平岡八幡宮
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平岡八幡宮とは?(基本データ)
- 名前
- 平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)
- エリア
- 三尾(高雄・槙尾・栂尾)
- ジャンル
- 建立・設立
- 809年(大同4年)12月10日、神護寺の鎮守として空海が大分県の宇佐八幡宮から勧請
1407年(応永14年)の焼失後、足利義満が社殿を再建 - 創始者
- [開基] 伝・弘法大師空海
[再建] 足利義満 - 祭神
- 応神天皇(誉田別命(ほむたわけのみこと))
- ご利益
- 勝運・出世
- 例祭
- 10月上旬の日曜(例祭)
- 神紋・社紋
- 左三つ巴
- アクセス
- 駐車場
- バス2台分 無料
自家用車20台分 無料 - 拝観料
- 境内自由
■神殿・花の天井のみ有料
└中学生以上800円(団体600円)(宮司のお話と大福茶付)
※団体は20名以上(要予約) - お休み
- 原則無休
■春と秋に「花の天井特別拝観」あり
├3月6日~5月17日
└9月11日~11月30日 - 拝観時間
- 10:00~16:00(受付15:30まで)
- 住所
- 〒616-8271
京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23 - 電話
- 075-871-2084
- FAX
- 075-871-2084
- 公式サイト
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平岡八幡宮の地図
平岡八幡宮のみどころ (Point in Check)
京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町、福王子の交差点から国道162号線(周山街道)を北の高雄方面へ約2kmあまり進んだ先にある応神天皇を祭神とする八幡宮の一社。
「梅ヶ畑八幡宮(うめがはたはちまんぐう)」とも呼ばれ、神護寺の守護神であるとともに梅ヶ畑一帯の産土神としても信仰されている神社です。
創建は平安初期の809年(大同4年)、弘法大師空海が高雄山神護寺の鎮守社として、大分県の宇佐八幡宮から勧請したのがはじまりで、弘法大師自ら描いた僧形八幡神像を御神体とする山城国最古の八幡宮です。
平安末期に一時期荒廃するも、神護寺を復興した文覚によって1190年(建久元年)に再興され、その後、室町時代の1407年(応永14年)11月8日の火災により焼失した際には、室町幕府第3代将軍・足利義満によって直ちに社殿が再建されました。
ちなみに足利家では義満のほか、室町幕府を創建した初代・足利尊氏や、8代・義政の子・義持らが、しばしば参詣や紅葉狩りに、この地を訪れたと伝えられています。
現在の本殿は江戸末期の1826年(文政9年)に仁孝天皇の命を受けて社殿が修復された時のもので、大工は上嵯峨の宗兵衛と室町の中川常右衛門藤原忠寛。京都市内に現存する数少ない切妻造本殿の一つで、平成12年に京都市の有形文化財に指定されています。
またこれと時を同じくして1827年(文政10年)には、画工・綾戸鐘次郎藤原之信により本殿内陣の天井に44枚の極彩色の花の絵(花卉図)が描かれ、「花の天井」として有名で、毎年春と秋の年2回公開され、春の花の天井公開時には椿、秋の公開時には高雄の紅葉とともに楽しむことができます。
祭神として応神天皇(誉田別命(ほむたわけのみこと))を祀ることから、勝運や出世の神として崇められています。
また境内は高雄もみじの参道と椿でも有名で、とりわけ椿は樹齢300年を超える紅椿や、白椿伝説の樹齢200年白椿など、約200種300本の多種多様な椿を観賞できることで知られ、「椿の小径」を中心に紅葉の終わり頃から3月いっぱいまで楽しむことができます。
行事としては毎年10月に開催される例祭では「剣鉾差し」のほか、江戸時代から途切れることなく続く神事で、京都市無形民俗文化財にも登録されている「三役相撲」が行われることで有名。
地元の子供たちが大人と相撲を取り、神の加護を受けた子供が必ず勝ち名乗りを受けるのがユニークで、マスコミや報道でもよく採り上げられています。
この他に狂言や歌舞伎などの曲目「靭猿(うつぼざる)」の舞台背景となったことから芸能の神様としても知られ、「水戸黄門」など数々の時代劇が当社で撮影されるなど芸能にもゆかりのある神社です。
平岡八幡宮の施設案内
境内
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石鳥居
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石標
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参道
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後鳥羽天皇深縁之地碑
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椿の小径出入口
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椿の小径
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椿の小径出入口
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社務所入口
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WC
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社務所
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若宮社
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手水舎
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土俵
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御神木ツブラシイ
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地主社
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参拝者専用駐車場
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石鳥居
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授与所
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舞殿
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花みくじ
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本殿
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花の天井
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宝蔵
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歌舞伎靱猿
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為朝の試し石(鈴鹿野風呂句碑)
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武内社
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安産・子宝の樹
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絵馬奉納所
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山の神石(さざれ石)
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やぶ椿
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貴布祢社
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忠魂碑
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関連
周辺
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平岡八幡
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平岡八幡バス停
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国道162号(周山街道)
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平岡八幡宮の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭・初詣
- 1/15
左義長(とんど祭)
- 2/3
節分祭
夕方より開催される
17時より「節分祭」、18時より名前と年齢を書いた形代(かたしろ)や古神札を焼き厄除招福を祈願する神事の「星祭」
笹酒・甘酒の無料接待および厄除札、福豆、長寿飴などの授与も- 3月上~5月中
花の天井特別拝観
- 6/30
水無月大祓
- 9月中~11月下
花の天井特別拝観
- 10月初旬の日曜
例祭
地域の安全や繁栄・五穀豊穣を願って行われる
江戸時代から途切れることなく続く神事で、「三役相撲」が行われることで有名
地元の小学3年生の子供たちが大人と相撲を取るものの、八幡神の加護を受けた子供が必ず勝ち名乗りを受けるのがユニークで、マスコミや報道でもよく採り上げられる
剣鉾は氏子地区から4基が出され、「三役相撲」と「鉾差し」は京都市無形民俗文化財にも登録されている
神輿は大小2基あり、子どもは境内を3周するのみ、神輿と剣鉾は氏子区域を巡行する
前日18時より「宵宮」
当日9時より「本宮」の神事の後、10時頃より奉納太鼓・三役相撲
その後、子ども神輿が境内を3周練り歩いた後、正午頃より神輿・剣鉾が氏子区域を巡行(原則車列で、休憩地点で担がれる)
帰着後に剣鉾差し- 11/23
創祀祭・お火焚祭