嵐山公園中之島地区
渡月橋の西詰、桂川の中洲に整備された風光明媚な公園
渡月橋の西詰、桂川の中洲に広がる広い公園。阪急嵐山駅はこの公園のすぐ前にあり、桂川に沿って南の松尾大社近くの嵐山東公園まで風光明媚な景色が広がる。 桜の時期は特に見事でたくさんの桜と観光客で賑わう。渡月橋を背景に桜を写すのもおすすめ
嵐山公園中之島地区とは?(基本データ)
- 名前
- 嵐山公園中之島地区(あらしやまこうえんなかのしまちく)
- エリア
- 嵐山・嵯峨野
- ジャンル
- 建立・設立
- 明治末期
- アクセス
- 駐車場
- 京都市嵐山観光駐車場
├バス37台 2,500円
├普通車105台 1,000円
├自動二輪 400円
└自転車 200円
8:00~17:00(歳時により延長あり)(1回2時間以内)
TEL:075-861-1215 - 拝観料
- なし
- お休み
- 特になし
- 拝観時間
- 見学自由
- 住所
- 〒616-8383
京都府京都市右京区嵯峨および西京区嵐山 - 電話
- 075-701-0101(京都府京都土木事務所)
- FAX
- -
- 公式サイト
- 嵐山公園・嵐山東公園 京都府
京都嵐山保勝会
嵐山公園中之島地区の地図
嵐山公園中之島地区のみどころ (Point in Check)
「嵐山公園(あらしやまこうえん)」は京都市右京区嵯峨及び西京区嵐山、府内随一の景勝地・観光名所である嵐山の渡月橋を挟んで桂川の上流・下流に広がる京都府立の都市公園。
面積はおよそ10.6ヘクタールあり、明治末期に開かれた小倉山の南東、上流左岸(北側)にある「亀山地区(亀山公園)」と、渡月橋および渡月小橋に挟まれた清流の中州にある「中之島地区(中之島公園)」、そして昭和になって開かれた下流左岸(北側)の「臨川寺地区」の3つの地区で構成され、エリア毎に異なる景観が広がります。
このうち「中之島地区」は名前のとおり、桂川の中洲、嵐電嵐山駅や天龍寺などのある北の嵯峨側から渡月橋を渡った下流を中心に整備されており、観光名所・嵐山のシンボル的存在である渡月橋に隣接することから、四季を通じて観光客が絶えることはない場所です。
市民の憩いの場にもなっており、野鳥も飛び交う美しい自然の中で散策を楽しんだり、釣りを楽しむ人の姿も見られるほか、上流右岸の渡月小橋を渡った所には嵐山通船の貸しボート乗り場もあり、多くの観光客がボート乗りを楽しむ姿が見られます。
また飲食店や土産物屋など店も軒を連ねており、食事や買い物も楽しめるほか、園内には松や桜の木が多く、特に桜の季節には多くの観光客や花見客で賑わいます。
とりわけ下流側(南岸)の川岸から中ノ島橋を経てサイクリングロード、嵐山東公園へと通じる一帯には大きな枝垂桜や染井吉野(ソメイヨシノ)の桜並木などがあり、渡月橋をバックに桜を撮影したり花見を楽しむ人が多く、見頃の時期には屋台も出て大いに賑わいます。
この他にも車折神社の「三船祭」、愛宕神社と野宮神社の「嵯峨祭」、松尾大社の「八朔祭」、「五山の送り火」での「灯籠流し」、野宮神社の「斎宮行列」、そして「若鮎祭」や「嵐山もみじ祭り」、「嵐山花灯路」などが開催されることでも知られています。
ちなみに「亀山地区(亀山公園)」は小倉山の南東部を占める丘陵地に広がる公園で、美しい自然に囲まれた丘に園路を巡らせ、途中には広場や休憩所のほか、見晴らしの良い展望台なども整備されています。
とりわけ西側の展望台は保津峡を見下ろすことができる抜群の眺望が広がり、一見の価値ありです。
また「臨川寺地区」は渡月橋下流左岸にあり、老齢のアカマツを主体にサクラやカエデを交えた並木が続き、対岸の中之島地区と一体となって風情ある景観を形作っています。
嵐山公園中之島地区の施設案内
園内
-
-
大堰川(桂川)
-
-
中之島地区西側
-
-
東屋
-
-
西公衆トイレ
-
-
一ノ井堰
-
-
渡月亭別館 松風閣
-
-
渡月小橋
-
-
洛西用水
-
-
嵐山通船乗り場
-
-
公園入口
-
-
中之島地区東側
-
-
枝垂桜
-
-
東屋
-
-
藤棚
-
-
桜並木
-
-
東公衆トイレ
-
-
日中不再戦の碑
中之島の東端にある日中不再戦の碑。平和への願いが込められている
渡月橋を北岸へ渡って大堰川上流へ歩いていくと、亀山公園に周恩来総理記念詩碑もある
-
-
五木茶屋嵐山店
-
-
中ノ島橋
-
-
風風の湯
-
-
嵐山公園サイクリングロード
-
-
嵐山東公園
周辺
嵐山公園中之島地区の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 3月中~4月中
嵐山・中之島公園しだれ桜ライトアップ
期間中、桜の名所として有名な中之島公園のしだれ桜がライトアップされる
点灯時間は日没~22:00頃まで- 5月第3日曜
三船祭(みふねまつり)
車折神社の例祭延長行事で、嵐山大堰川で行われる船祭り
- 6月第2木曜
嵐山若鮎祭(あらしやまわかあゆまつり)
新緑の時期を飾る年中行事で、保津川の鮎の解禁にちなみ、新緑の中で若鮎の炭火焼の試食会が開催される(塩焼き1尾とノンアルコールの缶ビール1缶)
10:30~13:00に中之島公園にて、1000匹が振る舞われる
希望者は往復はがきで嵐山保勝会まで申込み(応募多数の場合は抽選)- 8/16
嵐山灯篭流し・川施餓鬼(あらしやまとうろうながし・かわせがき)中之島公園
渡月橋南詰にある嵐山公園中之島地区(中之島公園)にて開催
灯篭流しは19:00~21:00、川施餓鬼は19:30より
お盆に先祖の精霊を迎えて供養をし、お盆が明けると極楽浄土へと送り帰すという一連のお迎え・お送り行事のうち、五山の送り火とともにお送り行事の一つ。1949年(昭和24年)に戦没者の霊を慰めるために灯篭により供養をはじめたのがこの行事の起源で、天龍寺などの地元の寺院や商店街、自治会組織などにより合同開催されている。
[公式]- 11月第2日曜
嵐山もみじ祭(あらしやまもみじまつり)
嵐山・渡月橋上流の大堰川一帯で開催される、小倉山の紅葉の美しさを讃えると同時に、嵐山一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝するお祭り
紅葉シーズンの始まりを前に、小倉百人一首にも歌われている名勝・嵐山の小倉山の紅葉(もみじ)の美しさを讃え、紅葉に感謝するとともに、一帯の史跡や嵐山にゆかりの深い文化・芸能を紹介する目的で、1947年(昭和22年)に嵯峨風土研究会が中心として始められた
天龍寺船、野宮船・車折芸能神社船など嵯峨嵐山の社寺にちなんだ船のほか、東映太秦映画村船や箏曲小督船、今様歌舞船、能舞台船など色とりどりの十数隻の芸能船が大堰川に次々と浮かべられ、船上にて舞楽・今様・能・狂言など伝統芸能を奉納、平安朝の貴族が行った優雅な船遊びが再現される
河原では島原太夫による道中や野点茶会、国の重要無形民俗文化財にも指定されている嵯峨大念仏狂言の奉納など、数々のイベントも開催
舟遊びは10:30分からと13:00からで、主に北側の岸に向かって披露される
島原太夫によるお点前披露は13:00~14:00
島原太夫の道中は14:30から
茶席などは有料、ほかは無料で見学できる
主催は嵐山保勝会
雨天中止- 12月中
嵐山花灯路(あらしやまはなとうろ)
京都を代表する観光名所である嵯峨嵐山地区の歴史的景観や文化遺産などを生かして、約2500基の路地行灯や生け花の花で彩る「灯り」をテーマにした観光イベント
冬季の観光客を呼び込むべく、2005年(平成17年)12月より始められた新たな京都の冬の夜の風物詩
渡月橋周辺や竹林の小径などもライトアップされるほか、普段は夜間拝観されることのない寺社が特別拝観されるのも魅力
渡月橋では橋および嵐山の山裾、桂川(大堰川)の水辺などがライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれる
「竹林の小径」とともにイベントを代表する撮影ポイント
[公式]
嵐山公園中之島地区のレポート・旅行記
-
-
-
2017年05月28日
愛宕神社・野宮神社 嵯峨祭還幸祭2017 渡月橋
-
-
-
-
2017年05月28日
愛宕神社・野宮神社 嵯峨祭還幸祭2017 嵐山公園中之島地区
-
-
-
-
2017年05月21日
車折神社 三船祭2017 船遊び
-
-
-
-
2017年05月21日
車折神社 三船祭2017 神事
-
-
-
-
2017年05月21日
車折神社 三船祭2017 参進行列
-
-
-
-
2016年09月4日
松尾大社 八朔祭2016 女神輿(五木茶屋)
-
-
-
-
2016年08月16日
嵐山公園中之島地区 嵐山灯籠流し2016
-