはこの「十」の下に「万」の字を組み合わせた「じゅうまん」の1字を書いた「屋守護(やさご)」と呼ばれる護符が授与され、護符を門戸に貼っておけば、その家は火災諸難が除かれて福徳円満や子孫繁栄のご利益が授かるといわれています。

また境内の墓地には14歳で祇園の芸妓となり、アメリカの5大財閥の1つであるモルガン財閥の創始者であるアメリカ人富豪・J・P・モルガン(1837-1913)の甥・ジョージ・デニソン・モルガンに見初められ、日本のシンデレラといわれ二人が結婚した1905年1月20日を祈念して「玉の輿の日」が制定されるほどの話題を集めた女性・モルガンお雪(もるがんおゆき 1881-1963)の墓があることでも知られています。

東福寺 同聚院の施設案内

 

境内

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    山門

     

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    「十万不動明王 五大堂」の石標

    山門左

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    駒札

    山門右

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    境内参道

     

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    地蔵尊

    門くぐって左手に数体並ぶ

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    手水舎

    地蔵尊の右隣

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    水かけ不動

    五大堂の左、鎮守社の左

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    鎮守社

    五大堂の左、水かけ不動の右

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    五大堂

    藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊と伝わり国の重文である不動明王坐像(じゅうまん不動)を安置

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    授与所

    五大堂の右

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    庫裡

    五大堂の右、授与所の奥

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    書院

     

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    モルガンお雪の墓

     

周辺

東福寺 同聚院の主な年間行事・カレンダー

年中行事

2/2
屋守護授与

新年度の屋守護札授与開始
11:00

5/18
モルガンお雪回忌法要

 

6月下
夏越法要 大般若護摩祈祷大祭

 

8/11
同聚院開山 琴江令薫和尚 開山忌

 

11月上~12月上
秋の特別拝観・不動明王坐像御開帳

 

11月上~12月上
大根焚き法要

 

12/30
年越法要 大般若護摩祈祷大祭

 

月並行事

毎週土日
売茶翁会

坐禅、法話、茶礼
11:00

毎月28日
不動明王縁日

 

毎月第3火曜
表千家茶道教室

書院にて
13~16時

花ごよみ

 
梅(ウメ)

白梅

 
皐月(サツキ) 

山門入口の両脇

 
石蕗(ツワブキ)

 

 
紅葉(こうよう)

 

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