綾部八幡宮
綾部八幡宮とは?(基本データ)
- 名前
- 綾部八幡宮(あやべはちまんぐう)
- エリア
- 綾部
- ジャンル
- 建立・設立
- 治承年間(1177-81)
- 創始者
- 平重盛
- 祭神
- 応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(しんぐうこうごう)
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
仁徳天皇(にんとくてんのう)
武内宿禰(たけのうち すくね) - ご利益
- 家内安全、開運除災、武運長久
- 例祭
- 10/15直近の日曜(秋季大祭(綾部旧町区八社合同秋季大祭))
他に采女稲荷 初午祭(3月第1日曜)、春季大祭(お田植式)(4月第1日曜)などが知られる - 神紋・社紋
- 左三つ巴紋と橘紋
- 札所等
- 綾部七社
- アクセス
- 駐車場
- なし
- 拝観料
- 無料
- お休み
- 拝観時間
- 境内自由
- 住所
- 〒623-0053
京都府綾部市宮代町明知9 - 電話
- 0773-42-9550(綾部市観光協会)
- FAX
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- 公式サイト
- 綾部八幡宮
綾部八幡宮 京都神社庁
綾部八幡宮の地図
綾部八幡宮のみどころ (Point in Check)
京都府綾部市宮代町明知、JR綾部駅より西へ約500mの所に鎮座する神社で、正式には「八幡宮」とのことですが、「綾部八幡宮」の通称で知られています。
戦国時代の天正年間(1573-90)に火災に遭い宝物や記録が消失したため、由緒はあまり明らかでありませんが、 平安末期の治承年間(1177-81)、平清盛の嫡男で小松内府三位中将・平重盛(たいらのしげもり 1138-79)が丹波の国守であった時、山城国・石清水八幡宮の別宮としてこの地に勧請したと伝えられていて、綾部藩の記録にも「ここは平重盛の領地なり、治承年中に重盛卿の勧請か」とされているといいます。
江戸時代に入った寛永年間(1632-43)以降は、綾部藩の初代藩主・九鬼隆季(くきたかすえ 1608-78)はじめ歴代領主の崇敬厚く、社領や財宝の寄進を受けたと伝えられ、現在も「綾部郷総社」として崇敬を集めています。
古くから神威盛んな神社として家内安全、開運除災、武運長久などに神徳があり、その他にも境内には夫婦岩・兄弟岩とされる聖岩があり、拝むと一家の平和と繁栄が授けられといいます。
行事としては「綾部郷総社」と称し綾部郷の9社を拝殿に奉祀している関係から、現在の綾部旧町内の「秋季大祭」は当社が中心となって斎行されており、「綾部旧町区八社合同秋季大祭」として八幡宮を含む綾部地区8社による合同の神事や神輿4基の練り込みなどが町内を挙げて賑やかに執り行われます。
一方「春季大祭」の方は200年前の米作りを再現しその所作を演じることで五穀豊穣を祈願する「お田植式」と呼ばれる神事が行われ、戦時中より一時中断していたものの、1796年(寛政8年)に書かれた古文書をもとに1994年(平成6年)に復活以来、綾部の民俗行事を後世に伝える貴重な文化遺産として毎年開催されています。
綾部八幡宮の施設案内
境内
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門前社号標
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一の鳥居
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東参道
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神楽池
参道左手南側
池の畔に桜
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参道石段
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聖岩
二の鳥居の手前左
参道から見て向かって左側が男岩、右側が女岩で「夫婦岩」を構成し、その間にある中央の2つの岩が男の子と女の子の「兄弟岩」だといい、男岩から女岩に注連縄を張ると「母」の文字になるという
女性は左の男岩を、男性は右の女岩を拝むと一家の平和と繁栄が授けられるという
また聖岩の岩神に起因する「斎砂(いみずな)」の授与を行っていて、屋敷の周囲を祓い清めると開運招福のご利益があるという
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二の鳥居
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手水舎
二の鳥居くぐってすぐ左
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駐車場口
二の鳥居くぐって左側
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ツブラジイ
手水舎のそば
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本殿前参道
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社務所
二の鳥居くぐってすぐ右
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神輿蔵
本殿左
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授与所
本殿右
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桜
授与所の背後
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采女稲荷鳥居
社殿まで鳥居が連続
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采女稲荷神社
本殿正面右にある摂社
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岩神神社
本殿正面右奥、采女稲荷のそばにある末社
石凝姥命を祀り病気平癒にご利益
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天照皇大神宮
本殿正面右奥、采女稲荷のそばにある末社
崇敬の中心神である天照座皇大神を祀る
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本殿
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三社
本殿正面左奥にある末社
猿田彦神(交通安全)・大物主神(縁結び)・大山祇神(環境安全)を祀る
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八坂神社
本殿正面左奥にある末社
須佐之男命を祀り悪病退散にご利益
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お手洗井戸の跡
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神宮遥拝所
周辺
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加迫神社
神社南にある境外社
天御中主命を祀り家内安全にご利益
関連
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二宮神社
青野町
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笠原神社
味方町
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大谷神社
寺町
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熊野新宮神社
並松町
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坂本神社
田野町
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大山祇神社
野田町
綾部八幡宮の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭・初詣
- 1/14
左義長祭(どんど焼き)
松の内に飾られていたしめ縄や門松、 書き初めなどを焼納
- 1/18
厄除祭
- 2/3
節分祭
- 2/11
建国祭
- 3月第1日曜
采女稲荷 初午祭
摂社・采女稲荷神社にて交通安全や五穀豊穣、 商売繁盛など祈願する祭典で、氏子商工会や参拝者で賑わう
- 4月第1日曜
春季大祭(お田植式)
200年前の米作りを再現しその所作を演じることで、地域の安寧と五穀豊穣を祈願
戦時中より一時中断していたものの、1796年(寛政8年)に書かれた古文書をもとに1994年(平成6年)に50数年ぶりに復活以来、綾部の民俗行事を後世に伝える貴重な文化遺産として毎年開催
10時より神事の後、11時より暦を見て農耕の開始時期を確かめた後、本殿前の特設舞台にて田起こし、田すき、草まき、田ならし、種まき、鳥追い、水あて、苗とり、田植えなど米作りの所作を笛や太鼓、鉦の拍子と音頭に合わせて順番に演じていき、最後に傘鉾の練り込みが行われる- 6/6
岩神祭
- 6月第4日曜
夏越大祓
- 10/15直近の日曜
秋季大祭(綾部旧町区八社合同秋季大祭)
大祭神事の後、御旅所となる綾部市役所まで御輿の渡御があり、市役所到着後は本庁舎前広場を会場に旧綾部町内にある8つの神社による合同神事が行われる
綾部八幡宮(宮代町)・若宮神社(上野町)・二宮神社(青野町)・笠原神社(味方町)の4基の神輿が練り込むほか、大谷神社(寺町)・熊野新宮神社(並松町)・坂本神社(田野町)・大山祇神社(野田町)の4社の金幣も運ばれる
西町アイタウンの商店街では手作り市も開催され市内外から多くの見物客が訪れ賑わう
市役所前広場への神輿の集結は12:00- 11月各日曜
七五三詣
- 11/23
勤労感謝祭
- 12/29
大祓式
- 12/31
晦日祭
月並行事
- 毎月1日
月例祭