宝が池公園
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国際会館に隣接、貸しボートにも乗れる市民憩いの場
五山の送り火の松ヶ崎妙法北側にある約62.7haの総合公園。 江戸中期に作られた灌漑用の溜池を国際会館建設決定を機に1964年頃より整備。 宝ヶ池を中心に遊歩道とボート乗り場、東の子供の楽園と南の運動公園などで構成。いこいの森や菖蒲園、桜の森、野鳥の森など豊かな緑に包まれ四季の自然も美しい
宝が池公園とは?(基本データ)
- 名前
- 宝が池公園(たからがいけこうえん)
- エリア
- 岩倉・宝ヶ池
- ジャンル
- 建立・設立
- 1763年(宝暦13年)頃、松ヶ崎村の水田灌漑用のため池として造成
1855年(安政2年)、池の修理・拡張工事で現在の大きさに
1964年(昭和39年)5月5日、宝ヶ池競輪場跡地に「子供の楽園」が建設され「宝が池公園」として整備 - アクセス
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■宝ヶ池・ボート乗り場・いこいの森(公園中央~北西側)
- 京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車 5番出口よりすぐ
- 京都バス「宝ヶ池公園前」(高野車庫⇔国際会館駅)下車すぐ(土曜休日ダイヤ適用日のみ運行)
- 京都バス「宝ヶ池公園北口」(高野車庫⇔国際会館駅)下車すぐ(土曜休日ダイヤ適用日のみ運行)
■こどもの楽園(公園東側)
- 叡山電鉄叡山本線・鞍馬線「宝ケ池」駅下車 徒歩約5分
- 京都市営地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車 5番出口より徒歩約15分
- 京都市営バス「宝ヶ池」(5・31・65号系統)下車 徒歩約3分
- 京都バス「宝ヶ池」(10・16・17・18・21・23・41・43系統)下車 徒歩約3分
■運動施設球技場(公園南側)
- 駐車場
- ■第1(公園内)47台・第2(高架下)34台
└30分100円(1日最大800円)
■子どもの楽園駐車場(計171台)
└通常102台・臨時69台 1回500円
9:00~16:30 - 拝観料
- なし
■子どもの楽園
└幼児・児童 無料
※同伴の保護者を除き中学生以上だけの入園不可 - お休み
- 特になし
■子どもの楽園
└年末・年始(12/29~1/3) - 拝観時間
- 子どもの楽園以外は終日開園
■子どもの楽園
└9:00~16:30 - 住所
- ■いこいの森
〒606-0001
京都府京都市左京区岩倉大鷺町
■子どもの楽園
〒606-0037
京都府京都市左京区上高野流田町8
■宝が池公園運動施設
〒606-0924
京都府京都市左京区松ケ崎東池ノ内町 - 電話
- 075-781-3010(宝が池公園事務所)
075-882-7019(建設局水と緑環境部北部みどり管理事務所) - FAX
- 075-781-4422(宝が池公園事務所)
075-882-7300(建設局水と緑環境部北部みどり管理事務所) - 公式サイト
- 宝が池公園 京都市情報館
宝が池公園 子どもの楽園 京都市都市緑化協会
宝が池公園運動施設 京都市体育協会
宝が池公園の地図
宝が池公園のみどころ (Point in Check)
京都府京都市左京区上高野流田町、地下鉄烏丸線国際会館駅からすぐ、国立京都国際会館やグランドプリンスホテル京都に隣接する場所に位置する京都市最大級の自然公園。
公園のほぼ中央にある宝ケ池を中心に、雑木林や草原、公園の北東を流れる高野川や岩倉川、もともとの谷の地形などを利用して整備された面積約62.7haの総合公園です。
元々は池周辺の山は古くから薪や炭を採る里山として利用され、また松ヶ崎付近は古くから景勝の地として知られていた場所でした。
この点「宝が池」は農業(灌漑)用のため池として江戸中期、宝暦年間に作られた人工の池で、元々は湧き水があった深田の東側に堤を作って堰き止めただけの小さななものでしたが、しだいに堤を高め、江戸後期1855年(安政2年)の拡張工事にてほぼ現在の大きさとなりました。
明治までは単に「溜池」「北浦溜池」などと呼ばれいましたが、1911年(明治44年)に発行された文書に「宝池」の名が初出。
この名前の由来については、水不足に苦しんでいた松ヶ崎にできた溜池は宝のように思われた、池の形が分銅形でお金にたとえられた、あるいは宝暦年間にできたものだからと、諸説あるといいます。
そしてこの地を公園化する計画が具体化したのは、1942年(昭和17年)に防空緑地として都市計画決定されたことがはじまりで、その後、数回の計画変更を経て、宝が池を中心とした市民の憩う広域公園として整備されました。
1961年(昭和36年)に「京都国際会館」が北側隣接地に建設されることが決定してからは施設整備が大幅に進み、1964年(昭和39年)に公園の東端にあった競輪場の跡地を利用して開設された「子供の楽園」を皮切りに、菖蒲園(1971(昭和46年))、憩の森(1974年(昭和49年))、桜の森(1977年(昭和52年))、北園(1978年(昭和53年))、野鳥の森(1992年(平成4年))、などが次々に整備されて現在の姿となっています。
比叡山と国立京都国際会館を借景として楽しむ遊歩道のほか、中心にある宝ヶ池はボート遊びができ、デートや家族連れにオススメであり、また山を越えた市営地下鉄松ヶ崎駅側には運動公園があるほか、子供向けの遊戯施設がある「こどもの楽園」や本体部とこどもの楽園を結ぶ「いこいの森」など、子供も大人も楽しめる癒しの広場として現在の形に変化を遂げ、「日本の都市公園100選」にも選定されています。
京都市内とは思えないほど自然に溢れた園内は四季を通じて花の名所であるように設計されており、特に4月の桜の時期には「桜の森」や園路沿いなどでサクラが開花し、林の中ではコバノミツバツツジが花を咲かせ、ピンクのトンネルを作るなど華やかな雰囲気となり、多くの人が訪れて賑わいます。
この他にも夏はコナラの新芽が銀色に輝き新緑が美しいほか、6月には「菖蒲園」にて多くの品種が咲き、また長代川付近のホタル、セミやカブトムシなどの昆虫などの姿も楽しめ、秋はクヌギやアラカシ、コナラなどで構成される林の中でドングの姿が見られるほか、紅葉の季節には様々な木々が織り成す赤や黄色の美しいグラデーションを楽しんだ後、散り紅葉の絨毯の世界が広がります。
また紅葉が終わり冬を迎える頃にはツグミやジュウビタキなどの冬鳥が飛び交い、池ではオシドリなどの水鳥の姿も見られるなど野鳥が多く訪れ、寒い日には池が凍ったり、一面の雪景色に包まれることもあるなど、京都で大自然を楽しむには最適な場所です。
この他にも池の周囲の遊歩道では近辺の市立小中学校のマラソン大会が恒例行事として開催されたり、散策やジョギングをする人も多く、市民憩いの場として広く親しまれています。
宝が池公園の施設案内
宝ヶ池・ボート乗り場・いこいの森(公園中央~北西側)
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宝ヶ池公園北口バス停
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菖蒲園
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WC
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寝子が山
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宝が池
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ボートのりば
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友愛の広場
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タカラ
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WC
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宝ヶ池カフェガーデン
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駐車場
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宝ヶ池公園前バス停
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梅林園
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エスタンピーダ像
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林山
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野鳥の森
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東山
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桜の森
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いこいの森
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京都府警察平安騎馬隊
平安騎馬隊所属馬の厩舎
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WC
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連絡橋
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岩倉川
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北園
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WC
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こどもの楽園(公園東側)
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千石橋
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北出入口
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子どもの楽園
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芝生広場
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幼児コーナー
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WC
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駐車場
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自由広場
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遊びの広場
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親水空間
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WC
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駐輪場
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南出入口
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山端橋
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高野川
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白川通
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宝ヶ池バス停
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運動施設球技場(公園南側)
周辺
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グランドプリンスホテル京都
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宝ヶ池トンネル
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白雲稲荷神社
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七面大天女宮(七面祠)
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岩上神社
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宝池自動車教習所
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宝が池公園の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 5/5
ちびっこまつり
- 6月上
京都チャリティ・ファンラン
- 7月下
宝が池キャンプ
- 11月上
左京子どもふれあいカーニバル
- 11月中
どんぐりまつり
月並行事
宝が池プレイパーク
けむんぱアドベンチャー
森カフェ&プレイキャブ
花ごよみ
梅(ウメ)
池の南側、南駐車場のすぐ隣に「梅林園」があり紅梅・白梅約200本
桜(サクラ)
花菖蒲(ハナショウブ)●
しょうぶ園
紅葉(こうよう)