武信稲荷神社
武信稲荷神社とは?(基本データ)
- 名前
- 武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)
- エリア
- 二条城
- ジャンル
- 建立・設立
- 859年(貞観元年)
- 創始者
- 右大臣・藤原良相
- 祭神
- 宇迦之御魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
佐田彦大神(サダヒコノオオカミ)
大宮能売大神(オオミヤノメノオオカミ) - ご利益
- 必勝開運・命名・名付け
健康長寿・縁結び、恋愛の神(エノキ) - 例祭
- 5月第2日曜(さつき御例祭)
他に夏まつり子供みこし巡行(8月最終日曜)、御火焚祭(11月第2日曜)などが知られる - 神紋・社紋
- アクセス
- 駐車場
- あり
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
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- 拝観時間
- 祈祷受け付け・授与品は9:00~18:00
- 住所
- 〒604-8801
京都府京都市中京区三条通神泉苑町西入下ル今新在家西町38(三条大宮西二筋目下がる) - 電話
- 075-841-3023
- FAX
- 075-496-9955
- 公式サイト
- 必勝、命名・名付けの神 武信稲荷神社
武信稲荷神社 Twitter
武信稲荷神社 Instagram
武信稲荷神社の地図
武信稲荷神社のみどころ (Point in Check)
京都市中京区三条通神泉苑町西入下ル今新在家西町、六角大宮を西へ2筋進んだ先にある神社。
三条から南の神社付近一帯の広い地域は「この地、藤原氏延命院の地なり」と平安時代の古図にも記されているように、西三条大臣といわれた当時の右大臣・藤原良相(ふじわらのよしすけ)が人々の健康長寿を願って創設した医療施設「延命院」と学問所「観学院」があった場所であり、「武信稲荷神社」はその鎮守社として平安初期の859年(貞観元年)に創建され、延命院の廃絶後、当社のみが残されたといいます。
また藤原武信という人物がこの社を厚く信仰し御神威の発揚に努めたことから「武信稲荷」と称されるようになり、創祀以来1000年余にわたって人々の営みすべてを見守る神様として広く人々に信仰されています。
また創建者である藤原良相が長として一族の名付けをされていたことから、命名・名付けにも神徳のある神社として知られています。
境内にある樹齢約850年のご神木の「エノキ」は、平安末期に平重盛(たいらのしげもり)が安芸の宮島・厳島神社から苗木を移したと伝えられる榎の巨木で、1985年(昭和60年)6月に京都市の天然記念物に指定されています。
末社「宮姫社」の弁財天が宿るといわれ、樹齢850年の生命力とエネルギーから健康長寿のご利益があるとされていて、エノキに触れた手で体をさすると病気が治ると言い伝えられています。
また一方で榎は「えんの木」と呼ばれることから「縁結び」、恋愛の神として崇敬を集めていて、神社には幕末の志士・坂本龍馬とその妻おりょうの逸話も残っています。
おりょうの父親が当時神社近くにあった「六角獄舎」に囚われていた時、龍馬はこの榎に登っておりょうの父の様子を窺っていたといいます。
そしてその際に龍馬は、後に訪ねてくるはずのおりょうへの伝言としてエノキの幹に「龍」の文字を彫ったといわれています。
このエピソードから近年は坂本龍馬ゆかりのスポットとしても注目を集めており、神社の絵馬にはこの榎と龍馬とおりょうの絵が描かれているものもあります。
行事としては5月第2日曜日に行われる「御例祭(さつき祭り)」では書道展示のほか、筝曲・仕舞などの奉納が行われ、また8月最終日曜日には幼稚園・保育園児、小学生らによる「子供みこし巡行」が行われ、地元の三条会商店街などを練り歩きます。
武信稲荷神社の施設案内
境内
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鳥居
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社号標
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参道
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手水舎
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舞殿
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本殿
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武春大明神
本社裏
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社務所
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法華経御塚
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伏見遙拝所(御山遥拝所)
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釘抜大明神(釘抜地蔵)
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北末社二社(金毘羅社・天満宮)
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白蛇社(弁財天)
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起上大明神社(大黒社)
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常吉大明神の石標
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宮姫社
縁結び、恋愛の神様である弁財天を祀る
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南末社三社(白清大明神社・七石大明神社・太郎松大明神社)
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ご神木のエノキ(榎)
1985年(昭和60年)6月1日に「京都市指定天然記念物」に指定
幹周4m、樹高23m、樹齢約850年で、大きく空に向かって手を広げたような枝ぶりが特徴
龍馬とおりょうの恋物語のエピソードから、縁結びの榎としても有名
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龍の彫刻
チェンソーアート世界チャンピオンの城所ケイジの作
折れたご神木の枝の一部を使って彫られたもの
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神饌所
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南鳥居
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駐車場
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周辺
武信稲荷神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭
- 1/15
どんと焼
正月飾りや神札などの焚き上げ
- 2/3
節分祭
- 2月最初の午の日
初午祭
- 5月第2日曜
さつき御例祭
書道展示、筝曲・仕舞の奉納など
- 8月最終日曜
夏まつり子供みこし巡行
幼稚園・保育園児、小学生により三条会商店街など氏子区域を巡行
- 11月第2日曜
御火焚祭
奉納された護摩木を焚き上げ、豊作への感謝や家内安全、身体健康、商売繁昌などを祈願