上徳寺(世継地蔵)
上徳寺(世継地蔵)とは?(基本データ)
- 名前
- 上徳寺(世継地蔵)(じょうとくじ(よつぎじぞう))
- エリア
- 京都駅
- ジャンル
- 建立・設立
- 1603年(慶長8年)
- 創始者
- [開基]阿茶局
[開山]伝誉一阿 - 宗派
- 浄土宗
- 山号
- 塩竈山(えんそうざん)
- 本尊
- 阿弥陀如来像
- ご利益
- 子授け、安産、息災祈願
- 寺紋
- 札所等
- 通称寺の会(京の通称寺霊場)
- アクセス
- 駐車場
- 自家用車5台分(無料)
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 9:00~17:00(世継祈祷・諸祈願等は要予約)
- 住所
- 〒600-8119
京都府京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556 - 電話
- 075-351-4360
- FAX
- 075-344-2377
- 公式サイト
- 世継地蔵 上徳寺 通称寺の会
上徳寺(世継地蔵)の地図
上徳寺(世継地蔵)のみどころ (Point in Check)
京都市下京区本塩竈町、河原町五条より一本東の筋を下った所にある浄土宗の寺院。
平安貴族たちが塩焼きをし詩歌管弦を楽しんだという「平安京河原院跡」にあり、寺院のある「本塩竈町」の地名もそれに由来しているほか、住職の名字も塩竈だといいます。
江戸時代の1603年(慶長8年)、徳川家康の側室・阿茶の局が家康の娘・泰誉院とその生母・上徳院の菩提を弔うため、家康の帰依を得て伝誉一阿を開山として創建。
天明、元治の大火で焼失するなど度々火災に遭い、現在の本堂は1753年(宝暦3年)に建造された永観堂の祖師堂を明治期に移築したものです。
境内にある地蔵堂の世継地蔵は寺の通称名となるほど有名で、この地蔵に祈願すると良い世継が授かるといわれ、境内には子授け・安産・息災祈願に訪れた人たちが奉納したよだれかけの絵馬で溢れ返っています。
その他の見どころとしては本尊の阿弥陀如来像は快慶作と伝わり、家康が近江国矢橋の鞭碕神社(八幡宮)から移設させたと伝えられる像。
また墓地には寺を創建した阿茶の局の墓もあります。
上徳寺(世継地蔵)の施設案内
境内
-
-
山門
-
-
本堂
-
-
世継地蔵堂
境内左手奥
1871年(明治4年)の再建
高さ2m余りの石地蔵(世継地蔵)を祀り、子供がいない人に世継ぎを授け、子孫繁栄をもたらしてくれるといわれ、江戸時代より篤い信仰を集めている
子授け祈願に訪れる人で跡が絶えず、地蔵堂の周りは、子宝祈願に訪れた方々の絵馬で一杯に
-
-
よだれかけの絵馬
五角形が逆さまなのはよだれかけに見立てたもの
-
-
佛足跡
-
-
はがため地蔵尊
境内には世継地蔵のほかに様々な地蔵尊も祀られており、そのうちの一つ
歯固め 歯を守護
-
-
身代り地蔵尊
境内には世継地蔵のほかに様々な地蔵尊も祀られており、そのうちの一つ
-
-
延命地蔵大菩薩
境内には世継地蔵のほかに様々な地蔵尊も祀られており、そのうちの一つ
2つある
-
-
水子地蔵尊
境内には世継地蔵のほかに様々な地蔵尊も祀られており、そのうちの一つ
-
-
勅使門
-
-
庭園
生姜畠 河原院の池の跡といわれている
-
-
徳川秀忠の宝篋印塔
-
-
雲光院殿(阿茶局)の墓
山門前
-
-
延命長寿・吉相息災の柘榴
-
-
冠翁堀内雲鼓墓所の碑
「日のめぐみ うれしからずや 夏木立 冠句」と刻まれている
堀内雲鼓(ほりうちうんこ)は江戸時代の冠句の唱導者
上徳寺(世継地蔵)の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1~1/3
修正会
- 2/8
世継地蔵尊大祭
立春が過ぎたご利益が最も多いという2月の一億劫日功徳日に開催
地蔵堂内で世継地蔵尊十種福ご祈願が行われた後、午後には山伏による柴灯護摩供
自由に参拝可能
酒粕汁の無料接待も- 8月
地蔵盆会
厄除けの大福ほおずき授与
- 11/23
水子総供養会・写経菩薩法会
- 12月
十夜法要
厄除け大根の接待