西院春日神社
西院春日神社とは?(基本データ)
- 名前
- 西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)
- エリア
- 二条城
- ジャンル
- 建立・設立
- 833年(天長10年)2月28日
- 創始者
- 淳和天皇
- 祭神
- 建御賀豆智命(タケミカヅチノミコト)
伊波比主命(イワヒヌシノミコト)
天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
比売神(ヒメガミ) - ご利益
- 病気平癒・災難厄除
交通・旅行安全(還来神社) - 例祭
- 10月第2日曜(春日祭)
- 神紋・社紋
- 下がり藤
- 札所等
- 京都十六社朱印めぐり
西大路七福社ご利益めぐり - アクセス
- 駐車場
- 自家用車10台(無料、中ノ橋通より参入)
- 拝観料
- 境内自由・無料
- お休み
- 無休
- 拝観時間
- 授与所受付 9:00~17:00
- 住所
- 〒615-0015
京都府京都市右京区西院春日町61 - 電話
- 075-312-0474
- FAX
- 075-312-2670
- 公式サイト
- 京都・西院春日神社
西院春日神社 京都十六社朱印めぐり
西院春日神社 西大路七福社ご利益めぐり
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西院春日神社の地図
西院春日神社のみどころ (Point in Check)
京都府京都市右京区西院春日町、阪急および嵐電の「西院駅」のすぐそば、四条通と西大路通の交差する「西大路四条」の交差点のやや西側に鎮座する神社で、西院の産土神として知られています。
平安初期の833年(天長10年)2月28日、淳和天皇が仁明天皇に皇位を譲り、退位に伴って離宮「淳和院」に移った際、その鎮守社として勅諚により奈良・春日大社の「春日大神」の4座を勧請したのがはじまり。
以来、皇室をはじめ藤原氏の守護神として、今もなお崇敬を集めています。
なお淳和院は別名を「西院」といい、この地域の地名の由来にもなっており、また付近では当時の淳和院の遺構が発掘され、規模の大きな離宮であったことが判明しているといいます。
平安時代より「病気平癒」のご利益で知られ、特に淳和天皇の皇女・崇子内親王が疱瘡(ほうそう)を患った際に祈願したところ、神前の石が内親王の身代りとなって回復した伝説は有名で、江戸期にも歴代天皇が健康祈願をしたといいます。
ちなみにその石は現在も霊石「疱瘡石」として諸病平癒を祈る多くの人々に信仰され、毎月1日・11日・15日にのみ本殿内で公開されています。
また境内にある摂社「還来神社(もどろきじんじゃ)」に祀られている還来大神は、古くより「旅行安全」の神として知られ、「還来信仰」として崇敬する人が後を絶たないといい、神前の「梛石」は旅行者が撫でると無事に帰って来れるといわれている還来成就の神石として知られています。
祈願・御礼には「わらじ奉納」の慣わしがあり、先の大戦中には出征兵士の無事帰還を願う家族も多数訪れたといいます。
他にも「梛(なぎ)の神木」には災難除け(厄除け)・夫婦和合のご利益、「仁孝天皇御胞衣塚(おえなづか)」は安産・子授け・乳幼児守護と、様々なご利益が頂ける神社として知られています。
毎年秋の10月第2土日はに無病息災・五穀豊穣を感謝する「春日祭」を開催。
日曜日には重さ2トンの東組と西組の2基の御輿(みこし)が出御し、市の無形民俗文化財にも指定されている5基の剣鉾や鼓笛隊、祭に華を添える可愛らしい八乙女さんなどとともに総勢1000名が氏子町内を巡行するほか、露店も出て大いに賑わいます。
西院春日神社の施設案内
境内
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看板
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東鳥居(一の鳥居)
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参道
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石標
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二の鳥居
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授与所
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手水舎
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一願蛙
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南口
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藤棚
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社務所(玄関)
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恩賜乃藤
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八重桜
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春日若宮社
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拝殿(舞殿)
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本殿
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お百度石
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疱瘡石
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奉偲乃梅
本殿左側
高松宮・有栖川宮
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能舞台
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還来神社(もどろきじんじゃ)
旅行安全・還来成就
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わらじ
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梛石
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仁孝天皇御胞衣塚
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絵馬掛
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弁財天・稲荷大明神
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西院宮
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住吉社
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梛(なぎ)の神木
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金刀比羅宮・大元宮・天満宮・猿田彦社
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猿田彦社 開運三さる
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天満宮 牛石(一説に鯉石)
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戦没者招魂碑
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顕彰碑
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鳥居
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藤棚
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井戸
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参道
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駐車場
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藤棚
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西鳥居
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関連
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西院野々宮神社
野宮神社や斎宮神社とともに現存する斎宮跡の一つで、現在は西院春日神社の御旅所となっている
西小路四条の南西、ニトリ京都西院店のやや南
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淳和院跡
西院交差点(西大路四条)角にある高山寺(賽の河原)の前
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周辺
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道標
四条通沿い
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西院駅
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西院春日神社の主な年間行事・カレンダー
年中行事
- 1/1
歳旦祭・初詣
新春招福甘酒接待
- 1/7
若菜祭・七草粥
神前に若菜を供え1年の無病息災と五穀豊穣を祈願、参拝者には若菜粥の接待がある
また1/7に白馬を見ると健康に良いとされる宮中の白馬節句(あおうまのせっく)にちなみ本殿では白馬飾りも公開されるほか風邪除けの勝栗守の授与も
当日は古札焼納祭も併催され正月飾りや破魔矢が焼納される- 1/15
災難厄除祭・ぜんざい接待
- 4/29
藤花祭
幣帛供進使・斎女ご参向
- 6/30
夏越の大祓
茅の輪くぐり
- 8月下の土曜
西院春日・夏まつり盆おどり大会
- 10月第2土日
春日祭(かすがまつり)
無病息災・五穀豊穣を感謝する京都でも屈指の規模を誇る秋祭り
土曜日には鳳輦が御旅所までを往復する「神幸祭」日曜日には2基の神輿と5基の剣鉾、先導を務める鼓笛隊や祭りのヒロイン的存在である可愛らしい八乙女さんなど総勢1000名で構成される行列が西院一帯の氏子区域を練り歩くほか、両日とも露店も出て多くの人で賑わう
東組神輿(千木(ちぎ))と西組神輿(卯ノ鳥(うのとり))の2基の御輿はともに江戸初期に製作されたと伝わり、東組は重さ2t、西組は約1.6tもの重量があるという
5基の剣鉾は市の無形民俗文化財にも指定
西大路四条交差点を神輿が回る「巴廻り」や、巡行途中で披露される「剣鉾差し」や「八乙女神楽奉納」、そして約5時間にわたる渡御の後に本社へと帰ってきた神輿が拝殿の周囲を3度回る「拝殿回り」などが見所
前日土曜
神幸祭(鳳輦渡御)
本社→野々宮神社(御旅所)→本社
10月第2日曜
春日祭(神輿渡御祭)
13時より神輿巡行
本社→野々宮神社(御旅所)→本社
鼓笛隊・稚児・子供神輿・若武者・童女・八乙女・女神輿・剣鉾・神輿2基などで構成- 11/1~11/30
七五三まいり
- 12/31
年越大祓式・鳴釜神事
月並行事
- 毎月1・11・15日
病気平癒霊石「疱瘡石」特別拝観
花ごよみ
西院春日神社のレポート・旅行記
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2017年06月30日
夏越の祓・茅の輪くぐり2017 西院春日神社
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2017年04月29日
西院春日神社 藤花祭2017
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2017年01月15日
雪の西院春日神社2017
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2017年01月3日
西院春日神社 初詣2017