長刀鉾
長刀鉾とは？(基本データ)
- 名前
- 長刀鉾(なぎなたほこ・なぎなたぼこ)
- エリア
- 三条寺町・四条河原町
- ジャンル
- 歴史
- 1467～77年の「応仁の乱」以前にもその存在が記録に残っている古い歴史を持つ
- 種類
- 鉾(ほこ)
- 真木・稚児
- 長刀
生稚児(唯一人間の稚児が鉾に搭乗) - ご利益
- 厄除け・疫病除け
- 山鉾建て
- 7/10 7:00～
- 曳き初め
- 7/12 15:30～
- 会所公開
- [鉾・曳山への搭乗]
7/13 13:00より(女人禁制)
[粽販売]
7/13 9:00より - 授与品
- 厄除けちまき、手ぬぐい、扇子、御守り、ミニ鉾など
- 巡行順
- 前祭1番目(くじ取らず)
- 懸装品
- [前懸]ペルシャ花文様絨毯、ペルシャ絹絨毯(旧)
[胴懸]中国玉取獅子図絨毯、十華図絨毯、梅樹図絨毯、中東連花葉文様インド絨毯などの復元品
[見送]雲龍波濤文様綴織(2005年(平成17年)に復元新調) - 紋章
- アクセス
- 住所
- ■公益財団法人長刀鉾保存会
〒600-8008
京都府京都市下京区四条通東洞院西入長刀鉾町 - 公式サイト
- 長刀鉾 囃子方の公式ホームページ
長刀鉾祇園囃子保存会k-kimura Facebook
長刀鉾の地図
長刀鉾のみどころ (Point in Check)
京都のオフィス街の中心である四条烏丸交差点のすぐ東に位置する、祇園祭を代表する鉾。
古来より「くじ取らず」で、前祭の山鉾巡行では必ず巡行の先頭を務め、また生稚児が鉾に乗り込むのも現在ではこの鉾だけで、長刀鉾のお稚児さんは7月1日の祇園祭の冒頭を飾る「稚児お千度」や7月17日の前祭山鉾巡行における前祭巡行の最大の見所「注連縄切り」や鉾の上での「太平の舞」など、祇園祭において常に注目を浴びる存在です。
名前の由来は鉾先きに煌びやかに輝く大長刀から。
長刀は古来より疫病邪悪を祓うものとされ、平安時代末の刀工で三条派の祖でもある三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか 938-1014)が娘の病気平癒を感謝して八坂神社に奉納した大長刀が用いられていたが、その後1522(大永2年)に三条長吉作のものと取り換えられ、1675年(延宝3年)には和泉守来金道作、そして現在は文化財保護の観点から複製品のレプリカが使用されています。
ちなみに真木の中ほどにある「天王座」には、かつての鉾先の長刀を愛用し勇猛果敢で知られた源氏の武将・和泉小次郎親衡(こいずみこじろうちかひら)の人形が守護神として祀られ「天王さん」として親しまれています。
また懸物も豪華絢爛なことで知られ、16～18世紀に作られた舶来品の貴重なペルシャおよび中国の絨毯の、現在は復元品が使用されています。
長刀鉾の主な行事・カレンダー
- 7/1
長刀鉾稚児お千度の儀 八坂神社
10:00
- 7/1～7/9頃
二階囃子 長刀鉾
- 7/2
くじ取式 京都市役所
10:00より市会議場にて
- 7/2
山鉾連合会社参 八坂神社
11:30頃
- 7/5
長刀鉾町吉符入・稚児舞披露 長刀鉾
15:30頃
- 7/10
前祭 山・鉾建て 各山鉾町
10:00
- 7/12
鉾曳き初め 長刀鉾
15:30
- 7/12～7/16
山鉾上でのお囃子 長刀鉾
夕方頃～
- 7/13
長刀鉾稚児社参 長刀鉾町～八坂神社
10:00(長刀鉾町)、11:00頃(八坂神社)
- 7/14
古式一里塚松飾式 松原中之町(祇園床)
14:00
- 7/14
宵々々山 長刀鉾
夕方～
- 7/15
宵々山 長刀鉾
- 7/16
宵山 長刀鉾
- 7/16
日和神楽 長刀鉾～御旅所～八坂神社～祇園甲部
23:00頃～
- 7/17
前祭山鉾巡行 四条通～四条河原町～河原町御池～新町御池
9:00
くじ改め、注連縄切り、辻回しなどの見どころ- 7/17
お位返しの儀 八坂神社
- 7/18～7/23
祇園囃子奉納 四条御旅所
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- β版公開：2017/07/14(Fri)
- 登録日時：2017/07/14(Fri)
- 最終更新：2017/07/19(Wed)