今宮神社 京都観光

今宮神社

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今宮神社

良縁開運「玉の輿」のお守りと門前のあぶり餅が人気

船岡山の北側の神社。994年疫病を鎮めるため行われた紫野御霊会が起源。 江戸期には玉の輿で有名な徳川5代綱吉の母桂昌院の崇敬を受け良縁開運の社として人気に。 病気平癒のご利益もあり重軽石の阿保賢さんや京都三大奇祭の一つのやすらい祭りでも有名。 東門前にはあぶり餅の名店が2軒並ぶ

今宮神社とは?(基本データ)

名前
今宮神社(いまみやじんじゃ)
エリア
紫野・鷹ヶ峯
ジャンル

寺社 紅葉 銀杏 無病息災・撫で仏 健康長寿 縁結び 十六社朱印 神仏霊場会 珍しい狛犬 門前名物 三大奇祭 鳳輦・神輿 夏越祓・茅の輪 七夕 初詣 縁日・市 神楽・湯立神楽

別名
玉の輿神社(たまのこしじんじゃ)
建立・設立
994年(正暦5年)、一条天皇の代に疫病を鎮めるため船岡山で紫野御霊会を開催(今宮祭の起源)
1001年(長保3年)5月、現在地に神殿を造営するとともに3柱の祭神を祀り「今宮社」とする
1694年(元禄7年)、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院の崇敬を受け荒廃していた社殿が再建される
1902年(明治35年)、現在の社殿が再建される
創始者
一条天皇(いちじょうてんのう)
祭神
[本社]
├中御座:大己貴命(おおなむちのみこと)
├東御座:事代主命(ことしろぬしのみこと)
└西御座:奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
[摂社]
└疫社:素盞鳴命(すさのをのみこと)
ご利益
[本社]健康長寿・良縁開運
[疫社]厄除け・健康長寿
例祭
例大祭(10/8・10/9)
他にやすらい祭(4月第2日曜)、今宮祭(5/5~5/15に近い日曜)などが知られる
神紋・社紋
右三階松(松毬付き)
札所等
京都十六社朱印めぐり
神仏霊場巡拝の道 第96番
アクセス
  • 京都市営地下鉄烏丸線「北大路」駅下車 今宮通を西へ徒歩約23分
  • 京都市営バス「今宮神社前」(46号系統)下車すぐ
  • 京都市営バス「船岡山」(1・12・204・205・206・北8・M1号系統)下車 北へ徒歩約7分
駐車場
TOMO今宮神社駐車場(乗用車44台)
├9:00~18:00 最初の60分100円、以降30分毎100円
└18:00~9:00 60分毎100円
※年末年始(12/31~1/5)は1時間500円
拝観料
無料
お休み
無休
拝観時間
境内自由
■社務所
└9:00~17:00
住所
〒603-8243
京都府京都市北区紫野今宮町21
電話
075-491-0082
FAX
075-491-8944
公式サイト
今宮神社
今宮神社 京都府神社庁
今宮神社 京都十六社朱印めぐり

今宮神社の地図

今宮神社のみどころ (Point in Check)

京都市北区紫野今宮町、船岡山の北側に鎮座する神社。創建より疫病を鎮め「健康長寿」を祈願する社として、また江戸時代以降は桂昌院の玉の輿の由緒にちなんだ「良縁開運」の社としても広く信仰を集めています。

平安期以前より紫野の地には疫病鎮めに疫神を祀った社があったといわれ、平安中期の994年(正暦5年)に都で疫病が流行った際、悪疫退散を願い元々この地に祀られていた疫神の二基の神輿を船岡山に安置し「紫野御霊会」が営まれたのが起源といわれています。

しかしその後再度疫病が流行すると、1001年(長保3年)、一条天皇は現在地に社殿を造営し、疫神を船岡山から遷し「今宮社」と名付けました。ちなみに「今宮」とは元々この地にあった疫神社に対して新たな宮という意味です。

創建より朝野の崇敬を集め、中でも江戸時代の第5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院は厚く崇敬し、応仁の乱で焼失した社殿の修復にも努めました。

そしてこれを機に桂昌院の氏神社として良縁開運の御利益でも人気を集めることとなり、現在も西陣の八百屋の娘・お玉から将軍の母となった桂昌院にちなみ「玉の輿神社」の名で親しまれています。

社殿は明治期の1896年(明治29年)に本社殿を焼失しており、現在の建物は1902年(明治35年)に再建されたもの。

また本殿西にある素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る摂社「疫神社」は、本社が鎮座される以前からあったといわれてる社で、厄除け・健康長寿のご神徳で知られています。

他にも叩くと怒るともいわれ、撫でて軽くなれば願いが叶うとされる神占石「阿呆賢さん(あほかしさん)」や現在は京都国立博物館に寄託されている重文の「四面仏石」などが有名です。

京都市北区・上京区において大きな氏子区域を持ち、祭礼の規模が比較的大きな神社として知られています。

中でも疫病退散を願って始められ、京の三大奇祭の一つに数えられる4月第2日曜の「やすらい祭」や「紫野御霊会」を起源とし車太鼓を先頭に祭鉾、八乙女、御神宝、牛車、神輿どの神幸列が巡幸する「今宮祭」は西陣を代表する祭として知られています。

東門の門前には名物「あぶり餅」を販売する二軒茶屋が並ぶようにして店を構えており、どちらも創業数百年を超える老舗中の老舗です。

「紫野御霊会」を起源とし、疫病を鎮めるための神社として創建

「紫野御霊会」をルーツに持つ疫病除けの社

794年(延暦13年)の平安建都以前、元々この地には疫神(えきしん)=素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社(現在の摂社・疫神社)がありました。

そして平安京遷都後の京都は都として栄える一方でしばしば疫病や災厄に悩まされ、これを鎮めるため神泉苑や御霊社(上御霊神社・下御霊神社)、祗園社(八坂神社)など各地で盛んに「御霊会(ごりょうえ)」が営まれたといいます。

これらの御霊会の一つが今宮神社のルーツとなる「紫野御霊会」で、一条天皇の時代の994年(正暦5年)6月、都で大規模な疫病が流行した際に当社地の疫神を2基の神輿を造って船岡山に安置し、神慮を慰め奉って悪疫退散を祈ったのが、現在行われている「今宮祭」の起源です。

またこの際、京中の老若男女は挙って神輿に供をし船岡山へ登り、綾傘に風流を施し囃子に合わせて唱い踊り、音楽奉納の後、病魔のよれる人形を難波江に流したといわれ、現在の「夜須礼(やすらい祭)」の起源となっています。

その後1001年(長保3年)に再び疫病が流行すると、一条天皇は疫神を船岡山から再び現在の当社地に奉遷し、新たに設けられた神殿三宇ともども「今宮社」と命名します。これが今宮神社のはじまりです。

そして疫病が流行する度に紫野御霊会は営まれ、やがて今宮社の祭礼「今宮祭」として定着し、現在は毎年5月に行われています。

ちなみに「今宮」という名称は、それまでこの地にあった疫神社に対して「新しい宮」という意味で名付けられました。

桂昌院による復興と縁結びの「玉の輿神社」

創建以来、朝廷・民衆・武家といった朝野の崇敬を集め、1284年(弘安7年)には正一位の神階も授与されて発展しますが、その後は戦国の騒乱に巻き込まれるなどして荒廃。更に応仁・文明の乱(1467-78年)の兵火で焼失しています。

1593年(文禄2年)に豊臣秀吉は今宮社の御旅所を再興し神輿1基を寄進していますが、本格的な再建は江戸時代に入ってからとなります。

江戸時代に入ると、西陣の八百屋に生まれた「お玉」は3代将軍・徳川家光の側室となり、やがて5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院として大奥で権勢を振るうこととなります。

桂昌院は神仏に対する信仰心が強く、善峯寺など京都の寺社の復興にも力を注いでいましたが、中でも今宮社に対する崇敬と西陣に対する愛郷の念は強く、1694年(元禄7年)には御牛車や鉾を寄進したほか、祭事の整備や氏子区域の拡充、やすらい祭の復興など様々な施策を行い復興に大きく寄与しました。この際に社領として今宮神社に50石も与えられています。

また桂昌院は八百屋の娘から将軍の生母として従一位にまで昇りつめたことから「玉の輿」ということわざの由来になったとの説もあり、現在も「玉の輿神社」と通称され、縁結びの御利益でも人気を集めています。

1896年(明治29年)に本社殿を焼失していますが、1902年(明治35年)には再建されています。
その後も西陣をはじめ多くの人々の崇敬を集め、今日に至っています。

無病息災・健康長寿を願って開催、京都三大奇祭の一つ「やすらい祭」

「やすらい祭」の歴史

「やすらい祭(やすらいまつり)」は毎年4月の第2日曜日に開催される、疫病を鎮め健康長寿を祈願するお祭り。「夜須礼祭」と表記するほか「鎮花祭」「やすらい花」とも。

紫野の疫(えやみ)社は古来より疫病除けの神として崇められ、この地域に疫病が流行すると、人々は風流の装いを凝らして疫社に詣で、疫病の鎮静と安穏を祈願していたといいます。

同じく疫病が流行した際にこれを鎮めるために各地で行われていた「御霊会」に起源を持つものですが、一条天皇の代の994年(正暦5年)に都に疫病が流行した際、船岡山にて「御霊会」が営まれたのを契機として毎年盛んに行われるようになったといいます。

しかし平安後期の1154年(久寿元年)、祭のために京中の人々があまりにも風流を凝らし、行装が華美に過ぎるとして勅命により禁止に。

その後鎌倉初期の1210年(承元4年)に復活し、応仁の乱での一時中絶を経て、江戸時代に入った1694年(元禄7年)、第5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院による社殿の造営、神輿、御鉾の寄進とともに再興されて今日に至ります。

「やすらい祭」とは?

疫神は桜の花が散りはじめる陰暦3月頃に花の精にいたずらをして回るといわれ、元々は3/10でしたが、明治の改暦以後は4/10となり、現在は4月の第2日曜日に開催されています。

このうち祭りの中心をなすのは約2mの大きさで、桜や椿などの生花で飾られた赤い「花傘(はながさ)」。「風流傘」「傘鉾」とも呼ばれ、この花傘の下に入るとその年の厄が除かれ一年間病気にかからず健康に暮らせるといわれていることから、皆が競って傘の下に入り、観客も一体となって祭を楽しめるのも魅力の一つです。

そしてこの花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちをはじめとする約20名の行列が、笛や太鼓のお囃子に合わせて長い髪を振り乱しながら町を踊り歩き、「やすらい花や」の掛け声とともにやすらい踊りで花傘に惹き寄せられた疫神を今宮神社境内の疫社へと鎮めて一年の無病息災を祈願します。

1987年(昭和62年)には地域に根差した民俗行事として国の重要無形民俗文化財にも指定されており(登録名は「やすらい花」)、「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」とともに京都の三大奇祭の一つにも数えられています。

また「京都の春の祭りの先駆け」をなす祭であることから、祭の日が好天に恵まれるとその年の京都の祭はすべて晴れ、雨ならすべて雨が降るという言い伝えも残っているといいます。

勇壮な御神輿と八乙女さんの可愛らしい姿が印象的な「今宮祭」

「今宮祭」の歴史

「今宮祭(いまみやまつり)」はその名のとおり今宮神社を代表する祭の一つで、毎年5月に開催されています。

平安時代に疫病が流行した際にこれを鎮めるために各地で行われていた「御霊会」の一つで、一条天皇の代の994年(正暦5年)に都に疫病が流行した際、船岡山にて営まれた「紫野御霊会(むらさきのごりょうえ)」を起源とし、その後も疫病が流行るたびに紫野御霊会が営まれましたが、やがて今宮神社の祭礼として定着します。

中世までは官祭として営まれていましたが、平安後期の1154年(久寿元年)、平行して行われてきた「夜須礼祭(やすらいまつり)」があまりにも華美に過ぎるとして勅命により禁止となると、それとともに「今宮祭」自体も衰えて中絶されました。

その後1259年(正元元年)に祭礼が行われた記録が残り、この頃から復活したものと思われ、応仁の乱での一時中絶を経て、江戸時代に入り第5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院による社殿の再建などとももに復興を遂げ、また今宮神社の氏子区域の中心を占める西陣織で知られる西陣の発展なども手伝って以前のような華やかさと賑わいを取り戻したといいます。

「今宮祭」とは?

今宮祭は大きく分けて今宮神社より祭神を乗せた神輿3基を含めた行列が氏子区域を巡幸し御旅所へ向かう「神幸祭(しんこうさい)」と、御旅所を出発し今宮神社本社へと帰還する「還幸祭(かんこうさい)」で構成され、神幸祭は「おいでまつり」、還幸祭「おかえりまつり」とも呼ばれて親しまれています。

毎年5/1に「神輿出し」、5/5に「神幸祭」、5月15日に近い日曜日に「還幸祭」、そして5/19に「神輿おさめ」の順に行われ、神幸祭と還幸祭の間に笹の葉で大釜の湯を勢いよく散らして無病息災を祈願する「湯立祭(ゆたてさい)」や2014年からは御旅所に古くからある能舞台で地域の学生たちが伝統芸能などを披露するイベント「能舞台フェスタ」なども行われます。
そして期間中の御旅所では露店の出店もあり、夜になると多くの氏子や参拝客などで賑わいます。

今宮祭の行列は車太鼓を先頭に剣鉾、八乙女、花車、伶人、御神宝、牛車などが続き、先神輿(安居院)・中神輿(鷹峯)・大宮神輿(おおみや)の神輿3基、最後に神職がこれに供奉しますが、祭の主役はもちろんお神輿。

今宮神社の3基の神輿は大きさ、重さともに京都一とも言われ、総勢100人もの勇壮な男たちの手で交替で担がれていきます。
そしてこの3基の神輿に「こども神輿」と女性たちが担ぐ「玉の輿神輿」も加わり、賑やかな雰囲気で行列は進んでいきます。

祭に華を添える可愛らしい「八乙女さん」

更に注目すべき存在といえるのが緋色の袴姿に純白の千早姿が印象的な「八乙女さん(やおとめさん)」。
「八乙女」とは神楽や舞をもって神に奉仕する8人の巫女のことで、奈良の春日大社や広島の厳島神社など全国各地の神社の祭でもその姿が見られますが、今宮神社の八乙女は幼い女の子たちで構成され、和服姿の親御さんに付き添われて歩く姿や八乙女舞を奉納する姿がとても可愛らしく、祭に華を添えてくれる貴重な存在となっています。

「神占石」でもあり「重軽石」でもある今宮の奇石「阿呆賢さん」

本殿の手前にある拝殿の西側には「阿呆賢さん(あほかしさん)」と呼ばれる奇石が祀られているお堂があります。

古くから「神占石(かみうちいし)」とも呼ばれ、病気平癒を祈願してこの石を軽く撫で、その手で身体の悪い部分をさすると、病気が平癒し健康の回復を早めといわれています。

またいわゆる「重軽石(おもかるいし)」とも呼ばれ、石を手のひらで軽く3度叩いてから持ち上げると重くなり、次に願い事を込めて3度撫でてから再び石を持ち上げた時に軽く感じると願いが成就するといわれています。

東門前に2軒の老舗が向かい合う門前名物の「あぶり餅」

今宮神社の東門の門前には、参道を挟んで二軒のあぶり餅屋があり、門前名物の「あぶり餅(あぶりもち)」の香ばしい香りがいつも漂っています。

南側の「かざりや」は江戸初期1637年(寛永14年)の創業で約400年、北側にある「一文字屋和輔(いちもんじやわすけ)(一和)」は1000年(長保2年)の創業で何と1000年以上の歴史を有しており、平安時代より続いている日本最古の和菓子屋とされている老舗中の老舗です。

あぶり餅は初代・一文字屋和助が香隆寺(現在の上品蓮台寺)の名物だった「おかちん(あぶり餅)」を作り、今宮神社に供えたのがはじまりだといいます。

当時京の町には疫病が流行し、これを鎮めるために御霊会が行われましたが、その際にこの餅を神社に供えてから家に持ち帰り、食べると疫病を逃れたといいます。

応仁の乱などの戦乱や飢饉のときに庶民に振る舞われたとも伝わり、また千利休はあぶり餅を茶菓がわりに用いたといい、現在も千家の御用達なのだとか。

作り方は餅を親指大に小さくちぎり、黄粉をまぶして竹串に一つずつ刺し、これを焦げ目がつくまで炭火にあぶってから白味噌の甘だれをかけます。

2店舗とも客の注文を受けてからその場であぶり始め、保存料などは用られておらず、販売は店頭に限定。価格、餅の本数は同じで、販売されているのもあぶり餅のみ。定休日も同じですが、白味噌は2軒で異なるものを用いているといいます。

あぶり餅に使われている竹串には、今宮神社に奉納された斎串(いぐし)が用いられており、毎年4月に行われている「やすらい祭」の鬼が持つ花傘の下に入ると御利益があるのになぞらえ、あぶり餅を食すと病気平癒や厄除けの御利益があるとして人々に愛されています。

地域の交流の場として毎月1日に開催「今宮市手作りフリーマーケット」

今宮神社の境内では、地域のコミュニケーションを図る目的で毎月1日の10:00~15:00に「今宮市手作りフリーマーケット」が開催されています。

古木を組み立てた飾りや、季節の花々、新鮮な野菜や果物のほか、古道具・日用雑貨・衣類など手作りの商品を中心に出品されていて、今は使っていないものも不要な人から必要な人へと引き渡す役割を果たすことで、実用的かつ環境にも優しいフリーマーケットを目指しているといいます。

今宮神社の施設案内

今宮神社は大徳寺の西側、船岡山公園の北側に位置し、北大路通と今宮門前通の交差する「今宮門前」の交差点を北へ進んだ先にあります。

交差点を今宮門前通の方へ北に進んですぐの所に大きな朱色の鳥居があり、鳥居をくぐって更に約400mほど北へ進むと突き当たりに朱色の立派な楼門(南門)が出迎えてくれます。

楼門をくぐり参道を北へ進むと拝殿があり、その奥に祭神を祀る本殿が鎮座しています。
他方拝殿の右手(東)に社務所や参集所、左手(西)には阿保賢さんの奇石や神社を中興した徳川綱吉の母・桂昌院のレリーフなどがあり、その更に西側に摂社・末社がずらりと並んでいます。

神社にはもう一つ東側にも門があり、こちらには門前名物として有名な2軒のあぶり餅の老舗が参道を挟んで向かい合うようにして店を構えています。

楼門~本殿

  • 今宮門前
    今宮門前

     

  • 鳥居
    鳥居

     

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    今宮門前通

     

  • 府社 今宮神社の石標
    府社 今宮神社の石標

     

  • イチョウ並木
    イチョウ並木

     

  • 楼門(南門)
    楼門(南門)

     

  • 参道
    参道

     

  • 拝殿
    拝殿

     

  • 本殿
    本殿

     

  • 疫社本殿
    疫社本殿

     

  • 祈祷口
    祈祷口

     

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    神楽殿

     

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    儀式殿

     

  • 紅しだれ桜
    紅しだれ桜

     

  • 社務所
    社務所

     

  • 参集所
    参集所

     

  • 今宮松風会館
    今宮松風会館

     

境内西側

  • 絵馬舎
    絵馬舎

     

  • 桂昌院レリーフ
    桂昌院レリーフ

     

  • 紫野稲荷社・織田稲荷社
    紫野稲荷社・織田稲荷社

     

  • 納札所
    納札所

     

  • 阿保賢さん(神占石)
    阿保賢さん(神占石)

     

  • 月読社
    月読社

     

  • 地主稲荷社
    地主稲荷社

     

  • 石鳥居
    石鳥居

     

  • 若宮社
    若宮社

     

  • 若宮社拝殿
    若宮社拝殿

     

  • 日吉社
    日吉社

     

  • 大将軍社
    大将軍社

     

  • 八幡社
    八幡社

     

  • 八社
    八社

     

  • 石碑
    石碑

     

  • 織姫社
    織姫社

     

  • 紋碑
    紋碑

     

境内東側

  • 東門
    東門

     

  • 神橋
    神橋

     

  • 橋

     

  • 神馬舎
    神馬舎

     

  • 宗像社
    宗像社

     

  • 鯰の台石
    鯰の台石

     

  • 手水舎(お玉の井)
    手水舎(お玉の井)

     

  • 神輿庫
    神輿庫

     

  • お手洗
    お手洗

     

  • 桂樟蹊子句碑
    桂樟蹊子句碑

    俳人・桂樟蹊子の句「安良居に 七野なごりの 松のかげ」が刻まれている

  • 本殿旧跡
    本殿旧跡

     

  • 力石
    力石

     

  • NO IMAGE
    アカマツ

     

関連

  • 今宮神社御旅所
    今宮神社御旅所

     

周辺

今宮神社の主な年間行事・カレンダー

年中行事

1/1
歳旦祭(さいたんさい)・初詣

新年を祝い皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに、氏子崇敬者と地域社会の平和と繁栄を祈願する中祭

1/19
疫神社 疫神祭

 

2/3
節分祭(せつぶんさい)

 

2/11
紀元祭(きげんさい)

神武天皇が即位した建国の日に際して、皇室の繁栄と国の益々の発展を祈る中祭

2/17
祈年祭(きねんさい)

皇室の弥栄と国家・国民の一年の安泰を祈願する大祭
五穀豊穣をはじめあらゆる産業の発展、国力の充実が祈願される

4月第2日曜
やすらい祭(夜須礼祭)(やすらいまつり)

疫病を鎮め健康長寿を祈願するお祭りで国の重要無形民俗文化財
「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」とともに京都の三大奇祭の一つ
疫神は桜の花が散りはじめる陰暦3月頃に花の精にいたずらをして回るといわれ、桜や椿などの生花で飾られた赤い「花傘(はながさ)」を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちをはじめとする約20名の行列が町を踊り歩き、やすらい踊りで花傘に惹き寄せられた疫神を今宮神社境内の疫社へと鎮めて一年の無病息災を祈願する
花傘の下に入ると厄除けとなり、一年間病気にかからず健康に暮らせるといわれている
[12:00]光念寺出発
[15:00頃]今宮神社到着
[15:30頃]今宮神社出発
[17:00頃]光念寺到着

5/5
今宮祭 神幸祭(いまみやまつり しんこうさい)

10:00より今宮神社より祭神を乗せた神輿3基を含めた行列が氏子区域を巡幸し御旅所へ向かう別名「おいでまつり」
12:00頃より出発に先立ち本殿前にて八乙女さんによる「八乙女舞」の奉納
千本北大路を先頭に行列は北大路通を東へ進み、北大路旧大宮の角を曲がり16:00頃に御旅所へ
神幸列は車太鼓を先頭に剣鉾、八乙女、花車、伶人、御神宝、牛車などが続き、先神輿(安居院(あぐい))・中神輿(鷹峯)・大宮神輿(大宮)の神輿3基、最後に神職がこれに供奉する

祭礼期間中1日
今宮祭 湯立祭(いまみやまつり ゆたてさい)

御旅所にて、笹の葉で大釜の湯を勢いよく散らして無病息災を祈願する神事
14:00より神輿が安置されている奉安殿の前に注連縄を張って作られた神域に大釜を置いて熱湯を沸かし、巫女が「湯立の舞」の神楽を舞った後、笹の小束を持って大釜の湯を参詣客に振りかけて穢れを祓う

祭礼期間中1日
能舞台フェスタ in 今宮御旅所

御旅所に古くからある能舞台で地域の学生たちが伝統芸能などを披露するイベント
御旅所内では露店の出店もあり多くの人で賑わう
2014年(平成26年)から開催され好評を博している
[Facebook]

5/15に近い日曜日
今宮祭 還幸祭(いまみやまつり かんこうさい)

御旅所を出発した神輿3基を含めた行列が氏子区域を巡幸し今宮神社本社へと帰還する別名「おかえりまつり」
神輿には祭神を乗せた3基のほか「こども神輿」と女性たちが担ぐ「玉の輿神輿」も加わる
11:30より出発に先立ち御旅所の能舞台にて八乙女さんによる「八乙女舞」の奉納
13:00より大宮寺之内を先頭に行列は東へ、御供所にて還御祭が行われた後、氏子区域を練り歩き、17:30~19:00頃に今宮神社へ戻り拝殿上げが行われる

6/30
大祓(夏越祓)(なごしはらえ)

神職以下参列者全員で茅の輪(ちのわ)をくぐり、大祓を奏上する中で斎庭に設えた「やすらい人形」を忌火で焼納
半年の間に身につけてしまった罪や穢れを祓い清める、誰でも自由に参加可能
15:00

7/23
大将軍社 例祭

 

8/6
織姫社 七夕祭

10年以上前に途絶えていたものを2016年(平成28年)に再興
七夕伝説の織女に機織を教えたように人の創造性・英知である技芸を司る今宮神社の織姫社の「栲幡千千姫命(織姫乃大神)」に地域のモノづくりの人々が感謝・交流する祭事
宵祭として8/4・8/5の午後にものづくりの現場を公開して織姫社の祭神への感謝を表す「公開工房」を開催
[Facebook]

10/1
織姫社 ネクタイ供養

 

10/8
例大祭前夜祭(前夕神事)

19:00より御神楽奉納

10/9
例大祭

10:00より東遊奉納

11/11
織姫社 西陣の日

西陣の織物に携わる人たちが集まり、織物の祖神に感謝し織物と西陣の繁栄を祈願

11/23
新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)

皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈願する大祭
祈年祭と対をなす祭で、一年間の収穫や発展・充実を感謝する

11/23
大将軍社 火焚祭

 

12月第1日曜
地主稲荷社 火焚祭

6月の夏越祓と対をなす祭として開催される
地主稲荷社に蜜柑やおこし、火焚饅頭などを供え、大祓を奏上する中で人形を焼納して健康・家内安全を祈願
参列者一人ひとりが玉串を捧げ拝礼する
11:00

12/31
除夜祭(じょやさい)

大晦日の夜から元旦にかけて執り行われる除夜の神事
行く年の無事に感謝し来る年の安全を祈願

毎日・月並行事

毎月1日
今宮市手作りフリーマーケット

地域のコミュニケーションを図る目的で、毎月1日に今宮神社の境内で開催
古木を組み立てた飾りや、季節の花々、新鮮な野菜や果物のほか、古道具や日用雑貨、衣類など、手作りの商品を中心に出品される
10:00~15:00

毎月1日
月次祭(つきなみさい)

月ごとの決まった日に行われる小祭
皇室の弥栄と国の繁栄、地域と氏子崇敬者の安寧を祈願

毎日
日供祭(にっく)

毎日人々の家内安全・無病息災を祈願
日供を献備すると特にその名前を神前に掲げて繁栄・安泰を祈願してもらえるという

花ごよみ

4月上
桜(サクラ)

本殿の両側にピンク枝垂桜と白色のソメイヨシノ(疫社前)
他にも東門そばの山桜など境内に数本の桜が見られ、落ち着いた雰囲気で桜が楽しめる

11月下~12月上
紅葉(こうよう)

見頃はやや遅めであぶり餅の茶屋のある東門前や本殿・拝殿前、摂社・末社の多い本殿の西側などに見られる
あぶり餅を頂きながら紅葉を楽しむという贅沢なひと時を過ごすことができる

11~12月
銀杏(イチョウ)

今宮神社前の楼門から北大路通へと続く今宮門前通の約200mはイチョウ並木が続く

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