不思議不動院
不思議不動院とは?(基本データ)
- 名前
- 不思議不動院(ふしぎふどういん)
- エリア
- 衣笠・御室・花園・太秦
- ジャンル
- 正式名
- 大北山 大宝寺 不思議不動院
- 建立・設立
- 1945年(昭和20年)頃
- 創始者
- [開山] 酒井圓心
- 宗派
- 真言宗系単立
- 山号
- 大北山
- 本尊
- 不思議不動明王
- 寺紋
- 真言宗輪宝に中央に「不」の文字
- アクセス
- 駐車場
- 12台(無料)
- 拝観料
- 無料
- お休み
- 境内自由
- 拝観時間
- 9:00~16:00
- 住所
- 〒603-8486
京都府京都市北区衣笠赤阪町1 - 電話
- 075-462-6628
- FAX
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- 公式サイト
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不思議不動院の地図
不思議不動院のみどころ (Point in Check)
京都市北区衣笠赤阪町、世界遺産・金閣寺および五山の送り火の左大文字の北西の不思議之谷、お狐山の山麓一帯に境内を有する真言宗系の単立寺院。
正式には「大北山 大宝寺 不思議不動院」といいますが、本尊・不動明王を参拝した人たちから不思議なご利益を授かったと評判になったことから「不思議不動院」の通称で呼ばれるようになり、地元の方からは「不思議之谷の不思議さん」の愛称で親しまれているといいます。
創建は比較的新しく昭和に入ってからで、戦後まもない1945年(昭和20年)頃、初代の女性住職・酒井圓心が不動明王の夢を見て「難渋苦労している人々を救済せよ」とのお告げを得て、苦労をしている人々を救済するため当時はまだ何もなかった未開の地を開いて堂を建て、持参した不動明王を祀ったのがはじまりとされています。
境内には、不思議不動明王を祀る本堂(護摩堂)のほか、本堂の前の骨の病気に霊験あらたかといわれる「天将不動尊」や商売繁盛や学業成就にご利益のある「天龍神大神」、眼病平癒にご利益のある一光開眼地蔵菩薩、子授け地蔵など、様々な祠やお堂が立ち並び、根強く信仰する人も多いといいます。
毎年12月の冬至の日に、無病息災を願って行われる「かぼちゃ供養」で有名。
昔から一年で昼の時間が最も短くなる冬至の日に「ん」の文字が2つつく食べ物を食べると風邪を引かないという言い伝えがあり、かぼちゃは別名「南京(なんきん)」といい、中風除けやぼけ封じにもご利益があるといい、京都では有名な矢田寺のものなど冬至にかぼちゃを食べる習慣があるといいます。
不思議不動院では、初代・酒井圓心が弘法大師像に不眠、断食、お滝にうたれるなどし、行を終えた毎年12月冬至の日にその満願成就のお礼にとかぼちゃを供え、その「お下がり」を参拝者と分け合って食べたのがはじまりとされていて、当日は大師堂から本堂へと移された「かぼちゃ大師様」という弘法大師様の木像の前にかぼちゃを供えて供養が行われるほか、約50個、約500人分、200kgともいわれるかぼちゃが早朝から信者たちによって大鍋で炊かれて参拝者に振舞われます。
不思議不動院の施設案内
境内
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寺号標
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天門院
塔頭寺院
釈迦如来および脇侍に延命地蔵菩薩を安置
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参道
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本堂(護摩堂)
本尊・不思議不動明王のほか、本尊の左に宇賀の神、右に弘法大師空海の絵を安置
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鎮守社
様々な神様がお祀りされている
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一光開眼地蔵菩薩
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天将不動尊
骨の病気に霊験
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扇滝修行場への入口鳥居
階段降りて行った先に修行場と祠群
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大師堂(かぼちゃ大師堂)
弘法大師像(かぼちゃ大師様)を安置
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天龍神大神鳥居
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天龍神大神
本堂の向かい
大師堂の隣
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心字池
池の周囲に多くの祠
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宿坊
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稲荷社
白玉大神・初王丸宝山稲荷大明神を祀り技芸上達にご利益
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お狐山参道口の石標と鳥居
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奥の社への石段
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地蔵群
石段の途中
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地蔵菩薩石像
周囲には2000体の水子地蔵群
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お狐山からの眺望
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お狐稲荷大明神
奥の社
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周辺
不思議不動院の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1月上
初護摩鏡開き
- 11/28
大護摩法要会
- 12月冬至の日
かぼちゃ大師供養
かぼちゃ供養会は9:30~14:00頃まで
かぼちゃ接待は10:00~15:00
500円(お漬物および護摩木の祈祷付)
なくなり次第終了
月並行事
- 毎月1・6・16・26日
月並祭
11:00