洞玄寺(ぼたん寺)
戦国期の山城跡に創建、ぼたん寺の愛称で親しまれる寺
福知山東部石原の見晴らしの良い高台にある曹洞宗寺院。 境内は戦国時代に山城を築いた地元の土豪・大槻氏の石原城跡地で、土塁や空堀も残され戦国期の城の形態を今に伝える。城址は市指定史跡。 ぼたん寺の愛称で親しまれ5月頃に30種約250株の牡丹が色とりどりの大輪の花を咲かせる。福知山花の十景
洞玄寺(ぼたん寺)とは?(基本データ)
- 名前
- 洞玄寺(ぼたん寺)(どうげんじ(ぼたんでら))
- エリア
- 福知山
- ジャンル
- 建立・設立
- 天文年間(1532~1554年)に安芸から大槻安芸守政治(光頼とも)が土着して館と城を築く、のち隠居し法名「洞玄」を名乗り草庵を結ぶ
1587年(天正15年)、政治没後廃墟となっていた石原城の城址に政治の弟が政治の菩提を弔うため、石原の僧・華翁を開山として創建、寺号は法名にちなむ - 創始者
- [築城] 大槻政治(光頼)
[開山] 華翁栄公 - 宗派
- 曹洞宗
- 山号
- 金光山
- 本尊
- 釈迦牟尼仏
- 寺紋
- 札所等
- 福知山花の十景
- アクセス
- 駐車場
- あり(無料)
- 拝観料
- 境内自由
- お休み
- 拝観時間
- 住所
- 〒620-0804
京都府福知山市石原2-242 - 電話
- 0773-27-5036
- FAX
- 0773-20-5292
- 公式サイト
- 洞玄寺 曹洞宗近畿管区教化センター
洞玄寺 曹洞禅ナビ
福知山花の十景 福知山観光協会
石原城跡 福知山市
洞玄寺(ぼたん寺)の地図
洞玄寺(ぼたん寺)のみどころ (Point in Check)
京都府福知山市石原(いさ)、福知山東部のJR石原駅から南西に約300mの見晴らしの良い高台にある曹洞宗寺院。
戦国時代の天文年間(1532~1554年)に安芸から大槻安芸守政治(光頼とも)が土着して館と山城「石原城」を築き、後に隠居して法名「洞玄」を名乗り草庵を結んだのがはじまり。
政治は1555年(弘治元年)に没し、その後長らく廃墟となっていましたが、1587年(天正15年)、石原城の城跡に政治の弟が政治の菩提を弔うため、石原の僧・華翁(かおう)を開山として創建、寺号は政治の法名「洞玄」にちなんだものといいます。
2003年(平成15年)と2004年(平成16年)に行われた調査によると、寺に残る城跡は部分的に破壊されてはいるものの、現在も境内の南側を中心に土塁や空堀がよく残されており、戦国期の城の形態を今に伝える重要な遺構として2007年(平成19年)7月に城址(土塁・空堀)が福知山市の文化財(史跡)に指定されています。
また京都でも有数の牡丹(ボタン)の名所として有名で、「ぼたん寺」の愛称で親しまれ、福知山観光協会の選定による「福知山花の十景」の一つにも選ばれています。
1978年(昭和53年)に檀家が両親の供養にと牡丹50株を寄進し植えたのがはじまりで、その後30種約250株となり、大雪などの影響で枝が折れたりし現在は150株ほどだといいますが、毎年5月頃には赤やピンク、白など色とりどりの牡丹が大輪の花を咲かせ、参拝者の目を楽しませています。
洞玄寺(ぼたん寺)の施設案内
境内
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門前寺号標
境内北側の府道8号福知山綾部線沿いにある
寺院というよりはまるで城のような門前の雰囲気が印象的
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石段
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門
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参道
石畳の参道の両脇に石造の観音像が無数に並ぶ
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粟嶋神社
参道突き当たり左
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秋葉宮
参道突き当たり正面
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門
参道突き当たり右
門をくぐると本堂へと続く参道に出る
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参道
本堂前まで石畳の参道が続き、右手に観音菩薩像が並ぶ
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観音菩薩像
参道右手(北側)に並ぶ
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庫裏
本堂右側
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本堂
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本堂前庭
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はなれ
本堂左側
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観音堂
本堂手前左
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ぼたん園入口
観音堂の横ほか
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ぼたん園
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堂
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石橋
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空堀と土塁
北側正面に由良川を望み、段丘の東北端を利用し、北側を除く東西と南の三方に土塁・空堀が張り巡らされいるといい、現在も南側を中心に良く残されている
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石原城跡の説明板
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駐車場
境内南側にある
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周辺
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京都府立工業高等学校
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一品神社
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石原交差点
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JR石原駅
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