頼光寺 京都観光

頼光寺

頼光寺

大江山の酒呑童子鬼退治伝説で有名な源頼光ゆかりの寺

三段池公園東、川北の曹洞宗寺院。 鬼の頭領酒呑童子を成敗した大江山の鬼退治伝説で知られる源頼光が征伐の途中必勝祈願に立ち寄った山寺をのち頼光寺と命名。 日本では限られた地域でしか見られないなんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)の木で知られ、5月には純白の小さな花が花を咲かせる。福知山花の十景

頼光寺とは?(基本データ)

名前
頼光寺(らいこうじ)
エリア
福知山
ジャンル

寺社

建立・設立
995年(長徳元年)、帝に酒呑童子の征伐を命じられた鎮守府将軍・源満仲を父に持つ源頼光と藤原保昌らが見事に鬼を成敗し酒呑童子の首を持って京に凱旋
1395年(応永2年)、寂室空心が禅寺を創建し、征伐の途中に源頼光がこの地で必勝を祈願したことにちなみ「鬼岳林頼光寺」と命名
創始者
[開基] 寂室空心
[中興] 案慶龍穏
宗派
曹洞宗
山号
須弥塔山(しゅみとうざん)
本尊
釈迦牟尼仏
寺紋
 
札所等
天田郡西国三十三カ所 第9番(聖観音)
福知山花の十景
アクセス
  • JR山陰本線・福知山線「福知山」駅下車、京都交通バスで「川北」まで
  • 丹鉄宮福線「福知山」駅下車、京都交通バスで「川北」まで
  • 「福知山駅」より京都交通バス(川北線)「川北」下車 徒歩すぐ
  • 舞鶴若狭自動車道「福知山IC」より約20分
駐車場
普通車30台(無料)
拝観料
無料
お休み
 
拝観時間
 
住所
〒620-0004
京都府福知山市川北547
電話
0773-22-4892
FAX
0773-22-4892
公式サイト
須弥塔山 頼光寺 曹洞宗近畿管区教化センター
頼光寺 曹洞禅ナビ
福知山花の十景 福知山観光協会

頼光寺の地図

頼光寺のみどころ (Point in Check)

京都府福知山市川北、福知山市街地や三段池公園の東方、JR石原駅北西の由良川の北側にある曹洞宗寺院。
山号は須弥塔山(しゅみとうざん)、本尊は釈迦牟尼仏で、大江山の酒呑童子鬼退治伝説で有名な源頼光(みなもとのよりみつ 944-1021)ゆかりの寺として知られています。

「酒呑童子(しゅてんどうじ)」は大江山を本拠とする鬼で龍宮のような御殿に棲み、数多くの鬼たちを部下にしていたといい、無類の酒好きだったためその名が付けられました。

平安中期の第66代・一条天皇(いちじょうてんのう 980-1011)の時代、京の若者や姫君が次々失踪したため、有名な陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい 921-1005)に占わせたところ、酒呑童子の仕業と判明。
995年(長徳元年)、帝は鎮守府将軍・源満仲(みなもとのみつなか 912-97)を父に持つ源頼光と、和泉式部の夫で祇園祭の「保昌山」で知られる藤原保昌(ふじわらのやすまさ 958-1036)らに征伐を命じたところ、頼光たちは見事に鬼を成敗し酒呑童子の首を持って京に凱旋したといいます。

「源頼光」は平安時代中期の武士で、清和源氏の3代目で、摂津源氏の祖とされる人物。
諸国の国司を歴任し、藤原摂関家と結んで勢力を伸ばしその地位を固め、1016年(長和5年)7月に摂政・藤原道長が土御門邸を再建した際には邸内の調度品のすべてを贈り道長を喜ばせるとともに世間を驚かせたといいます。

また武勇に優れ「今昔物語」には若い頃に御堂の側で寝ている狐を蟇目の矢で射ることを東宮に命じられ見事に命中させたという話が伝わるほか、配下の藤原保昌や、四天王筆頭の渡辺綱(わたなべのつな 953-1025)、金太郎の幼名で知られる坂田金時(さかたのきんとき 956-1012)、碓氷貞光(うすいさだみつ 954?-1021)、卜部季武(うらべのすえたけ 950?-1022?)のいわゆる「頼光四天王(らいこうしてんのう)」を従えて大江山の酒呑童子や土蜘蛛を退治したエピソードは能や浄瑠璃、歌舞伎などの題材にも数多く用いられよく知られています。

その後室町時代の1395年(応永2年)に寂室空心和尚が禅宗寺院を創建、征伐の途中に源頼光がこの地に立ち寄り必勝を祈願したことにちなみ「鬼岳林頼光寺」と命名したのがはじまりで、その後、江戸初期の1674年(延宝2年)に案慶龍穏が本堂を再建し中興しています。

現在の本堂は江戸時代から180年続いた本堂が2014年(平成26年)8月の豪雨で全壊した後、2019年(令和元年)5月に再建されたもので、本尊の釈迦牟尼仏のほか、脇侍として普賢菩薩と文殊菩薩像が祀られています。この他に江戸時代に製作され福知山市指定文化財に指定されている梵鐘などがあります。

また山門の横に日本では限られた地域でしか見られない「なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)」の木があることで知られ、福知山市名木に選ばれ「福知山花の十景」の一つにも数えられています。

大正時代初期に檀家の方が仕事で朝鮮半島に渡った際に土産として持ち帰り植樹したもので、毎年5月の上旬から中旬にかけて純白の小さな花を木いっぱいに咲かせ、人々の目を楽しませてくれます。

頼光寺の施設案内

 

境内

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    参道入口

    府道74号線沿い

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    寺号標と石段

     

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    山門

     

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    なんじゃもんじゃの木

    山門脇の門くぐってすぐ左

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    宝篋印塔

    水子地蔵の左隣

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    水子地蔵

    門くぐって左

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    古梵鐘

    手水鉢の左

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    手水鉢

    門くぐって左
    龍の取水口

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    弁天堂

    門くぐって右手
    堂の周囲に小さな池

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    石段

     

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    本堂

    江戸時代から180年続いた本堂が2014年(平成26年)8月の豪雨で全壊した後、2019年(令和元年)5月に再建

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    観音堂

    本堂左

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    鐘楼

    本堂手前右

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    庫裡

    本堂右

周辺

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頼光寺の主な年間行事・カレンダー

年中行事

5月中
ナンジャモンジャ祭り

仏教婦人会による抹茶接待、手作り「つばき餅」、川北朝市

8/24
地蔵盆お祭り広場

 

月並行事

毎月第3金曜
写経会

 

毎週月木
梅花講

 

毎月第3土曜
読経会

 

花ごよみ

5月
なんじゃもんじゃ●

 

 
睡蓮(スイレン)

弁天堂の池

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