相楽神社 京都観光

相楽神社

相楽神社

 

 

相楽神社とは?(基本データ)

名前
相楽神社(さがなかじんじゃ)
エリア
木津川
ジャンル

寺社 神楽・湯立神楽

建立・設立
不詳
祭神
八幡神
├誉田別命(ほんだわけのみこと)(第15代・応神天皇)
├気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)(応神天皇の母)
└足仲彦命(かんたらしなかつひこのみこと)(第14代・仲哀天皇)(応神天皇の父)
ご利益
交通安全など
例祭
10/17(秋祭(例祭))
他に御田祭(1/15)、餅花祭(2/1)などが知られる
神紋・社紋
菊座橘(きくざたちばな)
アクセス
  • JR片町線(学研都市線)「西木津」駅下車 徒歩約5分
  • 近鉄京都線「山田川」駅下車 徒歩約10分
  • 山田川駅より木津川市コミュニティバス(きのつバス)「清水橋」下車 徒歩約3分
  • 京奈和自動車道「山田川IC」より車で約5分
駐車場
なし
拝観料
無料
お休み
 
拝観時間
境内自由
住所
〒619-0222
京都府木津川市相楽清水1
電話
0774-72-8470
0774-39-8191(木津川市観光協会)
FAX
-
公式サイト
相楽の御田と正月行事 木津川市

相楽神社の地図

相楽神社のみどころ (Point in Check)

京都府木津川市相楽清水、JR片町線(学研都市線)の西木津駅より西へ約300mの木津町相楽地区に鎮座する神社。

創建の詳しい経緯は不明ですが、古くから北ノ庄区・大里区・曽根山区の旧相楽村三区の産土神として祀られ、誉田別命(ほんだわけのみこと)(第15代・応神天皇)、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)(応神天皇の母)、そして足仲彦命(かんたらしなかつひこのみこと)(第14代・仲哀天皇)(応神天皇の父)のいわゆる八幡神を祭神として祀ることから「八幡宮」と呼ばれていましたが、明治期に入った1877年(明治10年)に平安中期に編纂された「延喜式神名帳」に「相楽((そうらく)郡一座 相楽(サカラカノ)神社」記されていることが判明し、延喜式内社「相楽神社」と改められ現在に至っています。

現在の「本殿」は室町初期の造営で、細工や彫刻に優れ重要文化財に指定されているほか、室町後期に造営された末社・若宮神社本殿が京都府登録文化財に指定されています。

また都市化の進む木津地域においてケヤキやカシ、シイなどの大木や古木に囲まれて豊かな自然環境が保持されており、神社の森一帯が「文化財環境保全地区」に指定されているほか、社務所横にある御神木の欅の古木が「京都の自然200選」に選定されています。

そして行事としては神社に伝わる一連の正月行事が中世的な宮座祭祀のあり方が古風のままによく残されており「相楽の御田と正月行事」として京都府指定無形民俗文化財に指定。

1月14日の月々の降水量を占う「豆焼」にはじまり、1月15日朝の早稲、中稲、晩稲の作柄を占う「粥占」、昼の稲作の過程を模して豊作を祈る「御田」、その後2月1日に竹串に多くの餅を差して花に見立てたものを奉納する「餅花」、そして旧暦1月15日には年間降水量を占う「水試」と、豊作を願う儀式が続けて行われます。

中でも地元では「ニノショウガツ」と呼ばれる2月1日に開催される「餅花祭」は、紅白の紙をつけ花に見立てた日本でも類をみないほどの大きな餠花が飾られた本殿にて、鉦や太鼓の音が響く中で巫女が神楽を舞い豊作を祈願するもので、一連の行事の中でも一番注目の神事として、地元の内外から毎年多くの見物客が訪れます。

相楽神社の施設案内

 

境内

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    鳥居

     

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    社号標

     

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    八幡宮の号標

     

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    手水舎

    鳥居くぐって左

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    由緒書と境内図

    鳥居くぐって右

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    表門

    扁額に八幡宮の文字

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    参道

     

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    北仮舎

    表門をくぐって左右にある縦長の建物
    神事の際に宮座の人々が着座するための舎殿

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    南仮舎

    表門をくぐって左右にある縦長の建物
    神事の際に宮座の人々が着座するための舎殿

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    客殿

     

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    拝殿

     

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    本殿

    室町初期の造営で国の重要文化財

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    若宮神社

    本殿左にある末社

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    鳥懸神社

    本殿左にある末社

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    松枝神社

    本殿左にある末社

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    子守神社

    本殿右にある末社

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    清水神社

    本殿右にある末社

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    豊八稲荷大明神

    拝殿の左

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    宝船

    稲荷社のそば

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    社務所

     

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    欅(ケヤキ)

    京都の自然200選

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    土蔵

     

関連

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    白山神社

    近鉄山田川駅の北西にある飛地境内社

周辺

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    懸木社(さがりきしゃ)

    相楽神社の南、川久保交差点より府道751号(歌姫街道)をやや南へ下がった所にある
    「相楽(さがなか)」という地名の由来となっている
    「古事記」の中で、第11代・垂仁天皇(すいにんてんのう B.C.69-70)に召し上げられた美知能宇斯王(丹波道主命(たんばのみちぬしのみこと))の4姉妹のうち、歌凝比売命(うたごりひめのみこと)と円野比売命(まとのひめのみこと)は容貌が醜いとして宮中には呼ばれずに国許に送り返された
    2人のうち円野比売命はこれを恥じ、この地で木の枝に懸って死のうしたため、この地は懸木(さがりき)と呼ばれるようになり、これが訛って「さがなか」と呼ばれるようになったという
    同地には現在「呑多家瓢樂令師碑」と刻まれた石碑と大きな一本松、更に夜泣留地蔵と呼ばれる地蔵が祀られている
    また相楽神社の末社・鳥懸神社は円野比売命を祀る社だという

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    JR西木津駅

     

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    近鉄山田川駅

     

相楽神社の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1/1
元旦祭

 

1/14(夜)
豆焼

相楽の御田と正月行事の一つ
大豆を焼いてそのはぜ方(焼いてできた筋目)で十二ヵ月の水の状況を占う

1/15(朝)
粥占

相楽の御田と正月行事の一つ
小豆粥を煮て篠竹につまった粥の状況で早・中・晩稲の作柄を占う

1/15(昼)
御田(御田祭)

相楽の御田と正月行事の一つ
4人の宮守とソノイチ(巫女)によって行われる予祝儀礼で、祝詞に始まり、鍬初め・鋤初め・肥打ち・苗代しめ・種まき・春田打ち・田植えまでの稲作の過程を演じる

2/1
餅花(餅花祭)

相楽の御田と正月行事の一つ
餅を差した竹串を粘土を芯にした藁包みに差して満開の花に見立て、これを奉納して豊作を祈願

旧暦の1月15日
水試

相楽の御田と正月行事の一つ
本殿前に設けた祭壇の上に一本の棒を立て、棒に当たる月影の長短をもって年間の降水量を判断

2/15
祈年祭

 

10/17
秋祭り(例祭)

宮座の総集会ともいえる行事
南北両篭り所に九座九十人の十人衆が紋付羽織の衣装で当屋から有職料理の饗応を受ける
当日は3区から子供御輿も出る(大正初期までは大人による本神輿も出ていたという)

11月
七五三参り

 

月並行事

毎月1・15・28日
月例祭

 

花ごよみ

 
 

 

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