渡月橋の北西、展望台からは保津峡を見渡せる眺望も
渡月橋の北岸を西に進み船着場の前付近に入口、反対は竹林の道の出口や大河内山荘前につながる。
小倉山の南東を占める丘陵地に位置しアカマツを中心に桜やカエデ、ヤマツツジなどが群生し美しい。
展望台もあり西側には保津峡を見渡せる見事な眺望が広がる
嵐山公園亀山地区(亀山公園)のみどころ (Point in Check)
京都市右京区嵯峨亀ノ尾町、小倉百人一首が編纂された地として有名な小倉山の山麓の東南に位置。
正確には「京都府嵐山公園亀山地区」で、広範囲に及ぶ「嵐山公園」の一部であるためこう呼ばれますが、地元では「亀山公園」と呼ばれて親しまれています。
「亀山」の名前の由来は、小倉山から伸びる尾根で山の形が亀の甲羅のようにこんもりと盛り上がり亀に似ていることから、この名前がつけられたといわれています。
小さな山全体が公園で丘のようになっており、坂道が多い公園であるものの、風光明媚で自然豊かな市民憩いの場となっています。
そして渡月橋や竹林の小径(竹林の道)といった有名スポットのそばにありながらも、京都有数の観光地で数多くの観光客で賑わう嵐山の中では比較的静かで落ち着いた雰囲気が味わえる場所です。
園内の高台には亀山天皇を含む3天皇の火葬塚があるほか、遊歩道やベンチなども整備されていますが、何といっても一番の見所は山頂付近にある展望台。
知る人ぞ知る絶景スポットで、桂川(大堰川)の保津峡渓谷を見渡し保津川を一望するとができます。
向かいの山に大悲閣千光寺が見えるほか、保津川下りで川を下ってきた舟や河岸を走るトロッコ列車を見下ろすことも可能なロケーションです。
その他にも保津川開削を行ったことで知られる角倉了以などの像や記念碑があるほか、秋は隠れた紅葉スポット、また「小倉百人一首文芸苑」の歌碑が100首のうち49首もこの公園内あり、歌碑めぐりを楽しむこともできます。
嵐山公園亀山地区(亀山公園)の施設案内
アクセス
入口は渡月橋から桂川(大堰川)の左岸(北岸)に沿って西の上流へ5~10分ほど歩いた所、保津川下りの下船場のそばに南出口があり、石段を上がって園内へと進んでいきます。
また野宮神社から竹林の小径を進んで大河内山荘の突き当たりのT字路を左へ曲がってすぐの所にも北出口があり、絶景の望める展望台はこの北出口から入った場合は右(西側)に続く急な坂道を2~3分登った所にあります。
園内
入園は無料。小倉山山麓のゆるやかな丘にあるため、園内は坂道が多いですが、その分素晴らしい眺望が望める場所が多いのが特徴です。
園内は一方通行や行き止まりは少ない反面、分岐が多いので、道標などでしっかり確認して進んだ方がよろしいかと思います。
周辺
前述のとおり、北出口は大河内山荘前に通じており、右に曲がれば竹林の小径から野宮神社へ、まっすぐ進むと奥嵯峨めぐりへと向かうことができます。
一方南出口は大堰川(桂川)沿いにあり、川に沿って東へ進むと渡月橋へと出ることができます。
園内
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南出口
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案内図
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亀山家
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大堰川(桂川)
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WC
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坂道
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分岐
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周恩来記念詩碑
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WC
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角倉了以翁銅像
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津崎村岡局銅像
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後伏見天皇・後嵯峨天皇・亀山天皇火葬塚
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休憩所
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祐斎亭
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東屋
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松籟庵
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分岐
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展望台
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保津峡の眺望
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展望所
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展望所
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坂道
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広場
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WC
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北出口
周辺
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渡月橋
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大河内山荘