剣神社
剣神社とは?(基本データ)
- 名前
- 剣神社(つるぎじんじゃ)
- エリア
- 東山七条
- ジャンル
- 建立・設立
- 創建不詳(平安遷都頃)
- 祭神
- 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
邇邇藝命(ににぎのみこと)
白山姫命(しらやまひめのみこと) - ご利益
- 子供守護、疳の虫封じ、夜泣き封じ、どもり封じ、諸病平癒
- 例祭
- 4月第1日曜(例大祭)
他に御弓始祭(2/11)、御火焚祭(三疳封じ)(11/3)などが知られる - 神紋・社紋
- アクセス
- 駐車場
- あり(無料)
- 拝観料
- 境内自由
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 6:00~17:00(何時も参拝可)
- 住所
- 〒605-0972
京都府京都市東山区今熊野劔ノ宮町13 - 電話
- 075-561-3738
- FAX
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- 公式サイト
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剣神社の地図
剣神社のみどころ (Point in Check)
京都市東山区今熊野劔ノ宮町、東福寺や泉涌寺(御寺)の北側、東山の音無川と今熊野川の合流点近くに鎮座し、地元民からは「剣(つるぎ)さん」と呼ばれて親しまれている神社。
祭神として伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、邇邇藝命(ににぎのみこと)、そして白山姫命(しらやまひめのみこと)を祀ります。
江戸時代の天明、天保期に火災に遭ったため創建の詳しい経緯などは不明も、社伝によると794年(延暦13年)の平安京遷都の際に王城鎮護のために都の巽(東南)の地である当地に宝剣を埋めて神殿を建立したのがはじまりとされています。
また神社のある今熊野一帯は、かつては平安京の三大葬送地の一つとして知られる「鳥戸野」の地だったことから、高貴な人々の葬送の際に副葬品として共に埋葬された鏡や刀剣などが後の時代に偶然発掘され、これらの刀剣を奉祀するため神社として祀ったとも考えられているようです。
その後、室町時代の1470年(文明2年)に兵火に遭い、一時は泉涌寺に組み入れられて守り神とされたとも、また江戸期には幕府の手で修理されたと記録に残されているともいいます。
そして現在は今熊野一帯の産土神として信仰を集めるほか、「子供守護」「子供の守り神」として有名で、とりわけ子供の疳虫封じ・夜泣き封じに霊験あらたかといい、遠くから参拝に来られる人も多いといいます。
その他にも本殿横の塀にはにはトビウオを描いた珍しい絵馬が多数奉納されているほか、二の鳥居の傍らには、石を撫でた手で自分の気になる箇所を撫でると効果があるという「撫で石」があることでも知られています。
行事としては2月11日の「つるぎ御弓始祭」が有名で、弓矢を使い四方、そして最後に鬼門の方角である北東に据えられた「鬼」と書かれた的に矢を放ち、厄除けを祈願します。
また毎年11月上旬には、みかんを神前で焼いて参詣者に配り、子供たちの健康を祈願する「三疳封じ火焚祭(みかん封じ)」も行われ、焼きみかんを食することで夜泣き、ひきつけ、喘息や風邪の予防のご神徳を得ることが出来るといいます。
剣神社の施設案内
境内
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一の鳥居と社号標
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参道
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手水舎
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藤棚
社務所の前
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社務所
参道右
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飛龍亭
接待所
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撫石
二の鳥居手前右
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二の鳥居
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拝殿
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本殿
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絵馬掛
本殿左横
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トビウオの絵馬
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金色の招き猫
本殿裏
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朝日神明宮
天照大神
本殿左(西側)
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八幡社・稲荷社・春日社
朝日神明宮の左隣
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西参道
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斎場
西鳥居の南側
火焚祭が行われる場所で神事を行う舎もある
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西鳥居
2018年の台風で倒壊
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建部涼袋句碑
珊瑚樹の朱實かゞやき神の留守と刻まれている
周辺
剣神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
元旦祭
- 1/7
七草祭
鏡開き、ぜんざい接待
- 1/15
成人祭
- 2/11
つるぎ御弓始祭
厄除祈願、抹茶接待、甘酒接待
- 4月第1日曜
例大祭(剣徳講々社祭)
古いひな人形飾り、抹茶接待
- 7月土用の丑の日
ほうらく灸封じ(豊楽灸)
- 11/3
御火焚祭(三疳封じ)
疳虫・夜泣・吃音に効用、抹茶接待