飛行神社 京都観光

飛行神社

飛行神社

日本航空界の先駆者・二宮忠八が創建した航空安全の社

1903年ライト兄弟の世界初の有人飛行実験成功の12年前にカラス型飛行器を発明した二宮忠八が世界中の航空事故殉難者の霊を祀るため創建。 境内にはジュラルミン製の鳥居にギリシャ神殿を思わせる拝殿のほか零戦やF104のジェットエンジンを展示。 本殿奥には航空関係の貴重な資料を所蔵する資料館も

飛行神社とは?(基本データ)

名前
飛行神社(ひこうじんじゃ)
エリア
八幡
ジャンル

寺社 交通安全

建立・設立
1891年(明治24年)、二宮忠八がゴム動力によるプロペラ式の模型飛行機としては世界初となる「カラス型飛行器」を発明
1893年(明治26年)、工夫を重ね有人式の「玉虫型飛行器」の設計を完了し陸軍上部に採用を求めるも却下、薬品の改良研究で資金を調え八幡で飛行機研究を続ける
1903年(明治36年)12月17日、アメリカのライト兄弟により世界初のプロペラ式動力飛行による有人飛行実験が成功、以後の飛行機制作を断念
1915年(大正4年)、航空事故の防止と犠牲者の冥福を祈るため私財を投じ日本初の「飛行神社」を創建
1955年(昭和30年)、1936年の忠八の死により一時廃絶していた神社を忠八の息子・二宮顕次郎が再興
1989年(平成2年)、忠八の飛行原理発見百周年を記念し全面改修
創始者
[開基] 二宮忠八
[再興] 二宮顕次郎
祭神
[第1殿・主祭神] 饒速日命
[第2殿・祖霊社] 航空殉難者の霊・航空業功績者
[第3殿・薬光神社] 薬祖神・金毘羅・白龍神
ご利益
航空安全、開発発明祈願、学業成就・合格祈願
健康長寿、病気平癒、医学界・薬学界の発展
例祭
4/29(年次祭)
神紋・社紋
飛行機のプロペラを模した社紋
アクセス
  • 京阪本線「八幡市」駅下車 徒歩約4分
  • 京阪バス「京阪八幡」(32・33・41・73・73A・73C・74・74A・74B・75C・76・76B・77・79系統)下車 徒歩約4分
駐車場
数台あり
拝観料
境内自由
■二宮忠八資料館
├一般 300円
└中・高校生 200円
お休み
年中無休
拝観時間
9:00~16:30
■二宮忠八資料館
└9:00~16:00(受付15:45まで)
住所
〒614-8002
京都府八幡市八幡土井44
電話
075-982-2329
FAX
075-981-1700
公式サイト
飛行神社
飛行神社の滑走路 飛行神社ブログ
飛行神社 Facebook
二宮忠八飛行館 香川県まんのう町
二宮忠八について 愛媛県八幡浜市

飛行神社の地図

飛行神社のみどころ (Point in Check)

京都府八幡市八幡土井、京阪「八幡市」駅から歩いて数分、八幡市を代表する神社である男山の石清水八幡宮から細い川を挟んですぐ東隣にある神社。
大正時代の1915年(大正4年)に飛行機の研究開発で知られた航空界の先駆者・二宮忠八が創建した、日本で唯一の航空関係の神社です。

二宮忠八(にのみやちゅうはち)は1866年年(慶應2年)6月、愛媛県八幡浜市に生まれ、1887年(明治20年)12月に丸亀歩兵連隊(香川県)に入隊。
四国山岳地帯の仲多度郡十郷村もみの木峠(現在の香川県まんのう町)で演習中、烏が残飯を求めて滑空する姿に興味を示し、空を飛ぶ機械の発明のヒントを得たといわれています。

その後、研究に研究を重ねて1891年(明治24年)4月29日にはゴム動力プロペラ式による「カラス型飛行器」の飛行実験に成功。
日本で最初に固定翼の理論、飛行原理を発見し、ゴムを動力とする世界初の模型飛行器を発明した忠八は、次なる目標として飛行機の実用化を試み、有人飛行機の考案に着手をはじめます。

そして1893年(明治26年)には設計を完了し、試作機の実験に入ろうという時、「日清戦争」が勃発し出兵することとなりますが、この時に戦場の様子を見て、飛行器を軍に提供すれば役に立てると考えた忠八は、軍用機として軍に研究・開発してもらおうと願い出ますが、この申し出はあえなく却下。
このため独力での完成を決意し、大阪の大日本製薬株式会社に入社し、薬品の製造に携わることで資金を蓄えはじめたのでした。

そして1900年(明治33年)、飛行機開発の準備が整った平八は出身地とよく似た地名を持つ京都府八幡町にて開発を開始しますが、その矢先の1903年(明治36年)12月17日、有名なアメリカのライト兄弟が飛行機を完成させ飛行に成功。
先を越されたことを知ると、このまま飛行機を作ったとしても「真似」という評価しか受けないとして開発を断念したのでした。

その後は飛行機の開発からは遠ざかっていましたが、飛行機が発明されて以来航空事故が多発するようになったことに心を痛めた平八は、犠牲者の霊を慰めるのが飛行機開発に携わった者としての責任であると、1915年(大正4年)に私財を投じて京都府八幡市の自宅内に犠牲者の霊を祀る神社を創建。
今日では航空安全の守護神として、航空関係者などから厚く信仰される神社となっています。

祭神は古代の空の神「饒速日命(にぎはやひのみこと)」と、家業に所縁のある薬祖神。
この点、饒速日命は神話において天磐船(あまのいわふね)と呼ばれる飛行船に乗って地上に降臨したとされ、創建にあたっては自在に空を飛んだとされる空の神様を大阪府交野市の磐船神社より勧請しています。

この他にも前述のとおり全世界の航空殉難者の英霊を合祠しており、このことから有名な東京の靖国神社と同様、特定の条件に当てはまる死者の霊を祀るといういわゆる「招魂社」としての性格を持つ神社でもあります。

ちなみに神社はその後1936年(昭和11年)に忠八の死により一時廃絶していましたが、1955年(昭和30年)に忠八の次男・二宮顕次郎によって再興され、1992年(平成3年)8月には宗教法人となっています。

現在の社殿および資料館は1989年(平成元年)に忠八の飛行原理発見100周年を記念し、顕次郎によって全面改装された時のもので、神社としては珍しい「古代ギリシャ神殿」風の拝殿に、鳥居は航空機の素材として使われることの多いジュラルミンで作られており、ユニークで独創的な建造物を持つ境内となっています。

一方併設された「飛行神社資料館」には、忠八や航空機に関係する資料のほか、飛行機のエンジンやプロペラ、更には忠八が発明したカラス型・玉虫型などの模型飛行器も展示・保存されています。

またご利益は航空安全、更には「旅行安全」や「交通安全」ですが、「落ちない」という言葉にかけて「合格祈願」のお守りして受験生にも人気があるといいます。

飛行神社の施設案内

 

境内

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    東門

    境内東側

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    社務所?

    門くぐってすぐ右 お札やお守りの授与は資料館受付の授与所で行っている

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    説明板

    門くぐって鳥居前左手

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    手水舎

    門くぐって鳥居前左手
    神紋と飛行機のシルエットが彫られている

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    飛行機のジェットエンジンの展示

     

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    駐車場入口

    境内東側の正面向かって左手
    資料館下の車庫へと通じている

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    鳥居

    ジュラルミン製

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    石段

     

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    零式艦上戦闘機機首部の展示

    石段上がってすぐ左手

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    プロペラの展示

     

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    常盤稲荷神社

    石段上がってすぐ右手

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    飛行神社の社号標

    本殿の右手、稲荷社の左にある

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    拝殿

    ギリシャ神殿風
    本殿中央に主祭神の饒速日命、右に航空殉難者の霊・航空業功績者、左に薬祖神・金毘羅・白龍神を祀る

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    拝殿の丸窓

    ステンドグラス風

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    本殿

    神社建築

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    薬光神社の石標

    本殿の左

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    絵馬掛

    本殿と資料館の間 飛行機の絵馬

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    二宮忠八資料館

     

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    資料館受付(授与所)

     

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    神飛行機おみくじ

     

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    飛行文庫

    資料館内

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    庭園

    資料館裏

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    駐車場

    境内西側の資料館裏

関連

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    二ノ宮飛行神社

    香川県仲多度郡まんのう町
    丸亀歩兵連隊(香川県)に入隊した忠八が演習中に烏が残飯を求めて滑空する姿に興味を示し、空を飛ぶ機械の発明のヒントを得たとされているゆかりの場所に二宮忠八飛行館とともに建てられている

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    二宮忠八飛行館

    香川県仲多度郡まんのう町

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    磐船神社(いわふねじんじゃ)

    大阪府交野市私市
    祭神・饒速日命の勧請元の神社

周辺

飛行神社の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1/1
歳旦祭

 

3/10
御鎮座祭

 

3月春分
春季合格祈願祭

 

4/29
年次祭(例祭)

 

6/9
忠八翁生誕祭

 

8/12
御霊鎮祭

 

9/20~9/30
空の日・空の旬間奉祝祭

 

9月秋分
秋季合格祈願祭

 

月並行事

毎月1日
月旦祭・旅行安全祈願祭

 

毎月15日
月次祭

 

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