御金神社
御金神社とは?(基本データ)
- 名前
- 御金神社(みかねじんじゃ)
- エリア
- 二条城
- ジャンル
- 建立・設立
- 1883年(明治16年)
- 創始者
- 田中庄吉
- 祭神
- 金山彦命=金山毘古神(かなやまひこのみこと)
天照大神(あまてらすのおおみかみ)
月讀神(つきよみのかみ) - ご利益
- 金運上昇
建築、転宅、方位、厄除け - 例祭
- 9月最終土日(秋季例大祭)
他に節分祭(2/2)などが知られる - 神紋・社紋
- 金字に八稜鏡
- アクセス
- 駐車場
- なし
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 終日開放(24時間)
授与品・御朱印受付は10:00~18:00 - 住所
- 〒604-0042
京都府京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町614 - 電話
- 075-222-2062
- FAX
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- 公式サイト
- 御金神社
御金神社の地図
御金神社のみどころ (Point in Check)
京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町、世界遺産・二条城の東側、御池通と西洞院通の交差点より西洞院通を北へ少し上がった所にある黄金色に輝く鳥居が印象的な神社。
主祭神はとして金山毘古神(かねやまひこのかみ(金山彦命)を祀るほか、伊邪那岐(いざなきのみこと)、伊邪那美(いざなみのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読神(つくよみのかみ)が配祀されています。
この点、金山毘古神は日本神話の「国産み」の話に登場する伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の間に生まれた神様で、火の神・迦具土神(がくつちのかみ)を生んで大火傷を負い、病床に就くことになった伊邪那美が黄泉の国へ旅立つ直前に産み落とした神様の1柱として知られています。
元々は鉱山、鉱物関連の神で、古くより生活の中で使われる刀剣などの武具や鋤鍬などの農耕器具の職人、近年では農産業の農機具や工場大型機械を製造する企業など、広く金属類に関わる職業に従事する人々の信仰を集めており、また新改築や転居、方位などの厄除けや旅行安全の守護神でもある神様です。
近年では通貨として用いられる金・銀・銅やその他の合金も護る事から、転じて金運上昇にご利益があるとして、資産運用の神として証券取引や銀行などの金融関係のビジネスマン、競馬・宝くじの当選を祈願する人々や宝石商、あるいは不動産関連業の参拝者も多いといいます。
創建の経緯は不明なものの、当初は民家の中にひっそりと祀られていたといい、その後、幕末の新宗教の一つ金光教の信者だった田中庄吉が1883年(明治16年)10月6日に社殿を建立して「御金神社」と称し、以来「金神様(こんじんさま)」の愛称で地域の人々に親しまれています。
近年は金運上昇のパワースポットとして注目を集め、初詣には行列ができるほどの人気となっています。
境内は黄金色に輝く鳥居の他にも「金」の神紋の入った軒丸瓦や鈴緒、授与品など、至る所で金運上昇を思わせる金色の意匠が光輝いており、授与品としては品切れになっていることも多いという福財布やおたから小判などが人気のほか、おみくじには「大大吉」もあるといいます。
また金山毘古神と共に祀られている月読神が夜の神様である由緒から、24時間参拝が可能な神社としても知られていて、ライトアップされた境内にて日中と同じように本殿を参拝することができることでも知られています。
この他にも境内西側、本殿の裏にそびえるように立つご神木のイチョウの大木は樹齢200年以上ともいい、これにちなんだイチョウの形をした絵馬も作られていて、境内の絵馬掛けにはこの銀杏絵馬が所狭しと掛けられているのを目にすることができます。
そしてこのイチョウは枝ぶりがニ対の龍の形に似ていることから夫婦龍などとも呼ばれ、葉が落ちた冬の時期にその貴重な姿を見ることができるといいます。
行事としては2月2日の夜に開催される「節分祭」のほか、毎年9月の最終土日には「例大祭」が行われ、子ども神輿の巡行などが氏子の城巽(じょうそん)学区の住民の奉仕により執り行われます。
御金神社の施設案内
境内
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鳥居
入口にあり黄金色で神社のシンボル的存在
元々は木製だったが、台風で倒壊し鉄製となり、その後金箔を扱う店の好意で2006年(平成18年)に金箔が施されたという
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社号標
鳥居右手
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駒札
鳥居左手
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参道
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手水舎
鳥居くぐって左手 お金を洗うざるが設置されている
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石碑
手水舎右手前
詳細不明
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授与所
社務所の前に仮設の白いテント
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社務所
本殿左側
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本殿
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末社入口
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祖霊社
本殿右奥
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イチョウの木
境内西、本殿裏にあるご神木の木
樹齢200年以上といわれ、樹高22m、幹周り22.5m
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絵馬掛
参道右
銀杏絵馬がびっしり掛かり、そばには休憩用のベンチ
周辺
関連
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南宮大社(なんぐうたいしゃ)
岐阜県西部、南宮山の山麓、不破郡垂井町にある神社で、美濃国一宮
鉱山を司どる神である「金山彦命」を祭神とする全国の鉱山・金属業の総本宮であり、御金神社の祭神の勧請元ともいわれている
御金神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭
10:00より新春祭祀
御神酒の接待- 2/2
節分祭
19:00より厄除け祭祀、古札焼納
福豆・巻きずしの接待および奉納おたのしみ屋台あり- 3/1
祈年祭
- 8月第1土曜
星祭り(納涼夏祭り)
19:00より夏越の諸病厄払い祭祀およびひとがた流し
奉納直会ご接待および奉納おたのしみ屋台あり- 9月最終土日
秋の例大祭(秋季例大祭)
土曜の宵宮祭では14時よりこどもみこし巡行・稚児行列、宮司祝詞、19時より縁日子供ゲームおよび奉納おたのしみ屋台の各種イベント
日曜の例大祭では13時より宮司祝詞・玉串拝礼、14時よりおたのしみ福引きなど- 11/15
新嘗祭