浄安寺 京都観光

浄安寺

浄安寺

 

 

浄安寺とは?(基本データ)

名前
浄安寺(じょうあんじ)
エリア
久御山
ジャンル

寺社 椿

正式名
国穏山 快楽院 浄安寺(こくおんざん けらくいん じょうあんじ)
建立・設立
1053年(天喜元年)、「浄福寺(じょうふくじ)」として創建
1573年(天正元年)に中興され、第106代・正親町天皇より寺号と勅額を賜る
創始者
[開基] 仁海(にんがい)
[中興] 玄誉徹公(げんよてつこう)
宗派
浄土宗
山号
国穏山(こくおんざん)
本尊
阿弥陀如来立像
寺紋
 
アクセス
  • 京阪本線「」駅下車 バスで「佐山」まで約25分
  • 近鉄京都線「大久保」駅下車 バスで「佐山」まで約15分
  • 京都京阪バス「佐山」(20・21・21A・21D系統ほか)下車 東へ徒歩約2分
  • 第二京阪道路「久御山南IC」より車で約5分
  • 京滋バイパス「久御山淀IC」より車で約10分
駐車場
13台(無料)
拝観料
無料
お休み
なし
拝観時間
9:00~17:00
住所
〒613-0034
京都府久世郡久御山町佐山双置80
電話
0774-41-6036
FAX
-
公式サイト
浄安寺 浄土宗
椿展 浄土宗京都教区
月見会 久御山町
除夜の鐘 久御山町

浄安寺の地図

浄安寺のみどころ (Point in Check)

京都府久世郡久御山町佐山双置、京都府南部の久御山町の南側、国道1号線と府道15号宇治淀線の交わる佐山の交差点から府道15号をやや東へと進んだ先にある、「国穏山快楽院(こくおんざんけらくいん)」と号する浄土宗の寺院。
山号は国穏山、本尊は快慶作と伝える阿弥陀如来立像で、洛南の「椿寺」として知られている寺院です。

寺伝によれば、平安後期の1053年(天喜元年)、仁海(にんがい 951-1046)によって創建された浄福寺(じょうふくじ)がそのはじまりで、1124年(天治元年)に椏本八幡宮(あてもとはちまんぐう)(現在の雙栗神社(さぐりじんじゃ))の神宮寺となり、鎌倉末期の1331年(元弘元年)には勅願寺となったといいます。

そしてその後、戦国時代の1573年(天正元年)に宇治平等院の玄誉徹公(げんよてつこう)によって中興され、第106代・正親町天皇(おうぎまちてんのう 1557-86)から寺号と勅額を賜っています。また江戸時代には「城南近在三十三所観音霊場」の第18番札所でもあったといいます。

境内には450年の歴史を有し快慶作と伝える阿弥陀如来立像を安置する本堂のほか、観音堂や鐘楼などがありますが、このうち観音堂に安置されている聖観音菩薩立像は、像高142cmの欅(けやき)一木造漆箱で、仏師・定朝(じょうちょう)の父・康尚(こうじょう 990-1020)時代の特色を備えた秀麗な美作であり、江戸初期1676年(延宝4年)の「椏本八幡宮縁起」に安阿弥(あんなみ)(快慶)の作と記され、近世の地誌である「山州名跡志」にも同様に記されているといい、久御山町指定文化財に指定されています。

また茶室「聞名庵(もんみょうあん)」は椏丸太普請の2階建の数寄屋造で、第8代京都市長を務めた安田耕之助(やすだこうのすけ 1883-1944)の別邸から移築されたものだといいます。

現在はとりわけ椿の名所として知られていて、2月中旬~4月中旬にかけて江戸後期から伝わる固有種で門外不出ともされ、親指くらいの小さな白い花を咲かせる「浄安寺椿」をはじめ、ここでしか見られない稀少品なども含め230種を超える椿が次々と花を咲かせます。

見頃の期間中には「椿展」が開催され、本堂に約50種の椿の一輪挿しの花瓶も飾られるほか、お茶のふるまいなどのおもてなしもあり、多くの参拝者の心を癒してくれます。

浄安寺の施設案内

 

境内

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    門前

    東面

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    「観世音尊像 浄安寺」の石標

     

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    山門

     

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    「浄安寺」の寺号標

     

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    駒札

     

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    参道

     

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    鐘楼

    山門くぐってすぐ左

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    地蔵堂

     

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    庭と十三重石塔

     

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    写経塔

     

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    本堂

     

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    茶室「聞名庵(もんみょうあん)」

    立ちつくばいは江戸初期の茶人・松花堂昭乗の遺愛の松花堂型手水鉢

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    庫裏玄関

     

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    観音堂

    安置されている聖観音菩薩像は久御山町文化財に指定

周辺

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    雙栗神社

     

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    府道15号

     

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    佐山バス停

     

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    佐山交差点

     

浄安寺の主な年間行事・カレンダー

年中行事

3~4月中頃
椿展

江戸後期から伝わる固有種で門外不出ともされ、親指くらいの小さな白い花を咲かせる「浄安寺椿」をはじめ、ここでしか見られない稀少品なども含め230種を超える椿が次々と花を咲かせる
見頃の期間中には「椿展」も開催され、本堂に約50種の椿の一輪挿しの花瓶も飾られるほか、お茶のふるまいなどのおもてなしも行われる

9月の満月(十五夜)に近い日曜
月見会

満月が山門の上に姿を見せる18時から21時頃の間にお茶会が開かれる
境内の庭園に緋毛氈(ひもうせん)が敷かれ、芒(すすき)や桔梗(ききょう)、萩(はぎ)や撫子(なでしこ)といった秋の七草や、果物・団子が供えられ、琴の音色を聞きながら野点が行われる

12/31
除夜の鐘

 

月並行事

 
 

 

花ごよみ

2月中~4月中
椿(ツバキ)

 

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