虚空蔵法輪寺
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虚空蔵法輪寺とは?(基本データ)
- 名前
- 虚空蔵法輪寺(こくうぞうほうりんじ)
- エリア
- 嵐山・嵯峨野
- ジャンル
-
寺社 紅葉 雪柳 健康長寿 合格祈願 十三佛 多宝塔 珍しい狛犬 記念碑 五山の送り火 重陽の節句 嵐山花灯路 ご供養さん
- 建立・設立
- 伝・713年(和銅6年)
- 創始者
- [開基] 伝・行基
[勅願] 元明天皇 - 宗派
- 真言宗 五智教団
- 山号
- 智福山(ちふくさん)
- 本尊
- 虚空蔵菩薩
- 寺紋
- 札所等
- 京都十三仏霊場 第13番
- アクセス
- 駐車場
- 自家用車20台 1日1000円
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 9:00~17:00
- 住所
- 〒616-0006
京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町68-3 - 電話
- 075-861-0069
- FAX
- 075-861-1830
- 公式サイト
- 虚空蔵法輪寺
虚空蔵法輪寺 Facebook
京都十三佛霊場 第十三番 法輪寺
虚空蔵法輪寺の地図
虚空蔵法輪寺のみどころ (Point in Check)
京都市右京区、渡月橋の南側、名勝として知られる嵐山の中腹に位置する寺院で真言宗五智教団の京都本山。
寺伝によれば、奈良時代初期の713年(和銅6年)、元明天皇の勅願により五穀豊穣、産業の興隆を祈願して行基が開創した「木上山葛井寺(もくじょうざんかどのいでら)」が前身とされています。
その後829年(天長6年)に弘法大師空海の弟子・道昌(どうしょう)が中興し、本尊として虚空蔵菩薩像を安置。
道昌は大堰川の修築や、現在の渡月橋にあたる法輪寺橋の設置、さらに船筏(ふないかだ)の便の開港などに尽力したされている人物です。
868年(貞観10年)には葛井寺を再興し、寺号を「法輪寺」と改めました。
平安時代には有名な清少納言の「枕草子」の寿の段において代表的な寺院として挙げられるなど、多数の参詣者が訪れ隆盛。
その後、室町時代の1467年(応仁元年)に勃発した「応仁の乱」の兵火より罹災し、江戸時代に後陽成天皇により再建。
また幕末の1864年(元治元年)には「禁門の変(蛤御門の変)」の兵火により、再度罹災するなど、同じく嵯峨嵐山にある天龍寺と同様に度重なる兵火による焼失と再建を繰り返しています。
現在の堂宇は明治時代に再建されたものが中心で、多宝塔(二重塔)などが見所です。
本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)で、奥州会津柳津の円蔵寺、伊勢の朝熊山(あさまやま)の金剛證寺とともに「日本三大虚空蔵」と称されています。
智恵と福徳・技芸上達、および丑寅年生まれの守り本尊として信仰を集め、「今昔物語」や清少納言の「枕草子」、吉田兼好の「徒然草」?や「平家物語」などにも記述が残るなど、「嵯峨の虚空蔵さん(さがのこくうぞうさん)」として古くから親しまれています。
中でも干支が一巡する13歳になった子供たちが虚空蔵菩薩の無限の智恵と福徳を授かろうと参拝する「十三まいり」は京都を代表する風習として知られ、春の新緑の季節には、全国から数え年で13歳を迎えた男子・女子が数多く訪れます。
また平安時代には清和天皇が廃針を納めた針堂を建立し、天皇の命により皇室で使用された針を供養「針供養」が行われる様になり、現在も境内には針供養塔があるほか、12月8日の「針供養」では皇室より預った針が供養されているといいます。
その他にも、惟喬親王の故事により、「漆祖神」の寺としても有名なほか、境内の人形塚では毎年10月15日に「人形供養」が行われ、また全国的にも珍しい電気・電波を守護する鎮守社として「電電宮社(でんでんぐう)」が祀られていることでも知られています。
更に渡月橋の南側の小高い丘の上に位置することから、境内にある舞台(展望台)からは有名な渡月橋を見下ろす美しい嵐山の景色や京都市内の景色を一望できることでも有名です。
虚空蔵法輪寺の施設案内
表参道
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入口
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虚空蔵
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獣魂碑
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轟橋
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参道
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駐車場
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駐車場
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参道
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山門
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表参道(石段)
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東屋
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電電塔
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鳥居
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獣魂供養塔
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電電宮
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本堂
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参道
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手水舎
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狛虎
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狛牛
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本堂
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鬢頭盧
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大黒天堂
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小督局塔?
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祈祷受付所
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玄関
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客殿
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庫裏
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見晴台入口
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舞台(見晴台)
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カツラ
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うるしの碑
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山羊
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休憩所
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収蔵庫
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御針供養塔
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多宝塔
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針供養塔
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葛井(明星水)
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鐘楼
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参道
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WC
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裏参道
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舞台入口
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裏参道
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童話碑
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人形塚
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裏門
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裏参道
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裏参道
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分岐
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駐車場
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中ノ島橋
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WC
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五木茶屋
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錦
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虚空蔵法輪寺の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 2/8
針供養
13:00
- 3/10
芸能上達祈願祭
13:00
茂山社中による奉納狂言- 3/13~5/13
春の十三まいり
4/13を中日とした1か月
平安初期に幼くして即位した清和天皇が数え年で十三歳になった際に、成人の証として法輪寺で勅願法要を催したのがはじまり
以降、智恵・福徳の仏である法輪寺の虚空蔵菩薩を詣でて智恵を授かる成人儀礼として定着し、京都の人々に親しまれている- 5/23
電電宮大祭
10:30
電電宮の神徳を賛える祭祀
電力、電機、電波、電子各業界の関係者が参詣する- 8/16
五山の送り火(ござんのおくりび)
- 9/9
重陽の節会
13:00
菊の花のからの霊薬を得、長寿を祈願するほか、謡楽の奉納も- 10/1~11/30
秋の十三まいり
- 9月下~10月上頃
宙フェス(そらふぇす)
「上を向いて遊ぼう!」を合言葉にファッション・サイエンス・アウトドアなど様々な星空の楽しみ方を一堂に集めたサイエンスとカルチャーの融合イベント
2010年(平成22年)より観月イベント「渡月橋で月を愛でる(嵐山・月を愛でる)」として毎年開催されていたが、2014年(平成26年)からは「宙フェス(そらふぇす)」として開催されている
虚空蔵法輪寺、大堰川、小倉百人一首時雨殿の3会場
[法輪寺]
展望台に「宙カフェ」をオープン
「宙マーケット」と称し、境内に宙や星をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などの店が出店
「宙トーク」と称し、ゲストによるトークショーを開催
「宙×サイエンス」「宙×キッズ」など大人から子供まで楽しめる様々なワークショップ
[時雨殿]
ネイル、アロマ、ボディジュエリーが体験できる「宙×ガール」コーナーを開設
「宙トーク」と称し、ゲストによるトークショーを開催
「宙マーケット」と称し、境内に宙や星をモチーフにしたアクセサリーや雑貨などの店が出店
[大堰川上流・北乗船場]
法輪寺会場と時雨殿会場をつなぐ観月船に乗船し、川上から渡月橋越しに月や星空を眺める「嵐響夜舟(らんきょうやふね)」が運営される
[公式]- 10/15
人形感謝祭
人形供養(2019年で終了)
- 11/13
うるし祭(うるしの日法要)
11:00
- 12/8
針供養
皇室で使用された針を供養せよとの勅命により始まったと伝わり、現在も毎年12月の針供養の際には皇室から預った針の供養を行う
当日の法要の際にはこれまで一所懸命に働いてくれた針に休んでもらおうとの意味を込め、蒟蒻(こんにゃく)に大針を刺す- 12月中
嵐山花灯路(あらしやまはなとうろ)
京都を代表する観光名所である嵯峨嵐山地区の歴史的景観や文化遺産などを生かして、約2500基の路地行灯や生け花の花で彩る「灯り」をテーマにした観光イベント
冬季の観光客を呼び込むべく、2005年(平成17年)12月より始められた新たな京都の冬の夜の風物詩
渡月橋周辺や竹林の小径などもライトアップされるほか、普段は夜間拝観されることのない寺社が特別拝観されるのも魅力
虚空蔵法輪寺では日没より20:30までライトアップ、夜間舞台入場無料
期間中光のアートD-K(デジタル掛軸)「D-K LIVE in 嵐山・法輪寺」を開催
また日替りで音楽ライブのほか、ホットアップルティーの振る舞いも
[公式]