東寺 観智院
東寺 観智院とは?(基本データ)
- 名前
- 東寺 観智院(とうじ かんちいん)
- エリア
- 京都駅
- ジャンル
- 建立・設立
- 1359年(延文4年)
- 創始者
- [開基] 杲宝(ごうほう)
- 宗派
- 東寺真言宗別格本山
- 本尊
- 五大虚空蔵菩薩
- ご利益
- 寺紋
- アクセス
- 駐車場
- 東寺駐車場を利用
自家用車 2時間600円(以降は1時間ごとに300円増) - 拝観料
- 大人・高校生 500円
小人(中学生以下) 300円 - お休み
- 通常非公開、特別公開のみ拝観可
特別公開は春季(3/20~5/25)と秋季(9/20~11/25) - 拝観時間
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- 住所
- 〒601-8473
京都府京都市南区八条大宮西入ル九条町403 - 電話
- 075-691-1131
- FAX
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- 公式サイト
- 観智院 東寺
東寺 観智院の地図
東寺 観智院のみどころ (Point in Check)
東寺の北側、北大門から北総門までの櫛笥小路沿いの東側に位置する世界遺産・東寺(教王護国寺)の塔頭寺院で別格本山。
1308年(延慶1)、東寺に帰依した後宇多法皇が、西院に参籠中、二十一ヶ院の建立を予定されたうちの一つと伝わる寺院。
南北朝時代の1359年(延文4年)に杲宝(ごうほう)が創建し、その後その弟子・賢宝(けんぽう)が山科・安祥寺の五大虚空蔵菩薩を移して本尊としています。
この点、二人は東寺に伝わる数多くの文書類を編纂しており、二人が東寺の創建から室町時代までの寺史をまとめた「東宝記」は国宝に指定されています。
代々学僧をもって住持とし、東寺の別当職を兼ねました。
また東寺のみならず真言宗全体の勧学院として位置づけられ、多くの学僧を輩出しています。
また客殿は1605年(慶長10年)の建造で、桃山時代を代表する書院造でこちらも国宝に指定。
上段の間には宮本武蔵筆の「鷲の図」「竹林の図」が描かれていることで知られています。
客殿の南側にある枯山水庭園の「五大の庭」や、本堂の北側の茶室「楓泉観(ふうせんかん)」も見どころ。
通常非公開ですが、毎年春と秋に特別公開されています。
東寺 観智院の施設案内
境内
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山門
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本堂(仏殿)
本尊の五大虚空蔵菩薩像は唐からの請来像で、長安の青龍寺の本尊であったとの伝承
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客殿
1605年慶長10年に北政所(ねね)の支援を受け再建
桃山時代の典型的な書院造りの建造物で、国宝に指定
重要文化財の五大虚空蔵五躯がある
床の間の「鷲の図」と襖絵の「竹林の図」は宮本武蔵筆
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五大の庭
客殿南側にある枯山水庭園
空海が唐から帰国する際に海が荒れ難に遭ったが、守護の海神に護られ無事帰国した様子を表現していると伝わる
東側の築山に立つ五つの石は五大虚空蔵菩薩像を表しているという
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書院
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茶室「楓泉観(ふうせんかん)」
つくばいと手水蜂
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金剛蔵(経蔵)
膨大な文書・典籍・聖教類が所蔵されていたが、現在は東寺宝物館に移されている
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宝蔵
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勅使門
関連
東寺 観智院の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 3/20~5/25
春季特別公開
- 9/20~11/25
秋季特別公開