高雄の川床 京都観光

高雄の川床

高雄の川床

清滝川の涼やかな流れの中、ホタル観賞も楽しめる

「床」は川沿いの店が5~9月の夏の期間に川面に設ける木組みの席のことで京都の夏の風物詩。 鴨川・貴船・高雄・鷹峯が知られ、高雄は京都の中心から車で1時間、新緑に囲まれた清滝川沿いにあり涼やか。 6月から約1ヶ月間はホタルも観賞可能。店・プランにより舞妓さんの京舞鑑賞や記念撮影も

高雄の川床とは?(基本データ)

名前
高雄の川床(たかおのかわどこ)
エリア
三尾(高雄・槙尾・栂尾)
ジャンル

飲食店街 川床 蛍(ホタル)

創業・設立
-
アクセス
  • 京都市営バス「高雄」(8号系統)下車 徒歩約5分
  • 京都バス「西山高雄」(90系統)下車 徒歩約10分
  • JRバス高雄・京北線「山城高雄」下車 徒歩約5分
駐車場
京都市高雄観光駐車場
├バス14台 2,500円
├普通車40台 1,000円
├自動二輪 400円
└自転車200円
8:00~17:00(11月のみ有料・1日1回につき)
TEL:075-361-7431
利用料金
店舗ごとに異なる
お休み
高雄の川床実施期間は5月1日~9月30日
定休日は店舗ごとに異なる
営業時間
店舗ごとに異なる
住所
〒616-8292
京都府京都市右京区梅ケ畑高雄町他
電話
075-871-1005(高雄保勝会)
FAX
-
公式サイト
高雄保勝会

高雄の川床の地図

高雄の川床のみどころ (Point in Check)

「川床」とは京都の夏の風物詩の一つで、蒸し暑い京の夏を涼しく過ごすため、川沿いに店を構える料理店や茶屋が川の上など屋外に設ける座席のこと。
京都では例年5月初め頃から9月末頃まで、鴨川、貴船、高雄、鷹峯などで楽しむことができます。

そもそも京都において「川床」の文化が始まったのは、およそ400年前の安土桃山時代から江戸時代にかけてのことで、鴨川の横にあった茶店などが夏の涼を求めて、床几(しょうぎ=腰掛け)を並べて鴨川に桟敷を設け、客をもてなした「鴨川納涼床」がはじまりだといわれています。

「高雄」は京都の市街地から日本海へと通じる周山街道の入口となる高雄・槇尾・栂尾の「三尾」と呼ばれる地域のうちの一つで、京都市の西の方に位置し、都会の喧騒から離れ北山杉の美しい林が広がる自然美溢れる山里の風景が残る別世界といえる場所。

燃えるような真っ赤な紅葉が楽しめる京都でも有数の紅葉の名所として知られていますが、夏は京都市の中心部より3~5度は気温が涼しいといわれ、古くから夏の別天地として知る人ぞ知る「川床の名所」です。

「高雄の川床」は清滝川の清流を眼下に望む川沿いに桟敷が設けられ、また屋根がついているため日差しが強い日も雨の日も安心して川床を楽しむことができるのが特徴で、また他の川床の営業期間が5月初~9月末までなのに対し、店舗により異なるものの、昼は4月初~11月末、夜は6月上~9月下旬まで営業をしており、四季折々の美しい情景を楽しみながら季節に合わせた食事が味わえるのも魅力です。

他の地域よりいち早く4月からスタートする「花の床」では生き生きとした新緑に囲まれ、青もみじを愛でながらの食事を楽しむことができ、夏の「納涼の床」の時期は6月上~下旬にかけては清流川を飛び交う天然記念物のゲンジボタルを見ることもできるほか、夜のプランでは食事をしながら舞妓さんとの歓談や舞の鑑賞、記念撮影などが可能となっています。
更に夏が終わった後、秋にかけても紅葉も楽しめる川床「紅葉の床」があり、見事を迎えた高雄の紅葉を眺めながら川床を楽しむことができるのも魅力的です。

また「宿泊プラン」の他に「日帰りの食事プラン」も用意されていて、ホテルオークラなど京都市中心部や駅前のホテルに宿泊しつつ川床を楽しむということも可能となっています。

高雄周辺では以下の4店で川床を楽しむことができます。
もみぢ家(会席・宿泊)
高雄観光ホテル(会席・宿泊)
高雄 錦水亭(弁当・会席・宿泊)
とがの茶屋

「高雄 もみぢ家別館 川の庵」
創業100年余を誇る民芸調合掌造りの宿で、専用の吊り橋を渡ると清滝川の清流に張り出すように一段高い位置に屋根付きの川床が建てられており、せせらぎの音に包まれながら天然鮎、京野菜など旬の食材を使った川床料理を楽しむことができます。
期間は昼が5月初旬から11月末、夜は6月1日~9月末頃まで。
渓谷を埋め尽くす青々としたカエデが眺められるほか、源氏ボタルを観賞しながらのプランや6月9日~9月23日の夏季限定の夜会席では舞妓さんとお話ししたり、京舞を鑑賞できるプランもあり、写真撮影にも応じてくれます。

「高雄錦水亭」
料理旅館として名高い宿で、京野菜やアユ、ハモなどが並ぶ豪華な「納涼会席」のほか、昼のランチタイムには「松花堂弁当」のプランも用意されています。
期間は5月1日~9月末日までで、6月10日頃から約1か月は清滝川にゲンジホタルが飛び交う幻想的な風景を楽しむことも可能です。

「高雄観光ホテル」
最大300名様まで利用でき、各種宴会などの団体様はもちろん、修学旅行にも対応。
昼の川床料理は5000円前後とお値打ちで、夜は10000円くらいから
お昼は4月~11月まで、夜は6月中旬から9月中旬まで
6月上旬から7月上旬にかけては20時過ぎ頃から席に座ったまま手すり越しに清滝川を飛び交う天然の源氏ボタルが見られるほか、舞妓が舞う京舞と共に川床料理を味わうプランも用意されています。

「とが乃茶屋」
京都の世界遺産の一つである高山寺の裏門前にある、大正時代創業の老舗の風流茶亭で、清竜川にせり出すように設けられた3棟のお店や川床の座敷から水辺の景色を楽しむことができます。
1500円からとリーズナブルな定食や湯豆腐定食などもあり、気軽に料理と川床風情を満喫できるのが魅力なほか、「涼み御膳」では鮎の塩焼きも堪能できます。

高雄の川床の施設案内

 

川床

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    もみぢ家別館 川の庵

    [住所]京都市右京区梅ヶ畑高雄
    [TEL]075-871-1005
    [営業時間]
    昼 11:00~15:00(LO 14:00)
    夜 18:00~20:00頃(LO 19:30)
    年中無休
    [座席数]川床席200席(昼は4月~11月・夜は6月上~9月下)
    [駐車場]屋外10台(無料)
    [送迎]
    地下鉄東西線天神川駅・JR花園駅より送迎シャトルバスあり(要確認)
    [メモ]
    別館「川の庵」の専用の吊り橋を渡った先、清滝川の清流に張り出して作られた川床にて川床料理を楽しめる
    宿泊以外にも日帰り食事プランがあり、
    昼のプランでは季節により新緑や紅葉が楽しめる
    夜のプランとしては舞妓さんとの語らいや京舞の観賞、記念撮影などが可能な「源氏ボタル鑑賞の夕べと舞妓はん(6月)」「納涼川床料理と舞妓はん(7~9月)」

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    高雄 錦水亭

    [住所]京都市右京区梅ヶ畑殿畑町40
    [TEL]075-861-0216
    [営業時間]
    昼 11:30~15:00(LO 14:00)
    夜 17:30~21:00(LO 19:00)
    木曜日定休(秋の紅葉シーズン中は無休)
    [座席数]川床は3か所150名(40名+50名+60名)(5/1~9月末)
    [駐車場]屋外15台(無料)
    [送迎]
    お食事送迎プラン予約の場合無料送迎バスあり
    [メモ]
    料理旅館として名高いが、宿泊のほかに日帰りプランでも川床を楽しめる
    夜は「納涼会席」、昼は「お昼の納涼会席」のほかに「松花堂弁当」もある

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    高雄観光ホテル

    [住所]京都市右京区梅ヶ畑高雄町5(神護寺上がり口)
    [TEL]075-871-2991
    [営業時間]
    10:00~19:30
    年中無休
    [座席数]最大300名(昼は4~11月、夜は6月中~9月中)
    [駐車場]当館奥12台・当館手前案内所50台(無料)
    [送迎] 
    [メモ]
    6月上~7月上にかけて天然の源氏ボタルを見ることができる
    夜は「夜の川床料理と京の舞妓さん(ほたるの膳・かじかの膳・まいこの膳)」
    昼は「お昼の川床料理(川風・扇子・風鈴)」

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    とが乃茶屋

    [住所]京都市右京区梅ケ畑栂尾町3
    [TEL]075-861-4206
    [営業時間]
    9:00~17:00(季節により延長あり)
    木曜日定休(10/20~11/30無休)
    [座席数]56席
    [駐車場]市営駐車場を利用
    [送迎] 
    [メモ]
    高山寺の裏門前、大正時代創業の老舗で、高山寺の参拝客に茶をもてなしたことから始まる茶屋
    夏の涼み御膳の他にリーズナブルな定食や鮎、湯豆腐などもある

周辺

関連

高雄の川床の主な年間行事・カレンダー

年中行事

 
 

 

月並行事

 
 

 

花ごよみ

 
紅葉(こうよう)

 

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