京都三条会商店街
「365日晴れの街」が合言葉の三条通沿いの商店街
三条通の堀川通から千本通まで約180店舗が軒を連ねる商店街。千本側は二条駅、南は四条大宮、北は二条城まで徒歩圏内。 西日本最大級の全長800mのアーケード街で「365日晴れの街」をキャッチフレーズに7月の七夕夜市などイベントも多数。 7/24の祇園祭の還幸祭では神輿と多くの人で賑わう
京都三条会商店街とは?(基本データ)
- 名前
- 京都三条会商店街(きょうとさんじょうかいしょうてんがい)
- エリア
- 二条城
- ジャンル
- 創業・設立
- 1914年(大正3年)、油小路~大宮間の72店舗で発足
その後西へ広がり千本まで延伸 - アクセス
- 駐車場
- 南北の通りに100円パーク数か所あり
- 利用料金
- 各店舗により異なる(総店舗数約180店)
- お休み
- 各店舗により異なる
- 営業時間
- 各店舗により異なる
※14:00~21:00までは車両通行禁止 - 住所
- 〒604-8801
京都府京都市中京区三条通神泉苑西入今新在家西町1-1 京都三条会商店街振興組合 - 電話
- 075-811-4472
- FAX
- 075-811-4479
- 公式サイト
- 京都三条会商店街
京都三条会商店街(振) Twitter
京都三条会商店街の地図
京都三条会商店街のみどころ (Point in Check)
京都市中京区、世界遺産の二条城の南、三条通の堀川通から千本通にかけて続く商店街。
堀川から千本までの全区間が西日本最大級といわれる全長800mのアーケードで覆われており、「365日晴れの街アーケードショッピング街」をキャッチフレーズに幅広い人々に愛されている商店街です。
1914年(大正3年)に油小路~大宮間の72店舗で発足。
その当時は室町付近から三条大宮にかけてが京都の中心地で家も多く建ち並んでいましたが、三条大宮より西は未だに田畑が広がっており、夜には嵐山や太秦の灯も見えたといいます。
そして昭和初期にかけ地域の発展に伴って大宮より西へと広がっていき、千本通までが範囲となります。
この頃の千本三条は京都北部・丹波から鉄道や水運を使って物資が集まる集積地で、大勢の人で賑わったといいます。
その後、戦時体制下においては大半が配給制となり、商店街活動の中止を余儀なくされましたが、戦後の1946年(昭和21年)に「三条商店会連合」として再結成された際に堀川通から油小路通までの商店が離れて独立し、現在の堀川~千本までの形となりました。
1964年(昭和39年)には初代アーケードが建設され、1979年(昭和54年)には現在のアーケードが当時の最新技術をふんだんに取り入れた2代目として建造されました。
また商店街内には祇園祭発祥の社である八坂神社の「又旅社」があることでも知られています。
平安初期の869年(貞観11年)、京の都に疫病が流行した際に当時の天皇の禁苑であった神泉苑に当時の国の数の66本の鉾を立て、祇園社より神輿を迎えて祈祷を行なったのが「祇園祭」の始まりとされていますが、又旅社はその当時に広大な面積を有していた神泉苑の南端にあたり、御霊会が行われた地に設けられた「斎場」の地に建つことから、「祇園祭発祥の社」とされています。
現在も祇園祭後祭の還幸祭では、神輿が社に立ち寄り「奉饌祭」が行われるほか、期間中には「オハケ清祓い式」や「千団子お授け」などの行事も行われています。
更に商店街のそばには祇園祭における神輿の巡行において中心的な役割を果たしている「三若組(現在の三若神輿会)」の会所もあります。
一帯は江戸初期の1604年(慶長9年)に築城された二条城のすぐ南側に位置しており、築城の頃からしばらくは二条御廻りと呼ばれていましたが、元禄の頃(1690年頃)にから享保にかけて三条台村に地名が変わりました。
そして村の発展とともにその有志によって「三条台若中(三若)」が組織され、八坂神社の神輿渡御に奉仕するようになり、明治までは中、東、西の三座とも、現在においても中御座の渡御を担当しています。
「三条台若中」は、昭和5年に祭りの実行団体の三若組(現在の三若神輿会)と維持運営の祇神会に組織変更され、現在も活動を続けていて、会所も1832年(天保3年)に民家を会所と定めた後、1862年(文久2年)に改築され、現在のものは1927年(昭和2年)に建て替えられたものです。
三条会商店街はこの江戸時代に村の有志によって組織された「三条台若中(三若)」の流れを受け継ぐ商店街です。
現在の店舗数は190店舗。
往時の賑やかしさの面影を感じさせる昔ながらの店が残る一方で、町家を改装したカフェや雑貨屋、美容院など新しいコンセプトでオープンした店も共存しており、新旧取り混ぜたユニークな店舗が揃い、活気溢れる商店街として地元の方々はもちろん、若い客層も増え、多くの地域住民に親しまれています。
また毎年7月第一土曜日に開催される七夕夜市や、夏の屋台村、地ビール祭やお化け屋敷、ブルーベリー祭りなど多くの季節ごとイベントのほか、毎月の売り出しイベントなどが定期的に開かれ、活気あふれる商店街として2009年3月には「新・がんばる商店街77選」にも選ばれました。
2014年(平成26年)には創立100周年を迎え、「三条会創立100周年記念事業」が1年がかりで実施されています。
京都三条会商店街の施設案内
商店街
-
-
堀川三条交差点
-
-
東アーケード入口
-
-
三條若狭屋
祇園ちご餅で有名な老舗和菓子店
-
-
魏飯夷堂
行列の絶えない町家風の本格中華料理店
-
-
八坂神社 又旅社
-
-
現代警備
-
-
三条大宮公園
-
-
妙泉寺
-
-
三寳寺
-
-
西友
-
-
三条台若中会所
-
-
三条会商店街事務局
組合事務所
-
-
増田商店
角煮包で知られる人ぞ知る名店
-
-
フレスコ三条店
-
-
ミートショップヒロ
-
-
西アーケード入口
-
-
千本三条
周辺
京都三条会商店街の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 3月中
春の大抽選会
- 4月中旬の日曜
八坂神社又旅社 蘇民将来祈願祭 春季祭
商店街内にある八坂神社の御旅所である又旅社にて
前日が宵宮
当日が春季祭の神事- 5/3
神泉苑祭 子供みこし巡行
- 5月中
地ビール祭り
- 7月上
七夕夜市
- 8月第1土曜
三条会屋台村
- 8/8
わかさブルーベリー祭り
8月8日のブルーベリーの日にちなんで
2015年初開催
[公式]- 7/24
祇園祭還幸祭
又旅社へ神輿が巡行
- 8月最終日曜
武信稲荷神社 夏まつり 子どもみこし巡行
- 8月下~9月上
京都お化け屋敷大作戦
2016年が3回目
[公式]- 9月
子ども抽選会
- 9月
三条会商店街ミュージクフェスタ
- 10月下旬の日曜
八坂神社又旅社 秋季祭(神恩感謝祭)
- 10月最終土日
二条ハロウィン
- 11月第2土日
龍馬よさこい
幕末の志士・坂本龍馬の墓所のある京都霊山護国神社をはじめ、市内各所に点在する龍馬ゆかりの地を舞台にて、全国各地から集まった学生チームが個性豊かな演舞を龍馬に捧げるイベント
坂本龍馬の命日にあたる11月15日に合わせて開催され、高知生まれの「よさこい」と京都生まれの「京炎そでふれ」が夢の共演を果たす
会場は京都霊山護国神社の龍馬演舞場のほか、JR京都駅駅前広場の特設会場、円山公園音楽堂、京都三条会商店街、そして四条大宮駅前ロータリー
[公式]
月並行事
- 毎月3日
三条会の日
各店で当日限定のセールを開催
14~17時 三条会組合事務所前にて催し
花ごよみ
桜(サクラ)●
三条大宮公園
花水木(ハナミズキ)
三条大宮公園