妙喜庵 京都観光

妙喜庵

妙喜庵

国宝で千利休作と信じ得る唯一の茶室「待庵」で有名

臨済宗東福寺派。JR山崎駅すぐ、連歌の祖・山崎宗鑑の隠棲地と伝わり秀吉が千利休に造らせた国宝の茶室待庵で有名。 愛知犬山の如庵、大徳寺塔頭龍光院の密庵と共に三名席で現存する日本最古の茶室にして利休作と考え得る唯一の遺構。 荒壁に2畳の小間、頭を下げねば入れない躙口など茶室の基礎となった

妙喜庵とは?(基本データ)

名前
妙喜庵(みょうきあん)
エリア
西山・乙訓
ジャンル

寺社 茶室 国宝建築

建立・設立
明応年間(1492~1501年)、連歌の祖・山崎宗鑑の結んだ草庵・待月庵を宗鑑が晩年に四国に移ったあと禅寺にしたと伝わる、寺号山号は宋の大慧禅師の庵号から東福寺の開山・聖一国師円爾の法嗣(弟子)で開山の春嶽が命名
1582年(天正10年)、山崎の戦いで明智光秀に勝利した豊臣秀吉が山崎を本拠として半年間ほど滞在、千利休を呼び茶会を開いていたと伝わる
慶長年間(1596~1615年)、解体された茶室が妙喜庵に移されたといわれる
創始者
[開山] 春嶽士芳
宗派
臨済宗東福寺派
山号
豊興山
本尊
聖観音
寺紋
 
アクセス
駐車場
なし(近くに有料の民営駐車場あり)
拝観料
志納金1,000円
※子供・団体(10名まで)不可
お休み
月・水曜日
年末年始(12/20~1/15頃)
拝観時間
見学は午前のみ
※予約制(1ヶ月前までに往復ハガキで希望日・時間記入、電話不可)
※高校生以下は拝観不可
※待庵内部は撮影禁止
住所
〒618-0071
京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光56
電話
075-956-0103
FAX
-
公式サイト
妙喜庵
妙喜庵書院及び茶室(待庵)書院 文化遺産オンライン

妙喜庵の地図

妙喜庵のみどころ (Point in Check)

京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光、天王山の麓、大山崎町のJR山崎駅の駅前にある臨済宗東福寺派の寺院。
山号は豊興山で、本尊は聖観音。

当地は一説には俳人で連歌師の祖でもある山崎宗鑑(やまざきそうかん)の隠棲地と伝わり、室町後期の明応年間(1492~1501年)、宗鑑の結んだ草庵「待月庵」を宗鑑が晩年に四国に移った後に禅寺に改めたのがはじまり。
寺号は中国宋代の臨済宗を代表する禅僧・大慧宗杲(だいえそうこう 1089-1163)の庵号「妙喜」から採られ、東福寺の開山・円爾(聖一国師)の法嗣(弟子)で開山の春嶽士芳(しゅんがくしほう)が命名したものです。

士芳は天王山の南麓にあった東福寺の末寺・地蔵寺の僧で、当時付近には同寺の塔頭寺院が多数あったことから、妙喜庵も地蔵寺の塔頭の一つとして建立されたと考えられています。

その後、妙喜庵第3世住持・功叔士紡(こうしゅくしぼう ?-1594)の時代の1582年(天正10年)6月13日に勃発した天下分け目の天王山の戦い「山崎の戦い」で明智光秀に勝利した羽柴秀吉は、天王山に城を築き、山崎を本拠として半年間ほど滞在しますが、妙喜庵はこの際の城下の会所として接客用に用いられたと考えられ、諸大名を集めるとともに堺から千利休を呼び寄せ、茶会を開いていたと伝わっています。

そしてこの山崎滞在時に秀吉が千利休が建てさせたとされる小間の茶室「待庵(たいあん)」は、建物の端々に利休の非凡さが感じられる千利休作と信じ得る唯一の茶室であり、現存する日本最古の茶室であることから国宝に指定。

荒壁に2畳の小間、頭を下げねば入れない躙口(にじりぐち)とその手前の飛び石など、後の茶室の原型となっただけでなく、後の住宅にも影響を与えた数寄屋造の建物の原型ともいわれていて、また愛知犬山の「如庵(にょあん)」、大徳寺塔頭・龍光院の「密庵(みったん)」と共に「三名席(国宝三茶室)」にも数えられる名品です。

千利休が切腹した後、利休屋敷に設けられた茶室は後に解体され、江戸時代に入った慶長年間(1596~1615年)に親交のあった功叔士紡が住持を務めていた当庵に伝わり、移築・再建されたと考えられています。

また江戸時代の妙喜庵は、離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)の社領内に4石余と円明寺村に44石を領していたが、幕末には衰微し、明治に入ってからも鉄道の敷設や駅舎の建設に伴って寺地を削られたものの、他の山崎の東福寺派の寺院が廃寺になる中、現在まで法灯をつないでいます。

なお待庵は書院と明月堂に付加されたもので、書院は室町末期、文明年間(1469-87)の建築で、国の重要文化財に指定されています。

拝観するには希望日の1カ月前までに、往復はがきによる予約申し込みが必要で、定員は1グループ10名までで、大学生以上の年齢に限られています。

妙喜庵の施設案内

 

境内

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    表門

     

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    寺号標

     

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    書院

    文明年間(1469-87)の建造で重要文化財
    桁行二間、梁間三間、一重切妻造、こけら葺き
    本堂として使われており、中央は仏間で正面に妙喜庵の本尊・聖観音像と千利休像を安置する

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    庭園

     

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    待庵

     

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    芝山の手水鉢

     

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    明月堂

    待庵の東側にあるもう一つの書院で、現在の建物は昭和初期の再建
    妙心寺の霊雲院書院を模して建てられたとされ、正面ある男山の頂から月が上るのを眺められたことからその名が付いたという

周辺

関連

妙喜庵の主な年間行事・カレンダー

年中行事

 
 

 

月並行事

 
 

 

花ごよみ

 
 

 

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