舞鶴赤れんがパーク
詳細地図
閉じる
旧海軍の「赤れんが倉庫群」をテーマパークとして整備
東舞鶴にある12棟の赤れんが造りの倉庫群。1901年舞鶴鎮守府の創設を受け明治から大正にかけ旧海軍の倉庫として建設。 建造当時の状態で残るのは大変珍しく8棟が重文。 このうち5棟をテーマパークとして整備しイベントや展示、ものづくり体験などで利用、2号棟1階に喫茶コーナー、夜はライトアップも
舞鶴赤れんがパークとは?(基本データ)
- 名前
- 舞鶴赤れんがパーク(まいづるあかれんがぱーく)
- エリア
- 舞鶴
- ジャンル
- 建立・設立
- 1901年(明治34年)、舞鶴の地に「舞鶴鎮守府」が創設されると旧海軍の倉庫として明治期(1901-03)に9棟、大正期(1918-21)に3棟建設
2008年(平成20年)6月9日、倉庫群のうち8棟が国の重要文化財に指定
■2号棟 舞鶴市政記念館
1902(明治35年)、旧海軍の兵器廠倉庫として建設
戦後は市庁舎の一部として使用されていたが、1994(平成6年)10月、芸術・文化の交流の場として整備
1階には喫茶コーナーがありJazzをBGMに飲食を楽しめる
■3号棟 まいづる智恵蔵
1902年(明治35年)、弾丸庫として建設
建物内には鉄道レール、木製の扉口、階段、ガラス窓など、当時の姿がをそのまま残る(当時の設計図をもとに忠実に復元)
2007年(平成19年)4月、先人の智恵を継承し今を生きる私たちの智恵を育む場「まいづる智恵蔵」として整備
市内から出土した5300年前の縄文時代の丸木舟や、ディーゼル機関車を常設展示するほか2階には約2200冊のマンガが自由に読めるマンガぎゃらりぃも
■4号棟 赤れんが工房
1902年(明治35年)、旧海軍の兵器廠倉庫として建設
2012年(平成24年)5月、創作工房やスタジオ等を備えた市民のものづくり拠点として整備
■5号棟 赤れんがイベントホール
1918(大正7年)、旧海軍の水雷庫として建設
赤れんが倉庫群の中で一番規模の大きな倉庫で、明治期の赤れんが倉庫と比べても堅牢な造り
2012(平成24年)5月、自由なレイアウトを可能にする多目的ホールとして整備 - アクセス
- 駐車場
- 駐車場80台 無料
- 拝観料
- 入場無料
- お休み
- 年末年始(12/29~1/3)
設備の保守点検整備または施設工事により休館の場合あり - 拝観時間
- 外観 24時間見学自由
館内 9:00~17:00(ただし夜間イベント等利用のある場合は22:00まで)
■2号棟喫茶jazz
├10:00~20:00(19:30オーダーストップ)
└月曜日のみ10:00~17:00(16:30オーダーストップ) - 住所
- 〒625-0080
京都府舞鶴市北吸1039-2 - 電話
- 0773-66-1096
- FAX
- 0773-64-6364
- 公式サイト
- 舞鶴赤れんがパーク
舞鶴赤れんがパーク(公式) Twitter
舞鶴赤れんがパーク Facebook
舞鶴赤れんがパーク Instagram
舞鶴赤れんがパークの地図
舞鶴赤れんがパークのみどころ (Point in Check)
京都府舞鶴市北吸にある、歴史的建造物である旧海軍の建造した「赤れんが倉庫群」を中心施設とする公園。
北吸赤れんが倉庫群とも。
舞鶴市には1901年(明治34年)に「舞鶴鎮守府」が置かれ、旧日本海軍の拠点となった港町で、開庁に伴い、明治期から大正期にかけて赤れんが造りの建造物が数多く建設され、弾薬庫や倉庫として利用されていました。
中でも東舞鶴・北吸地区の倉庫群は12棟に及び、明治期の1901年(明治34年)~03年(明治36年)にかけて9棟、大正期の1918年(大正6年)~21年(大正9年)にかけて3棟が建てられて現存しています。
これらの赤れんが倉庫群のうち、8棟が日本のれんが建造物の中でも貴重な近代建築の建造物として近代化産業遺産、および2008年(平成20年)6月には「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」として国の重要文化財に指定されています。
赤レンガ倉庫は全国にいくつか現存していますが、このような数の建物が手付かずに残っているのは大変貴重であり、映画やテレビドラマのロケ地としても頻繁に使用されています。
そして近年、舞鶴市では貴重な歴史的遺産を活用し、市民と行政が協働した「赤れんがを活かしたまちづくり」を推進。
2012年(平成24年)には「舞鶴赤れんがパーク」としてグランドオープンし、カフェや展示施設などとして保存・活用されています。
一般公開されているのは以下の1~5号棟で、その時代にタイムスリップかのようなどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気を体験できるほか、芸術や文化の交流・発信の場として、さまざまなイベントや展示、ものづくり体験などで利用されています。
・1号棟「赤れんが博物館」
・2号棟「舞鶴市政記念館」
・3号棟「まいづる智恵蔵」
・4号棟「赤れんが工房」
・5号棟「赤れんがイベントホール」
2、3号棟には展示施設が入り、4、5号棟では不定期でライブイベントやアートフェスタなども開催。
また2号棟の1階には喫茶コーナーもあり、おしゃれなカフェでJazzをBGMに飲食を楽しむことができます。
散歩コースなども整備されており、舞鶴の歴史を学んだけでなく、ゆっくり散策もできる憩いの場にもなっているほか、夜には倉庫群のライトアップ、更にプロジェクションマピングや和太鼓公演など、多彩なイベントが開催されています。
更に公園横の桟橋からは「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」が運航するほか、「海上自衛隊桟橋」にも隣接しており、タイミングが合えば桟橋に停泊する海上自衛隊の自衛艦の姿を見ることもできます。
2015年(平成28年)7月には、高速道路網として「京都縦貫自動車道」が全線開通し、京都府北部への交通アクセスが改善。
それに伴い週末になると京阪神地区はもとより、北陸や中京圏からも多くの観光客が訪れるようになっています。
そしてこれに合わせ7月18日からは京都府北部の5市2町による「海の京都博」が開催され、舞鶴市が開催した「まいづるまち博」の起点にもなりました。
2013年(平成25年)頃から市と市民が協力して観光開発に努め、週末ごとにイベントも開催されて観光客で賑わいを見せている注目のエリアです。
舞鶴赤れんがパークの施設案内
2号棟舞鶴市政記念館
-
-
2号棟舞鶴市政記念館
-
-
-
入口
-
-
-
インフォメーションカウンター(総合案内)
-
-
-
多目的ホール
-
-
-
赤レンガカフェ
-
-
-
WC
-
-
-
1階エレベーター
-
-
-
2階エレベーター
-
-
-
展示コーナー
-
-
-
事務室
-
3号棟まいづる智恵蔵
-
-
3号棟まいづる智恵蔵
-
-
-
入口
-
-
-
企画展示室
-
-
-
赤レンガショップ
-
-
-
WC
-
-
-
赤れんが倉庫復原展示
-
-
-
1階エレベーター
-
-
-
2階エレベーター
-
-
-
展示スペース
-
4号棟赤れんが工房
-
-
4号棟赤れんが工房
-
-
-
入口
-
-
-
フリースペース1
-
-
-
フリースペース2
-
-
-
WC
-
-
-
工房エリア
-
-
-
スタジオ1
-
-
-
スタジオ2
-
-
-
スタジオ3
-
-
-
1階エレベーター
-
-
-
2階エレベーター
-
-
-
工房1
-
-
-
工房2
-
-
-
フリースペース3
-
-
-
フリースペース4
-
-
-
工房3
-
-
-
工房4
-
5号棟赤れんがイベントホール
-
-
5号棟赤れんがイベントホール
-
-
-
入口
-
-
-
5号棟カフェ
-
-
-
多目的ホール
-
-
-
WC
-
1号棟赤れんが博物館
-
-
入口
-
-
-
世界のれんが
-
-
-
ホフマン窯コーナー
-
-
-
体験コーナー
-
-
-
ミュージアムショップ
-
-
-
WC
-
-
-
事務室
-
-
-
1階エレベーター
-
-
-
2階エレベーター
-
-
-
舞鶴市とれんが
-
-
-
日本のれんがのあゆみ
-
-
-
赤れんが博物館駐車場
-
その他の施設
-
-
入口
-
-
-
BRICK HOUSE
-
-
-
芝生広場
-
-
-
舞鶴湾
-
-
-
赤れんがロード(文部科学省所管倉庫)
-
-
-
赤れんがパーク駐車場
-
-
-
駐車場入口
-
JR東舞鶴駅~赤れんがパークまでの道のり
周辺
-
-
舞鶴市東体育館
-
-
-
夕潮台公園
-
-
-
自衛隊桟橋
-
舞鶴赤れんがパークの主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/2・1/3
新春お楽しみパーク
年明けは新春2日からオープンし、赤れんが4号棟1階をメイン会場に様々なイベントを開催する4
コンサートのほか、こま回しや竹馬など昔ながらの遊び道具を楽しめる「むかしあそびコーナー」、海軍カレーや軽食、コーヒーなどの「ほっとお店コーナー」も
13:00~16:00- 1月初
舞鶴赤れんがパーク 新春書初め大会
4号棟赤れんが工房1階の工房エリアを会場に開催
舞鶴書道連盟の先生による指導・アドバイスも受けられる
作品は1月中旬から下旬にかけ3号棟まいづる智恵蔵2F・企画展示室での「書道展」にて展示される
10:00~12:00- 1月初~1月下
舞鶴赤れんがパーク 新春書道展
9:00~17:00
- 1月成人の日の前日の日曜
舞鶴市成人式
舞鶴市ならではの赤れんが空間を使った思い出に残る成人式を開催
赤れんがパーク5号棟のイベントホールにて、国歌斉唱、主催者・来賓祝辞、新成人からのメッセージ、新成人宣言に続いてアトラクションも行われる
14:00~15:30(13:30開場)- 2月上~3月上
舞鶴赤れんがライトアート
ペットボトル約8千個を使い、赤青緑など16色に変化する光のオブジェが楽しめる
2014年はタージ・マハル、2015年は光の竜宮城
[Facebook]- 5/3・5/4・5/5
赤れんがアート&クラフトフェア in 舞鶴
赤れんが5号棟のイベントホールにて、全国各地で活躍しているプロのクラフトマンが舞鶴に集結し、アート作品の数々を展示・販売する
来場者がものづくり体験できる人気のワークショップも同時開催- 7月下~8月中
舞鶴赤れんがサマーイルミネーション
3・4・5号棟の赤れんが倉庫の壁面を壮大な200m級の巨大スクリーンに見立て、3DのCG立体映像で光の回廊を演出する関西最大級の三次元プロジェクションマッピング
2017年のメイン映像のテーマは「光のクルージング」で、19:40、20:10、20:40の1日3回上映された
クラウドファンディングで出資した個人・団体の広告・メッセージなどの映像が流れる「みんなの映像」の募集も行っている
海側芝生広場ではブリックハウス・キッチンカーなどの出店によるフードコートや土日祝には夕暮れコンサートも開催- 7月最終週の土日
みなと舞鶴ちゃったまつり
舞鶴市で年間最大のお祭りで、「ちゃった」とは舞鶴地方で話される方言・舞鶴弁で「~された」という意味
舞鶴市や舞鶴商工会議所などで構成される実行委員会の主催で1975年(昭和50年)より開催しており、海上自衛隊舞鶴総監部や舞鶴港に寄港するロシア人船員などによる「国際連」も参加
土曜日の「前夜祭」は西舞鶴市街地の「西地区商店街西市民プラザ」を会場に「海上自衛隊舞鶴音楽隊演奏会」や「民謡ながし&手作りみこし」、「クイーンまいづるの披露」などが行われる
日曜日には、前島埠頭および東地区の海岸一帯で、電飾の船が並ぶ海上に約5,000発の花火が打ち上がる「花火大会」や「海上パレード・イルミネーション」、「ちゃったレガッタ」などが開催されるほか、夜店も多数出店し盛大な盛り上がりとなる
[公式]- 10月第2土日
赤れんがフェスタ in 舞鶴
赤れんが倉庫群を活用し舞鶴発祥といわれる肉じゃがや海軍カレーなどのグルメコーナー、日本海でとれた魚介類などの物産展、ジャズライブやレンガを用いたアート展示会、旧軍港4市近代化遺産写真展などの催しが開催される
土曜は10:00~21:00 日曜は10:00~16:00
[公式] [Facebook]- 10月第2日曜
舞鶴赤れんがハーフマラソン
国の指定重要文化財の舞鶴赤れんがパークをスタート&ゴール地点に、舞鶴湾に臨む航空基地や護衛艦が停泊する桟橋や海岸線など、舞鶴の魅力を凝縮したルートを巡る、日本陸連公認コースを走るハーフマラソン大会
[公式]- 10月下か11月上
はまっこだるま祭(舞鶴だるま祭)
東舞鶴を代表する伝統的な祭りで、1948年(昭和23年)に戦後の舞鶴の街の再興と振興を願ってはじまり、だるまの「七転八起」の精神にあやかって「舞鶴だるま祭」と名付けられた
赤れんがパークへ向かう途中の市街地周辺で開催され、市内のだるまねぶたパレードや七条特設ステージにて舞鶴防衛戦隊チャッタマンのショーのほか、ステージイベント、物産展など盛りだくさんの催しを実施
近年はハロウィン仮装コンテストも加わり更にパワーアップ
[Facebook]- 11月第2日曜
まいづる赤れんが地場産市場
「舞鶴かに」や「舞鶴おでん」「万願寺甘とう」などの地場産農水産物を中心とした「食」のフェア
舞鶴かにのコッペ汁や舞鶴おでんやカレーなどのグルメコーナーや、農産物・水産物の販売、じゃんけん大会やお楽しみ抽選会、体験コーナーや舞鶴茶試飲コーナーなどのイベントも
10:00~15:00- 12月中~12月下
赤れんがライトアート in 舞鶴
5号棟特設会場にてライトアート展示を行うとともに、関連ファミリーイベントも同時開催
2015年は「竹取物語」、2016年は「星のサーカス」
9:00~21:30
[Facebook]
月並行事
- 通年
赤れんが倉庫群ライトアップ
ライトアップされた赤れんが倉庫が夜の闇に浮かび上がる姿は美しく幻想的
日没後~22:00- 毎月第2日曜
赤れんがバザール
入場料無料で雑貨・衣料品・パン・菓子などの販売を行う
10:00~15:00- 第3日曜
赤れんがJAZZワークショップ
月一で舞鶴市政記念館内のcafe jazzにて行われる、誰でも気軽にジャズを楽しめるセッションを中心としたジャズに関するイベント
19:00~21:30
[公式]